社会の激変、極まる! 大学入試にTOEFL必携の動き

2013-03-21 16:33:29 | Weblog
社会の激変、極まる!


参考≪資料≫
大学受験資格にTOEFL 国内全大学対象 自民教育再生本部、1次報告へ
2013.3.21 01:30 (1/2ページ)
 自民党の教育再生実行本部(遠藤利明本部長)が国内全ての大学の入学試験を受ける基準として、英語運用能力テスト「TOEFL(トーフル)」を活用する方針を固めたことが20日、分かった。月内にまとめる第1次報告に明記し、夏の参院選の政権公約に盛り込む。

 対象は、全ての国公立大学と私立大学。大学の学部ごとに点数基準を定め、クリアした者に受験を認める。たとえば、東京大学文科一類(主に法学部に進学)の受験資格は「TOEFL○○○点以上を獲得した者」と定め、公表する。点数基準は各大学に自由に定めさせる。TOEFLは英語圏の大半の大学で留学志願者の英語能力証明として使われており、留学の活発化を通じて国際社会に通用する人材を育成する狙いがある。

 TOEFLの導入は、実行本部が、安倍政権の大学入試改革の目玉に位置づける施策の一つ。英文読解を中心とした現在の高校の英語教育のスタイルを一変させる可能性もある。このため、教育現場に混乱を来さないよう平成30年度ごろからの導入を想定している。

 日本では英語能力試験としてTOEFLのほか、受験者が最も多い「実用英語技能検定(英検)」や、英語によるコミュニケーション能力を測る「TOEIC(トーイック)」などが実施されている。実行本部は、結果がそのまま海外留学の申請に転用できるTOEFLを採用することにした。


医療通訳士講座、説明会のお知らせ

2013-03-20 19:51:38 | Weblog
お知らせ

医療通訳士講座・説明会、希望者向けに講師との個別面談会実施中

医療通訳士講座 説明会(毎回45分間)

★参加者には、医療通訳士向け:「通訳業務の手引き」を贈呈

 ★希望者には、講師との個別面談会を実施中です。ご連絡ください。



≪日程≫

(1)3月5日(火) 午後6時~

…………………………………………………………………………………………………………

(2)3月21日(木) (a)午後5時~ (b)午後8時

(3)3月22日(金) (a)午後5時~ (b)午後8時

(4)3月23日(土) 午後6時~

(5)3月24日(日) 午後2時~



≪お問い合わせ先≫

医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」

〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階

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ニューヨークからの「医療現場での言語ギャップ」論

2013-03-17 04:46:57 | Weblog
医療に於ける言語ギャップ

―言葉の裏に文化があり、言葉の裏に心があるー

はじめに 
医療者と患者との間で話す言葉が違う時、そこに言語ギャップが生まれます。言語ギャップと言うのは、医療の現場でどの様な意味を持ち、どの様な問題を抱えているのでしょうか。
異言語を考える時、その各々の言葉の裏に抱えている文化、宗教まで視野を伸ばし、それらが日常として生きているマルチ・カルチャーのアメリカ、或いはヨーロッパなどの医療現場を覗いて見ました。そこで起こった言語ギャップによる問題と対処、及びその外に位置する日本の現状を並べて見ることで、グローバル・ヘルスを目指す日本の医療従事者が、医療看護の安全と成果を上げる為に今進むべき方向を考えてみました。

1、言語ギャップの意味とその現状 
 1)アメリカ及びヨーロッパ
移民の歴史から始まるアメリカは、180余の人種がそれぞれの文化や宗教を抱えた多言語国家です。そのアメリカの医療現場では異文化への配慮(Cultural Sensitivity)は大切な勉強だと考えられています。そこで学ばれるのは患者への思いやりや尊敬だけではなく、ペンシルバニア大学、ブリスリン(Brislin)教授はこの様に指摘さています。“医学教育で文化を教える事の大事な点は、異文化との交流の結果、自身の経験を統合する為に創造性を強化され,革新が起こり、その結果、計り知れない程の医師の教育と患者の満足、それに満足な医療成果を上げることが出来る”、と言うのです。(1,2).
異文化への配慮と言うことは、同時に宗教の違いへの配慮でもあります。ハーバード大学・ダナファーバー癌研究所のプリガーソン博士の調査では、57%のアメリカ人は、如何にも自分の病気はコントロールしているように見えても、宗教は科学に勝ると考えていると言うことです。
つまり、ドクターの「もはやいかなる治療も無益だ」という判断よりも、自分の信じる神の救いを信じていると言うのです。医者が治療技術の成功を願うなら、患者が予後の対処に打ち勝つエネルギーを宗教から得られる事に頼るのも治療のトータルな成功の中に加えるべきでしょう。(3,4). 
この様な患者の末期に於いて自身の医療処置をどのように決定するかが、DNR(延命処置拒否、蘇生すべからず)へのサイン問題であり、或いは救急時の手術や輸血拒否を願う患者の宗教への忠誠等として、アメリカの或いは多民族国家でのドクター達が配慮している事です。しかしこの様な問題は、例えば、“エホバ信者の輸血拒否”と言う事例を経験した日本の医療従事者が今後考えて行くべき問題でもあると思います。(5,6,7).
異文化、異宗教を考える時、そこには同時に異言語の問題が起こってきます。
その例は、アメリカ、ミシガン大学病院での通訳者体験を報告した滋賀医科大学・牛場教授、及びミシガン大学・フェターズ博士によるレポートの中に見ることが出来ます。その中で牛場教授は、アメリカの病院で英語を話さない日本人患者を目撃し、“病を抱え見知らぬ環境におかれた患者の心細さは、暗闇の中に1人残された不安であろう”、と憂慮しています。(8).
言葉の行き違いの為に医療現場で起こった事故として、アメリカでこの様な話があります。英語の不自由な母親が耳に炎症を起こした7歳の娘を連れて病院に来ました。それは中耳炎で処方されていた経口の抗生物質のお薬を通訳のミスの為、耳に滴下し、その為に炎症を起こしたものでした。
又、この他の話では、三輪車で遊んでいるうちに転び、怪我をした2歳の女の子が、病院に連れてこられました。お母さんがスペイン語で、“Se Pego(セ、ペーゴ)”, “(娘が、)自分で打って、、、“、 と説明したのを、スペイン語が少し理解できたドクターが、"私が打った(娘を叩いた)“ と間違って解釈し、子供虐待として民生委員に保護されてしまったと言う話しもあります。(9,10).
この様な言葉のギャップで起こる事故を憂慮する声は、ニューイングランド医学誌でも報告されており、その中でウイスコンシン医学大学・フロレス教授は次のように述べています。“英語を満足に話せない患者との間では十分な意思疎通が行われず、再診の予約を逃したり、入院のリスクがあったり或いはお薬の合併症等、十分な医療介護を施せないのみならず、時には命に係る危険な結末を迎えることさえ起こりかねない”と言うことです。(11).

