田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

舞う雪に 春はいつかと ホーホケキョ

2012年04月07日 | 日記

4月7日(土)  晴れ   冷たい風  一瞬だが雪が舞う  一日中寒い

我が家は朝からリビングが事務所化している。春の事務所というと選挙に繋がるが、リンビングを占拠しているのはいろいろな団体の書類のファイル。

年度末の作業が終えて少しだけノンビリ気分に浸ったのがいけなかった。ボランティア集団の町民活動センターの総会はは昨年まで6月になっていた。これは年度末の〆が行政がらみで決算などの承認が年度が明けて2ヶ月を要した。しかし、今年度からは、民間の立場として4月に決行となった。そんな気ぜわしい庶務の安請け合い、年度初めの会議に合わせて、補助金申請の書類や予算書など、いつまで続けることになるのだろう ・ ・ ・ 

パソコンに向かう合間に、生ゴミを処理したり、昨日の焚き火の確認をしたりで外にでると寒い。春なのに ・ ・ ・ と言いたげにウグイスが啼くが寂しげだ。東の窓を見たとき、浅間山にからむ曇が薄く染まっている。昼飯が何かなど思い起こすこともなく、一日の短さを感じた。

4月とは言えない寒さに、Salaは一日中ストーブの前に陣取た。 夕方になるといつものように、脱力して晩飯まで時をここで過ごすのはオヤジ的だと云う。

浅間山の噴煙が強い北風に押さえつけられ、山肌を転がるようにして中棚に溜まっている。静かさに何か強さが秘められているように感じるのは、風の冷たさの所以だろうか。

今日が月齢的に満月だが、19時過ぎに姿を見せるのでは少し暗すぎる。遠くの山並みも、隣の集落の家並みもどっぷりと闇に消えて、僅かに火の見櫓を照らす灯りと、集落の家々をつなぐ常夜灯だけが見える。暗いオレンジ色の月に云わせれば“もう少し待てよ 天空から蒼く照らしてやるよ”とでも云うのだろう。

 

月がとっても赤くては ・ ・ ・ 遠廻りもできないネ (古々)

コメント
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