田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

新年度新体制 心許ない出足だがチームワークでいこう

2012年04月01日 | 日記

4月1日(日) 晴れ   風は冷たいが心地よい一日

毎月の月変わりと同じではない今日、午前11時から地区の役員会に出席した。この地区は五つの集落が集まり区を形成している。各集落からの総代5名で、この先二年間、区の運営をすることになる。俺の役は前任者がいるのだが「引き継ぐことは特にないよ、区長のサポート役だから ・ ・ ・ 」と一瞬、楽っと思ったのは間違いだった。

前年度の役員から事業報告、決算報告などがあり、そのあとは各担当が引き継ぐ帳簿などを受ける。ここで目出度し引き継ぎが終わったと云う前任役員は乾杯のあとは直ぐに別室へと集会所を後にした。

残された新役員5名は、さてと、しばし思案するところだが、皆目、先が見えない。事業計画・予算案を立てるには、申し送り事項の神社の灯籠や提灯の修繕、集会所の庇のペンキ塗り ・ ・ ・ 一同揃って現場視察に歩いた。冷たい風に吹かれながら、ボヤキとも聞こえるような鼻歌と共に集会所へもどり、帳面に頭を付き合わせたが、結局は前年度並に行こうということで話がまとまった。

なごり雪 浅間の峰に 紅おとし(哉)

家に持ち帰った資料を見ながら、事業計画、予算案を試作する俺、結局は区長様のサポート以外にもいろいろなことをデキルる範囲で ・ ・ ・

思えばこの集落に移り住んで11年、地域の仕来りや伝統行事なんぞは、表面的には経験しても、その奥深くは知るところではない。“来たモン”の役目は何か?田舎暮らしはノンビリと風光明媚な自然を楽しむことを望んでの所為、そうは云っても、その地域を維持管理しているのは、其処に住まう人々が代々受け継いできたことだろう。その一員となって役を担うことの大切さと、仲間になれたと言う義務が生じるのはありがたいこととして肝に銘じることとしよう。

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薪割りは冬仕事 名残雪にあとおしされて 

2012年04月01日 | 日記

3月31日(土)  曇  雨   雪  雨  雲の切れ目から青空

昨日からの風は相変わらず吹いているが、予報の雨は免れた。運び込んだ薪を薪割機に乗せると、樹の意思があるかのように、座りの良いものと拒否するかのように転がるモノがある。

作業が順調に進んで居るときに、目を外に向けると雨。予報は外れることなく時間差で降り出した。外に置いたままの薪材を慌てて一輪車で運ぶのだが、この手の荷車は丸太のようなものを乗せるのに適していない。4つ乗せることで3往復、しかし、3つ以上は途中で横倒しになる。そんな手間を惜しみながら少し濡れるだけで作業を終えた。

昼までに一気に割ったが大した数ではない。しかし、降り出した雨は雪に変わり、雨合羽を着ているので寒くはないが昼飯は温かい物がよいと所望。外飯は名残雪に想いを馳せながら、腹の中へ ・ ・ ・ 

 

昼休憩は寒さ避けのために無し、っと云うことで午後の薪割りに一心不乱。割られた薪が山になると、積み上げる作業となる。低いところは腰を落とし、中棚は大腿筋を使うスクワット、高いところはスクワットに腕の上げ下ろしとなる。躰全体を使う作業、午後とになると節々から悲鳴が聞こえる。そんなとき、少しは休憩をしろと一面雪に被われるなか、太陽が急に顔をだした。

夕暮れ前には予定の作業を終えて、家の東側をみると浅間山に雪雲がまとわり着きながら、上空には青空が広がりだした。今年は4月になっても雪が降りそうだ。

家人Mの誕生日に送られた花束を見ると、花びらに文字が書いてある。一瞬、虫食い?マサカ ・ ・ ・ と思いながら目を近づけると、happyBirthdayとある。近頃は花束にもメッセージを書き込まないと意思が伝わらないのだろうか?“以心伝心”花言葉で心を伝えるのは過去のことだろう。

 

コメント (2)
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