 医療に於ける異文化、異言語の問題は、近年益々グローバル・イミグレーションの活発なヨーロッパ各国に於いては、より組織立った取り組みがなされているようです。例えば2010年、スイスBaseli医学大学のSichoff 及びDenhaerynck両教授は次の様な研究をしました。
教授達は、移民の患者達を3つのグループに分けました。まず、現地の言葉を話さない患者のグループ、次は身内或いは医療者を通訳として使ったグループ、それに正規に訓練された医療通訳士を使った患者のグループに分け、それぞれのグループでどの様に医療経過が違ったか、そしてその結果での最終的なコストの違いを調べました。
結果は、正規の通訳を使った患者のグループが投薬ミス等少なく、医師も症状を的確に治療出来、それに再診の回数も少なかった。又このグループは糖尿病や心臓病等、慢性病に進むケースも少なく、長期的には医療介護費を抑えられた、と言うことです。
両教授の報告は、医療コストのグローバルな高騰を憂慮する今、通訳サービスを使用することで長期的コストのエスカレートを防ぎ、十分に報われるのが示された。
しかし、医療倫理の本来の姿は、最新の医療技術の恩恵は全ての人へ公平に授けられるべきであると言うことであり、その為には言語障害を除くべく「通訳者介在の必要性」なのであると結ばれています。(12).

2)日本
 振返って、日本は単一民族として認識されており、今まで医療の中で異文化・異言語の問題を議論される事は稀でした。又、日本の医療制度の特徴として、イギリスの医学雑誌、ランセットの編集長・ホーン氏は、次のように説明しています。「日本は、早くに皆保険制度を取り入れ、それを堅持するために様々な努力をしているという点で、非常に重要な事例である。」
 その恩恵を受けた日本人の寿命は世界一を誇り、わが国の経済発展は、医療、医薬分野でも急激な伸びを見せました。我が国は、安全性が高く優れた医療機器の開発に秀でているのみならず、2009年に、日本から創出された医薬品の多さでは、アメリカに次いで世界第2位となっていることでも解ります。(13,14,15). これ程の成功を成しえたのは日本の医療を飛躍的に進歩させた研究者達の偉大な発見や発明であり、又その頭脳を持って革新的医薬、医療機器を創出させる企業が国を超え、文化や言葉の壁を越えて世界へと躍進していったからでしょう。
 これ程まで国際社会へと躍り出てきた日本がグローバル・ヘルスへの一層の貢献を期待されているのは明白です。しかし、今ここで国内の医療現場に目を向けたらどうでしょう。その中で異文化・異言語への配慮を考える時、多くの外国人が医療介護への安心できるアクセスの無いまま取り残されているのが現状です。

2、言語ギャップによる医療の上での問題:過去の例、現在の問題、
1)アメリカ
1984年、アメリカ、カリフォルニア病院に、18歳のスペイン人青年が、意識不明状態で運ばれてきました。英語が話せない彼が発したスペイン語は、“Intoxicado”(イントキシカード)と言う言葉です。
救急隊員、看護婦、それに担当の医師もスペイン語を話せませんでした。不幸にも、英語とスペイン語はかなり似通っています。彼のスペイン語、Intoxicadoは“Nauseated” ( 悪心、吐き気がある)、と言う意味で使われたものですが、医師達は彼の言葉をそのまま英語の“Intoxication(薬物中毒)”と解釈し、36時間の薬物解毒処置が施されました。
医者達がこの青年の脳内動脈瘤に気がついた時には既に遅く、その結果、青年は生涯を四肢麻痺者“ Quadriplegia”として送ることになりました。カリフォルニア病院はこの医療過誤に対し、71ミリオンの代償を払っています。(16, 17). 
 この事故は医療に携わる人達に大きな警鐘となり、各医療施設では医療通訳を準備しなければいけないという公民権法に基づいた権利(規制)の強化へと向かいました。しかしこの規定は現在まで、各州により拘束力が違い、保健への支払い義務を強制出来ない法律として存在しています。(18).

2)日本
幸いにも日本では今までこの様な事故を見ることがありませんでした。
しかし、単一民族と認識されている日本でも2006年までに11,000人の難民を受け入れています。又、昨年日本を訪れた外国人は900万人に上りました。日本に滞在する外国人は200万人を超えています。(19,20). 
加えて、少子、高齢化社会による労働力減少化は確実に進んでおり、それに対し多くの機関、識者達は日本の将来建設に対して深刻な懸念を表しています。例えば2008年に自民党から"移民立国で活性化“という案が出されました。それに続いて文部科学省他、関係省庁から出されたのは、“留学生30万人計画”の策定です。又、経団連は、"外国人材定着、推進" 計画案を提出するなど、既に広範な機関から長期的課題を展望した熱い提言がなされています。(21,22,23).
いずれの案も日本の将来建設への外国人招聘は必然だとされ、その為、今後の日本の急速なグローバル・カルチャー化に備え、異文化への理解と言語ギャップを埋めるべく、システムの必要性も述べられています。

