田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

雨上がり 

2012年04月23日 | 日記

4月23日(月)  曇り   雨   断続的に激しく降る 夕方には上がる

このところ連日のイベントで少々お疲れモード、何時になく目覚めは遅くなった。力仕事をしたわけでも無いの身体の節々が痛む。肩から首筋、そして背骨の両脇がギシギシ云うように感じる。

朝飯を片付けてから3日分の生ゴミを段ボール堆肥にするために外へでる。いままで目立つこと無かった庭には蒼いとんがり帽子のようなムスカリが岳を伸ばしている。

白のイカリソウが蕾を開きだしたところで昨日からの雨に打たれている。この手の花は雨に弱い。透き通るような白の花、これが満開になる頃には裏山の赤いイカリソウが花を開くだろう。今年は春が遅れたので、昨年よりも半月ほど遅れての開花だ。

昨日は午後からボランティア集団「町民活動センター」の総会が開かれた。開かれたと云うと他人事のように聞こえるが、俺は執行部の責任者となっているので、年明けから気を揉んでいた。昨年の大きな災害ではボランティア活躍して多くのドラマが繰り広げられたが、日頃の生活の中でボランティアとなると難しい。何処の団体でも世代交代をいかにスムーズに行うかが大きな課題となっている。この町の人口7000人で高齢化は30%になるのは時間的なこと。この中でどのようにつなげていくか、大きな課題だろう。

総会はこと無く全ての審議事項で承認が採られ、事なきを得たが新たに始まる一年間の事業運営に夢を広げたい。総会終了後は、町の出前講座「我が家の防災」と題したDVDを見ながら認識を新たにした。

午後には激しく雨が降るかと思うと直ぐに止む、再び降り始める流れる曇に合わせたようなモノ降りだった。リビングの目の前の桜、プリンセス雅モップ蕾の色を濃いピンクに変え、いつでも開花はOKのようだ。

桜より一足早く開花したレンギョ、風水では無いが俺の好きな花だ。園芸種は花が一廻り大きく思えるが、この木は昔からあると集落の爺様に聞いた。昔はもっと多くあり集落内でも沢山見えたが、今では此処だけが残っていると云う。 

 午後は雨も僅かになり、浅間山も重たい曇の流れに沿って姿を表した。4月も後半に入っているが、山の上では雪が降ったように白い姿を見せた。

風知草を植えた石積みのところでは、スギナが姿をみせている。少し前は畑の中でも見たが可愛い土筆も、やがてはスギナなになる。農家では敵役にされるスギナ、春の姿を見ると可愛いものだ。

土筆も出始めの旬のものは苦みも少なく味が良いという。山菜は手間が掛かるからイヤだと言うM、食卓に昇った土筆は何方かにいただいたもの、頂き物でなければ、料理をすることもない。軸の節にある袴と云うのを取るのが大変だそうだ。酢の物とされた一品、僅かだが春の苦みがよい。

 

コメント
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