高校へと進学する君たちへ

2007-04-03 15:52:11 | Weblog
高校へと進学する君たちへ
平成19年4月3日 火曜日
岡村ゼミナール㈱会長・岡村寛三郎
(通訳案内士)
高校の入学式の前、1~2週間で、何を、どう勉強するのが最も効率的か?

(1)先ず、高校3年間での勉強の仕方は、中学時代とは大きく変えるべきだと知りましょう。
英語においては、とりわけ、習得するべき単語数が飛躍的に(驚異的に)増加します(4000~5000語)。そこで、中学時代(600~1000語)と同じ覚え方なら、全く追いつかないですよ。
効率的な学び方・覚え方がありますから、それを身につけましょう。

(2)中学時代の学習の復習となり、また同時に、高校時代の文章構造や文法事項への橋渡しとなるような、そして興味の持てる内容の「物語」を選んで、分からない単語や文章に、神経質にはこだわらずに、むしろ、思いっきり気楽に読んでいきましょう。
   では、どんな物語を選べばよいのか・・・感動を覚える物語は・・・ご心配なく、世界中に、沢山あります・・・本屋や図書館で選びましょう。
   あるいは、本屋や図書館に行かなくても、中学時代に使った英語のテキスト3冊を、もう一度、満遍なく読み返しましょう。中学時代には気づかなかったこと、覚え切れていなかったことも沢山見つかって、丸で宝の山に出逢ったかのように思えて嬉しいし、英語力の向上には、ものすごく役に立ちますよ!
その際、声を上げての『音読』をすることを忘れないようにね!

(3)高校時代、習う「文法」や「語法」も、量的・質的に大きく伸びますが、分からないことがあるからといって、混乱し焦って、あれこれ違う本に手を出せば、かえって混乱を深める事にもなり、決して解決にはならないですよ。
他の科目も飛躍的に難度と量を増すにもかかわらず、英語においてもそうなので、少ない限られた時間を徹底的に活用するためにも、評価の高い少数の文法書や語法の説明書に絞って、これを繰り返し読み返す辛抱強さが必要なのです。
(繰り返しますが、1~2度読んでも、分からないからといって、あちらの本・こちらの本と、違う書籍に手を出さないようにしましょう。)
学校の先生から説明・推薦を受けた1~2冊だけの書籍に絞って、繰り返し挑戦しましょう。

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