この様な動きの中、日本の医療界に向けられたニュースでは、2011年1月の閣議で決定された、国際医療交流・促進の重要性を推し進める諸政策があります。これを受け、厚生労働省は6月、外国人医師による国内診療の規制緩和の提言を行いました。(24,25).
 又、シンガポールの医療大手ラッフルズ・メディカル・グループ(RMG)が、JR大阪駅北側(梅田北ヤード)に進出すると言うニュースも耳新しい事と思います。これはメディカルツアーの日本襲来とでも言うべきものでしょう。(26).
2009年のアメリカでは、約8万人の外国人患者を自国の病院へ受け入れています。その中には、日本からの心臓移植を受ける幼児に対し、4億円の予約金を請求するといった事例も含まれています。
又アメリカ人で海外に医療ツアーに出かけた人は65万人を記録しています。これがアメリカで、 $40 billion(4兆円)の医療産業として期待されているメディカルツアーです。(27,28,29). この動きは今、インド、シンガポール、韓国、中国等、政府のバックアップを得てシステムを作り上げられている、アジアでも熱い期待を寄せられている産業です。(30,31,32,33,34,35).
 それでは、この分野での日本の可能性はどうでしょうか?わが国の医療技術の優秀性、患者の手術後のサバイバル率の高さ又、看護の手厚さ等を高く評価する外国のビジネス雑誌に対し、在住外国人からは言語ギャップによる初期的不利さを訴える多くの声が上がっています。(36).

3、言語ギャップを取り除き、医療看護の安全と成果を挙げる為に。
 1)アメリカ他、ヨーロッパ
アメリカでは2011年より、「各医療施設において通訳士・翻訳士を用意する義務」が一層強化され、その監視を医療認定機関であるジョイントコミッション(Joint commission )が行う事になりました。(37,38,39). この法律はある州では既に規制化されており、各医療施設は、通訳提供システムを確立する様求められています。
例えば、この様な州のある公立病院では,25名程もの通訳専門スタッフを抱えて緊急治療に対応できるようになっており、万一、それらの院内スタッフでは対応出来ない時は、外部通訳者や民間企業が提供する電話による同時通訳サービスをも使っています。
 同じような制度はヨーロッパ各国でも施かれていることです。例えばオーストラリアでは州立病院に通常10人程の医療通訳士が常駐し、17ヶ国語以上で常時対応できる体制が整えられています。(40,41).
 又、アメリカでは医療者が異文化を理解する為に、文化の感受性教育(cultural sensitivity)を正規の教育に取り入れた医学学校が、既に1920年代からありました。看護学校では看護師使命に謳い込んだり、メデイカル通訳を正規の課程に取込こんでいる大学すらもあります。(42,43). それに多文化・多言語の集まるアメリカでは、多くのドクターやナース達自身が、母国語に加えてセカンド・ランゲージとして英語を話しているのが現実です。

2)日本の医療界への提案:「出来る事・行うべき事」
 幸い私達は諸外国の先例を手本に有効なシステムを作り上げる事で、将来に起こり得る事故の危険性を避け、より良い医療サービスに向けての成果を上げることが出来ます。
まず、緊急治療時における医療通訳士の確保は何よりも優先されるべきでしょう。その為に早急に出来る事は、医療関係機関で専門の教育を受けた医療通訳者の活用です。それと同時に、教育機関での医療通訳士の訓練強化を進め、その資格を国家試験を通して果たすなど、通訳者の質の向上をはかる事が大切でしょう。
又、医療施設へ通訳サービスの配置義務を法律で定め、それによって通訳者・翻訳者の法的・経済的地位を明確にする事も大事だと思います
 各医療施設で考えられるのは、施設外部にフリーランス等の医療通訳者を抱えておくことも出来るでしょう。それらに加えて、24時間体制の電話通訳サービスを設ける事は大いに有用だと思えます。手話の必要な患者に対して、アメリカではモニターによる手話通訳サービスを設けた施設も見られます。これ等も大いに参考に出来るアイデアだと思われます。
 この様なシステムの必要性は日本でも既に、1月の閣議で決定された、「新成長戦略実現」の中に掲げられたことですが、より明確に法律化することにより、早急かつ確実な体制がスタート出来ることになるでしょう。
 現在のビジネス戦略が世界を舞台にして繰り広げられている中、日本の企業も英語を社内公用語に用いる所が出ています。省みて、日本の医学界からは、多くの新薬・再生医療等の先端医療技術が世界に向け発表されています。
又、この度の東日本大震災の災害時、緊急医療対処の貴重な体験は、国際医学カンファランスの機会などにおいて日本の関係者から報告されています。
この様に日本の医僚従事者がメディカル・イクスチェンジ(国際医療交流)の現場に参加し、世界の医学発展に寄与する役割が益々重要になりました。この様な場面での万国公用語の必要性から、日本でも医療関係者のセカンド・ランゲージの習得と常用と言うシーンが益々増えてくると思えます。
 この様な動きは、例えば今、医療の世界へも台頭し始めた中国でも活発に推し進められており、そこではパテントの数こそが、医療革新の代替であるとし、国策としてパテント提出が鼓舞され、その結果、昨年において中国から申請された医療パテント数は世界第2位となるまで躍進してきました。
加えて、英語習得が激励され、まさに3億人が英語を話す世界一の英語国となりつつあるとアメリカのナショナルポスト誌による報告があります。ここでもやはり、言語のグローバル化が押し進められているのです。 (44,45,46).
2011年3月11日、私達は日本の歴史に於いて予想だにしなかった大天災をこうむりました。この度の東日本大震災では、世界中から駆けつけた医療救急隊による負傷者の救助・介護を受けました。又、日本中から駆けつけた多くの医療従事者による身を挺しての献身的治療・介護が未だに続けられています。
言葉は違っても、ただ一途に傷ついた人・病める人を救う為に集まった多くの医療従事者の方々へ、心から敬意と感謝を表さずにはいられません。

今年は又、世界の医学史に残る偉大な研究を残された日本の細菌学者・野口英世博士の生誕135年にも当たります。黄熱病研究中アフリカで亡くなられた野口英世先生の生誕地が奇しくも今回の原発事故を招いた福島県でもあります。福島は猪苗代の貧農の長男として生まれた彼は苦学の末、医術を身につけ、日本の国を超え、言葉の壁を越えてアメリカで研究を続けました。
野口英世医師が研究し発表した数々の偉大な業績は、幾度もノーベル賞候補に推奨され、又その偉業に敬意を表し、ニューヨークのロックフェラー大学には彼の胸像が掲げられています。(47,48).野口英世博士の軌跡は、正しくBrisli博士が指摘される“異文化との交流の結果、自身の経験を統合し、創造性が強化され,革新が起こる”、と言う事実を身をもって示されたのではないでしょうか。

 今、グローバル・ヘルスを目指す日本の医療従事者が、異文化を理解し、言語ギャップを埋めるべく、医療システムを整える事は、他民族・他文化理解への真摯な姿勢を示すものであり、それは同時に日本を震災復興からより大いなる革新と発展へ繋げる為の医療界に於ける最初のステップになりうるものと信じています。

平成23年9月5日 月曜日
制作:東京通訳アカデミー 理事長 岡村寛三郎
著者:Sumi A. Kubota, NYC 10075
3rd draft. Submitted to Mr. Okamura on July 31, 2011

参照
1. Delese W. (2009). Insurgent multiculturalism: Rethinking how and why we teach culture in medical education. Academic Medicine, 78-6, 549-554.
2. RW, Brislin. (2009). Why culture matters in medical education. The open medical education journal, 216.
3. Prigerson, H. (2009). Link found between eligious belief, intensive midical care at end of life. HarvardScience, URL http://news.harvard.edu/gazette/story/2009/03/link-found-between-religious-belief-intensive-medical-care-at-end-of-life/
4. Koening, H. G. (2004). Religion, Spirituality, and Medicine: Research Findings and Implications for Clinical Practice. Southern Medical Journal, 97-12, 1194-1120
5. Asser, SM, Swan, R. ( 1998). Child fatalities from religion-motivated medical neglect. Pediatric, 101-4, 625-629.
6. エホバの証人問題とJEA神学委員会. URL http://homepage2.nifty.com/ichikawakita/witness/newsrecords.html#mark8
7. エホバの証人の輸血拒否事件 URL http://www.ne.jp/asahi/box/kuro/report/yhwh.htm
9. Early, P.J. (2003 ). Language Barriers Lead to Medical Mistakes. Healthlink, 2003-07-30. URL http://www.spokentranslation.com/news/pdf/LanguageBarriersMedicalMistakes.pdf
10. The Birth of a New Profession: Interpreters Improve Healthcare. NewsUSA URL http://www.newsusa.com/articles/article/the-birth-of-a-new-profession-interpreters-improve-healthcare.aspx
11. Flores, G. (2006). Language barriers to health care in the United States. NEJM, 355 (3), 299-231.

12. Bischoff, A., Denhaerynck, K. (2010). What do language barriers cost?: An exploratory study among asylum seekers in Switzerland. BMC Health service research, 10.1186/1472-6963-10-248

13. Medical technology innovation scorecard( 2011). PWC. URL http://www.pwc.com/us/en/health-industries/health-research-institute/innovationcorecard/index.jhtml?WT.z_flc=1&WT.z_flt=Medical%20technology%20innovation%20scorecard

14. Top Ten/Twenty Best Selling Drugs 2010: World Best Selling Human Medicinal Brands 2010, Top Ten, Top Twenty, First Global Market Report. Knol BETA. URL http://knol.google.com/k/krishan-maggon/top-ten-twenty-best-selling-drugs-2010/3fy5eowy8suq3/141

15. Herper, M., Kang, P. (2006) The World's Ten Best-Selling Drugs. Forbes. 03-22-06. URL http://www.forbes.com/2006/03/21/pfizer-merck-amgen-cx_mh_pk_0321topdrugs.html

16. Flores, G., Laws, M. B., Mayo, S. J., Zuckerman, B., Medina, M.A.L. & Hardt, E. J. (2003). Errors in Medical Interpretation and Their Potential Clinical Consequences in Pediatric Encounters. Pediatrics, 111-6. URL http://pediatrics.aappublications.org/content/111/1/6.full.html
17. Eaarly, P. J. (2003). Language Barriers Lead to Medical Mistakes. Healthlink, URL http://healthlink.mcw.edu/article/1031002276.html

18. Title VII of the Civil Rights Act of 1964. URL http://www.eeoc.gov/index.cfm
19. 日本の難民保護. (2011). 国連難民高等弁務官事務所, The UN Refugee Agency. URL http://www.unhcr.or.jp/protect/j_protection/protection.html
20. 外国人労働者数の推移. (2004). 社会実情データ図録. URL http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3820.html
21. 戸田, K. (2008)自民党「移民1000万人受け入れ」の実現性. Nikkei Business 2008-6-9. URL http://business.nikkeibp.co.jp/article/topics/20080617/162440/?rt=nocnt
22. 文部科学省ほか関係省庁(外務省、法務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省).(2008)..「留学生30万人計画」骨子の策定について. URL http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/20/07/08080109.htm

23. (社)日本経済団体連合会. (2008). 人口減少に応じた経済社会のあり方. URL http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/2008/073.pdf
24. 新成長戦略実現2011. (2011), 1-25-11, 35. URL http://www.kantei.go.jp/jp/kakugikettei/2011/shinseicho2011.pdf
25. 厚労省、外国人医師による国内診療の規制緩和案を提示. ( 2011). Nikkei medical, 2011-06-09. URL http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/integrate/search.jsp

26.「医療観光」海外大手、大阪・梅田北ヤード進出へ.(2011). 読売新聞, 2011-1-20. URL http://www.m3.com/news/GENERAL/2011/01/20/131229/?portalId=mailmag&mm=MD110120_XXX
27. Keckley P. H. (2009). Medical tourism: update and implications. URL http://www.deloitte.com/assets/Dcom-UnitedStates/Local%20Assets/Documents/us_chs_MedicalTourism_102609.pdf
28. Morrison, A. (2007). A guide to the best medical tourism destinations across the globe. Travel and leisure, 10-2-07. URL http://EzineArticles.com/?expert=Alan_Morrison, http://EzineArticles.com/1638614
29. 米の小児心臓移植、日本人患者に高額請求…4億円前払いもRetrieved on July 28. URL http://blog.livedoor.jp/bonbokorin/archives/744915.html

30. medical tourism. ( 2011). URL http://en.wikipedia.org/wiki/Medical_tourism

31. Medical Tourism Association URL http://www.medicaltourismassociation.com/en/index.html

32. Connell, J. ( 2005). Medical tourism: Sea, sun, sand and … surgery . Tourism management, 27, 1093-1100.
33.Medical truism Wikipedia. URL http://unkar.org/r/newsplus/1245276578
34. Health Line. URL http://www.medical-tourism-india.com/what_is_medical_tourism.htm

35. Singapore Medical Tourism. URL http://www.health-tourism.com/singapore-medical-tourism/

36. Hall, K. (2009). Bloomberg Businessweek, 2009-7-27. URL http://www.businessweek.com/blogs/eyeonasia/archives/2009/07/japan_wants_to.html
37.URL https://www.gha.org/telnet/2638.pdf 
38. Calloway, S. D. ( 2011). Joint Commission Patient-Centered Communication Standards. Telnet 2638. URL http://www.gha.org/telnet/2638.pdf
39. Title VII of the Civil Rights Act of 1964. URL http://www.eeoc.gov/index.cfm
40. International medical interpreter association URL http://www.imiaweb.org/countries/Switzerland.asp
41. Australian Healthcare Directory. URL http://www.healthdirectory.com.au/
42. Betancourt, J. (2003). Cross-cultural Medical Education: Conceptual
Approaches and Frameworks for Evaluation. Academicmedicine. 28-6. 560-568.
43. Barclay, L. & Vega, C. P. (2011). Cultural Sensitivity Allows Quality Care. Obstet Gynecol. 2011-117.1258-1261.URL http://www.medscape.com/viewarticle/741908
44. 楊1,魏晶1,2,潘衛三.(2008). 醫藥專利戰略的國際比較與中國的戰略選擇. 亞洲社會藥學,2008,3(4), 179-183.

45. Yang,Y., Wei, J. & Pan,W-s.( 2009). International Comparison on the Medical Patent Strategies and Strategies Choosing in China.

46. Francis, D. (2010). China largest English speaking nation now.
National post, 1-18-2010. URL http://www.nationalpost.com/

47. The dreamer of Fukushima. (2011).URL http://www.pref.fukushima.jp/list_e/ym961_le.html

48. Hideyo Noguchi. (2011). In Encyclopædia Britannica. Retrieved from http://www.britannica.com/EBchecked/topic/417156/Hideyo-Noguchi

ニューヨーク在住の米国看護助手助手による、米国学校教育と医療現場についての最新情報セミナー開催

2013-03-16 12:40:47 | Weblog
ニューヨーク在住の“すみKanterさん”の講演
(1) 米国の学校教育と日本人の選択と、(2)米国医療と医療通訳士

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、米国ニューヨーク州立大学看護学科卒の米国看護助手による講演が、当アカデミーにて実現します。
ご講演内容の詳細は、下記の≪資料≫をご覧ください。

(1) 日程 3月29日(金) 
(2) 講演時間
第一回 午後3時半~5時半
第二回 午後6時半~8時半
(3) 会場 「東京通訳アカデミー」教室
(4) 定員 各回30名(先着順にて着席。満席の場合は「立ち見」席)
(5) 参加のお申込み:不要、受講料も無料
(6) 協賛 岡村ゼミナール(株) 
 
医療通訳士&スポ―ツ通訳士の学校「東京通訳アカデミー」
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp
Saturday, March 16, 2013

≪資料≫ 下記の他に、米国の医療事情と医療通訳士業界について(言語ギャップ問題)
 世界中の生徒がどうしてアメリカの高校、大学を目指すのか?
 アメリカの高校、大学の魅力は?
 実際、アメリカの大学を卒業し、ノーベル賞、ピューリツアー賞を受けた人達はどの位居るのか?
 或いは億万長者になった人は実際どの位居るのか?
 世界で一番、ノーベル賞受賞者を排出した大学は?
 どの大学が一番億万長者を輩出しているのか?
 どうしてそれらの大学が秀才を輩出するのか?
 今話題の若いアントレプレニュアー(企業家)達とは?
更には、
 アメリカの高校に入ったら、実際どのような生活が待ち受けているのか?
 年間のスケジュール
 授業風景
 アメリカの生活、寮生活の楽しさ、より充実した生活を送る為のヒント
 写真を見ながら疑似体験
 アメリカの高校、大学に編入、留学が決まった後の実際的準備、手続きのアドバイス、補佐等々
 実際のアメリカの有名大学の授業を疑似体験
以上

ニューヨーク在住講師が、英語教育と医療通訳士を巡る最新動向を講演!

2013-03-15 06:49:51 | Weblog
ニューヨークから、英語教育・留学の進め方と医療通訳士の近況など
我が国の国際化の足取りと重要性につき、最新ニュースを講演!!!

ニューヨーク在住の「講師からの言葉」をご紹介

岡村理事長:お元気でいらっしゃいますか?
私の日本訪問、スケジュールが多少延期になっていますが、3月末には実現する予定です。
ところで、私は、健康上の理由でただ今看護師の勉強を中途にしていますが、リサーチと翻訳の合間には大学の通信教育等での勉強を継続しています。
又、東日本大震災津波・原発事故時でのボランテイア医療通訳士への応募に際しての「東京通訳アカデミー」岡村理事長との出会い以来、日米の医療、教育、社会の新しい動向にも一層敏感になり、より広く知識を深める事が出来、有難く思っています。
近年日本から伝わるニュースでは、国際教養大開設、グローバル人材育成、東大、京大、九大等国立の大学でも100人を超える外国人教授の採用を計画し、或いは文部省による留学生推進計画等を聞きます。
加えて、民間企業でも英語が公用語と言うのも増えているようです。
山中教授の英語でのノーベル受賞スピーチ、皇太子様の国連での講演、美智子皇后様の美しい英語のスピーチなどを聞きながら、理事長のSESコースも正に機を得た開設だと深く得心致しました。
この様な動きは、私達、国外において日本の発展を「手を合わせて〈=合掌して〉」見守っている者にとっては、諸手を挙げて応援したい現象です。
ニューヨークに住み、日々世界の動きを肌身で感じ思われる事は、英語を使えなければ、21~22世紀に向かい世界の流れから取り残されていくのではないかという心配です。
私が一時帰国します折に、理事長に頂きましたメールにあります様に、医療通訳士に関する米国最新情報の報告も出来ますが、理数科と異文化を教える学習塾に興味をもたれている方々に対し、英語教育の重要性とアメリカの高校、大学卒業がもたらす恩恵や実質的成果が調べられた最新情報をお伝えすることが出来ます。
これは今、アメリカの高校、大学への編入、留学を考えている学生達、或いはアメリカで学び、アメリカでの活躍を夢見ている若い人一般に対しても広く興味を持ってもらえる話だと思います。
そこで、私が準備していますお話の内容は:
 世界中の生徒がどうしてアメリカの高校、大学を目指すのか?
 アメリカの高校、大学の魅力は?
 実際、アメリカの大学を卒業し、ノーベル賞、ピューリツアー賞を受けた人達はどの位居るのか?
 或いは億万長者になった人は実際どの位居るのか?
 世界で一番、ノーベル賞受賞者を排出した大学は?
 どの大学が一番億万長者を輩出しているのか?
 どうしてそれらの大学が秀才を輩出するのか?
 今話題の若いアントレプレニュアー(企業家)達とは?
更には、
 アメリカの高校に入ったら、実際どのような生活が待ち受けているのか?
 年間のスケジュール
 授業風景
 アメリカの生活、寮生活の楽しさ、より充実した生活を送る為のヒント
 写真を見ながら疑似体験
 アメリカの高校、大学に編入、留学が決まった後の実際的準備、手続きのアドバイス、補佐等々
 実際のアメリカの有名大学の授業を疑似体験

お話できる情報は山ほど有ります。これらのお話は岡村理事長の生徒さん達への励ましにもなるでしょうし、より実際的に又、より広範にSESコースの目的を広め、興味を持って貰う為の重要なマーケティングにもなるかと思います。
理事長を始め、皆様方にお会いできます日をとても楽しみにしています。
以上

遂に、国家公務員試験にも「TOEFL」導入!!! 社会の英語促進化決定版

2013-03-15 01:16:51 | Weblog
国家公務員試験「TOEFL」導入を検討
15年度めど、英語力向上狙い

日本経済新聞 電子版
 政府は国家公務員採用試験に民間の英語能力テスト「TOEFL」を導入する検討に入った。
キャリアと呼ばれる総合職の志望者が対象で、2015年度の試験をめどに採用する。
英語で意思疎通ができる公務員を増やす狙い。
政府が英語力向上に向けた姿勢を率先して示すことで、民間企業の取り組みを促すことにもつながりそうだ。
 15日の産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)で、民間議員が国家公務員試験へのTOEFL採用を提…(以下、略)


類似ニュース[3月15日ANNニュース]
政府は、国家公務員の総合職いわゆるキャリアの採用試験にTOEFLなど、海外にも通用する英語試験を導入することを本格的に検討する方針を固めました。

 政府の成長戦略を議論している産業競争力会議では、委員の楽天・三木谷社長らが英語力の向上のため、国家公務員の採用試験にTOEFLを採り入れることなどを提言していました。
こうした意見を踏まえ、再来年実施の採用試験をめどに、国家公務員のキャリア試験に限定してTOEFLやTOEICなど海外でも広く使われる試験を採り入れることを検討することになりました。
15日の産業競争力会議で政府側が提言する見通しです。
また、成長戦略の策定に向けて人材育成や雇用拡大の具体策が焦点となり、職種や勤務地などを限定した「準正社員」という待遇を新たに設けることも検討します。
さらに、雇用の維持を目的とした雇用調整助成金を減らし、訓練や職業紹介などへの助成を手厚くするなどの案も提言される見通しです。


「医療通訳士」&「スポ―ツ通訳士」の学校・東京通訳アカデミー

2013-03-14 15:01:30 | Weblog
「医療通訳士」&「スポ―ツ通訳士」の学校
「東京通訳アカデミー」

★卒業生が「技能検定試験」を受験後に取得可能なライセンス(免状)
(1) 英語・中国語・ロシア語「医療通訳士」
(2) 英語・中国語「スポーツ通訳士」
(3) 英語で理数科と異文化を教える学習塾“Science in English School”=「SES講師」

★主な就業先[=開拓可能]
(1)病院
(2)各種の私立学校・専門学校・塾
(3)企業の海外にある支店・工場
(4)旅行業界
(5)スポーツ業界

皆様のご清栄をお慶び致します。
ところで、「国際化の進展」と「語学の必要性」とは二人三脚で進んでいます。
最近は、もっとも国際化が遅れていたと言われる医療分野での国際化が非常に顕著になっています。
医療分野では、10数年前からタイやシンガポールに向かって、諸外国から国境線を超えての患者が、母国での医療費の高騰や医療サービスの遅延[診察と治療までの待機時間・日数]、あるいは医療技術のレベルの低さなどを回避する目的などで旅をする動きが大きなうねりとなって現れてきました。
これがさらに、際立つ安価な治療と良質のサービス、あるいは高度な手術・医療技能を提供できる隣接国のインドやマレーシアに向かっての国境線を超えての文字通り世界中からの患者の流入という現象を随伴しての一大「メディカルツーリズム」の誕生と成長の経緯です。
こうした東南アジアで広まった、活発な外国人患者の受け入れという医療サービスの国際化は、約10年近い時を経ての2009年において、漸く我が国でも「医療の国際化」が国際医療福祉大学大学院長の開原先生の下記のような宣言で始まりました。
≪参考資料≫
外国人患者の診療進めよ!病院も国際化が必要!
なぜなら①国際化が進展する日本の中でも医療だけは鎖国状態だし、②諸外国では外国人患者の受け入れを国策にしているところも多い。③また、厳しい医療事情を考えれば、サービス産業への脱皮が是非とも必要だから。日本経済新聞(6月22日付朝刊第21面記事)東京大学名誉教授・国際医療福祉大学教授・・・開原成允氏による「経済教室」
それから足かけ5年の今日、その間での東日本大震災津波・原発事故や尖閣諸島問題などの激動を経て、漸く巨大災害時の国際救援医療部隊やボランテイア医療通訳士の活躍などが周知され、とりわけ医療通訳士という職種の専門性や重要性などが世間で広く認識されるようになりました。
ここにおいて、新たな動きとしては、①医療分野での高度な国際基準の象徴であるJCI認証取得への動きの活発化、②国内空港と世界中の拠点空港とを結ぶ「空飛ぶ救急車(Doctor Jet)」事業への必要度の高まり、③そして中国での広範囲でレベルの高い大気汚染や水質汚濁問題からの様々な病気発生の恐れなどからの国際的な健康診断や治療目的での訪日なども予想され、医療や健康目的でのツーリズムの需要と供給への関心、実際の必要度が飛躍的に拡大してきています。
こうした医療の国際化の動きは、実は、何よりも医療系学問や研究、教育活動の国際的な広がりを基盤にして発展してきたものなのです。
例えば、メディカルツーリズムを最初に誕生・興隆させたことで有名なタイランドでは、主には米国で医学を修め、研修医としてあるいは治療現場での実践的医師として経験を積み重ねた若い医師たちが、タイに帰国して(主には、米国の患者を招いての)安価な治療費での治療活動を始めたことが出発点でした。
このことは、インドにおいてのメディカルツーリズムも、英国や米国で手術経験を積んだ多くの(心臓)外科医が母国に戻り、極めて安価な治療費で始めたことがきっかけで、今では、アフリカや近隣諸国からの患者が大部分を占めるようになっています。
そして、我が国のノーベル医学・生理学賞を受賞されたiPS細胞の山中伸也京都大学教授もまた、米国での研究活動が今日の成果への原動力となったと言われていることから見て、米国での進んだ医学研究こそが、医療の国際化を支える重要な基盤と言えるでしょう。
そこで、我が国の若者たちにも、是非とも、「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESを通して、将来の医学研究への足掛かり・手がかりを作っていただきたいと思います。
医学こそ、人類の平和と健康をリードするもっとも貴重な学問分野です。
「東京通訳アカデミー」は、このことを率直に認め、男女を問わず、若者たちの理数科への興味と関心を引出し高め、将来の高度な医療関連分野への就業・飛翔を推薦する者です。
平成25年3月14日 木曜日
平成25年3月14日 木曜日
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村ゼミナール(株) 代表取締役 会長 


帝京大スポーツの躍進は、医科学との連携が原因

2013-03-14 09:33:57 | Weblog
帝京大スポーツ 医科学が鍛える
(日経新聞3月14日記事より編集)

大学スポーツで帝京大学の活躍が話題を集めている。全国大学選手権でラグビー部がこの1月に史上初の4連覇を果たし、駅伝部も箱根駅伝で過去最高に並ぶ総合4位に入った。躍進を支えるのが医科学的サポートの充実。少子化で学生確保に苦しむ大学には、イメージ向上へ改めてスポーツに力を入れる動きもあり、帝京大学の取り組みが注目されそうだ。

学生確保へイメージ向上
大学屈指の大型フォーワード[FW]に、80分間の試合時間中に息切れしない豊富な運動量―帝京大の強さに大学ラグビー関係者からも感嘆の声が上がった。
4連覇までは準優勝1回、ベストフォーが2回だけ。急速に力をつけた背景には、先ず栄養管理を中心とした取り組みがある。
2002年から管理栄養士の虎石真弥さんがスタッフに加わり、食生活を見直した。
「練習後30分以内に栄養摂取を」「スナック菓子やカップ麺がなぜ体に悪いのか」
虎石さんらは食事がプレーにも影響することを丁寧に指導。それまで徹底しきれなかった私生活まで目を配ることで、選手の意識改革に努めた。

目的意識高まる
「高校時代は、スナック菓子が大好きだったが大学1年の時に指導を受けてからは自然と食べなくなった。」と泉敬主将。バランスのとれた食事を心がけることによって、4年間で体重が25キロも増加し、「当たり負けしない体に成れた。」と話す。
大学の運動部では珍しく、月1回の血液検査と体組成測定も実施している。血中の総タンパクが競技者としての基準値に達しているか、筋疲労はないか、筋肉量は、体脂肪率は…すべてが数値化され、体の状態が一目でわかる。自分の弱点を把握できるため、トレーニングの目的意識も高まったという。

血液検査
血液検査を導入したのは、2004年。虎石さんが提唱し、献血者を利用して始めた。それまではシーズン終盤になると、けが人が続出。「食事だけでは選手としての成長を体感しにくいため、客観的な評価が必要だった。」
実際、最初の検査で持久力がなく「根性があるのか」と疑われていた選手に、鉄分不足が発覚。精神面よりも食事などに原因があることが分かったこともあった。

大学側の対応
大学側も、ラグビー部の活躍に注目。医科学的なサポートによる運動部の強化に乗り出した。2011年に岩出雅之監督や医学部教授らが中心となって「スポーツ医科学センター」を開設。
ラグビー部をモデルに、ノウハウを各運動部に伝え、けがの予防や治療、リハビリテーションを手掛ける中核組織を立ち上げた。
医学部主任教授の松下隆センター長は、「スポーツにおいても医科学的に検証する方法を持たなければならない、結果の勝敗だけではスポーツの成果を評価しきれない」とその意義を語る。
これまでになかなか上位に食い込めなかった駅伝部が好成績を残せたのも、センターからの栄養指導について助言を受けていたことが大いに関係があったと見られている。
「スポーツなら帝京と言われるようにしたい」と松下センター長。今春からは管理栄養士を3人増やし、5年以内にトレーニングやリハビリができる施設を建設する計画だ。

学外でも実践へ
ラグビーや駅伝などの学生スポーツは根強い人気があり、マスコミに登場する機会も多い。少子化時代に直面する大学にとって、学生確保につながるブランド力向上のための重みは増している。しかし、これまでの大学の学生スポーツに対する支援は、施設や用具の充実などに重点が置かれ、医科学的な視点での運動部を後押しする大学は少なかった。
帝京大学の沖永佳史学長は、これまでの取り組みについて、「医学部を持つ総合大学の強みがある」と自信を見せる。今後は、自らの運動部の強化に力を入れるだけではなく、スポーツ医科学センターの研究成果をプロスポーツ界や高齢者の健康増進にも役立て、大学の存在価値を対外的にも高めたい考えだ。
それが学生確保や新たな研究教育領域の開拓につながるとみる。
以上

医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」とスポーツ分野[スポーツ通訳士]
医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」では、医療の国際化分野のみならず、東京オリンピック誘致活動などにもみられる「プロやアマチュアの広範囲なスポーツ分野」における「国際的次元での成長性」に注目し、スポーツ通訳士分野の開拓も積極的に行っています。
現に、スポーツ通訳士分野での専門学校経営や通訳スぺシャリストの引き合いも増え始め、この分野での具体的な成長性に自信を深めている今日です。

Thursday, March 14, 2013
岡村寛三郎(医療通訳士&スポーツ通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp

医療通訳士の現況と将来性

2013-03-13 15:01:27 | Weblog
各位
皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」を取り巻く状況と医療通訳士の将来性に付きご説明いたします。
Wednesday, March 13, 2013
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp

(1)「空飛ぶ救急車(Doctor Jet)」事業への胎動
ところで、我が国の大手病院グループの幹部の方のお話によりますと、「空飛ぶ救急車(Doctor Jet)」事業に大きな興味を持っておられます。
我が国の多くの企業進出先や観光客の訪問先動向などを見れば、東南アジアのみならず世界中所狭しとばかりに国際化の波が広がってきつつあり、既に、海外への「空飛ぶ救急車(Doctor Jet)」派遣の喫緊の必要性が日常化しているとの印象を強く持つ昨今です。
これを受けて、「空飛ぶ救急車(Doctor Jet)」事業の件で、大手の旅行事業者さんや商社の海外事業部やヘルスツーリズム関係の部署の方々による関心も次第に高まってきています。

(2)世界の病院認証機構(JCI)獲得への動き
また、現在は6病院・施設でしかないJCI認証の取得につき、全国を代表する大病院が、続々と、病院の国際基準である「JCI」取得に向けて具体的に、積極的に動いておられるという朗報も現実味を帯びつつ入ってきています。
これによって、医療の国際化、外国人患者の受け入れも大いに進展する下地が出来上がります。

(3)中国からの健康診断や治療目的での訪日予想
更には、大気汚染や水質汚染で悩んでおられる中国の人々も、我が国の病院での健康診断受診や気管支炎などの治療目的で、訪日されそうな動きが現実に感じられる昨今です。
そこで、そういった患者さんの受け入れ態勢も全国的な広がりをもって急速に整いつつあるというニュースが入っています。

⇒⇒⇒そこで、医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」では、皆様方に、自信を持って、新しい注目の職種、「英語・中国語・ロシア語」での「医療通訳士」講座への受講参加をお薦めします。
以上

京大が、一般教養の授業の半分以上を英語で授業!!!

2013-03-13 03:58:06 | Weblog
教育・実社会の激変をもたらす決定打

京都大学が発表した下記の英語での授業大幅増加による教育改革は、英語に関する教育や学習法についての変化だけではなく、実際社会における世の中の激変を決定づけるものでしょう。
更に、全国の高校で、英語が英語で教えられ、「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SESが登場するこの4月は、明治維新時における社会・文化の激変時期や太平洋戦争終了時に次ぐ、文字通り、第三期の西洋文明化時期に相当すると言えるでしょう。
平成25年3月13日 水曜日
「英語で理数科と異文化」を教える学習塾“Science in English School”=SES
岡村寛三郎(医療通訳士の学校「東京通訳アカデミー」理事長)
岡村ゼミナール(株) 代表取締役 会長
〒101-0052東京都千代田区神田小川町3丁目8番 神田駿河台ビル8階
電話03-5577-6373 Fax.03-5577-6372 イ・メール:okamura3@oksemi.co.jp

参考≪資料≫

京大、一般教養の半分英語で 外国人教員100人増
日経新聞記事(2013/3/12 21:48 )

 京都大は12日までに、2013年度から5年間で、外国人教員を約100人増やし、主に1~2年生が学ぶ一般教養の授業の半分以上を英語で実施する方針を決めた。
 文部科学省によると、一般教養科目の半分を英語で実施するのは、国立の総合大学では「あまり聞いたことがない」としている。
 京大が打ち出す教養教育改革の中核。英語を母語とする欧米の外国人教員を海外の大学から招き、国際的に活躍する人材の育成を目指す。
 京大によると、現在は一般教養の約1100こまのうち、5%に当たる約60こまが英語で実施されている。
 京大は1993年、教養教育を担当する「教養部」を廃止。学生の基礎教養の低下が問題となり、検討会を設け、教養教育改革を議論してきた。4月から教養教育を担う新たな組織「国際高等教育院」を設置し、具体的な英語での講義内容を検討する。〔共同〕