「古代への情熱」のシュリーマンに学ぶ最強の英語上達法

2013-03-23 14:10:20 | Weblog
「古代への情熱」シュリーマンに学ぶ

1822年にドイツの小さな村に生まれたハインリッヒ・シュリーマンは、幼少期に聞かされたギリシャ神話に登場する伝説の都市トロイアが実在すると考え、実際にそれを発掘によって実在していたものと証明した。
彼は、若い頃、職を転々としながらも商才を発揮しつつ、トロイ発掘の目標に向け蓄財し、かつ勉学に励み、音読により文章を丸暗記する勉強法で多国語を理解し、ドイツ語のほか、英語、フランス語、オランダ語、スペイン語、ポルトガル語、スウェーデン語、イタリア語、ギリシア語、ラテン語、ロシア語、アラビア語、トルコ語に詳しく、 18ヶ国語を話せたという。
 その彼が自伝「古代への情熱」において特記していることは次のとおりである。
「そこで、私は、異常な熱心さを持って、英語の勉強に専心したが、このときの緊急切迫した境遇から、私はあらゆる言語の習得を容易にする方法を発見した。
即ち、先ず非常に多く音読すること、決して翻訳しないこと、毎日1時間当てること、常に興味ある対象について作文を書くこと、これを教師の指導によって訂正すること、毎日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱することである。」

この教えを基に「英語で学べば英語はできる」(西ジェームス著、国際語学社)が提唱されている上達5原則は、次のとおりである。
(1) 日本語に訳さない(英語は英語で理解し、英語で考える習慣を作るため)
(2) 発音記号で読む(カタカナ、ローマ字方式での読みは絶対にやめよう! それは、正に日本語だ。)
(3) できる限り多く聞き、多く読むこと
(4) 外国人と話すとき、手紙を書くときの失敗や間違いを恐れない、恥を恐れない、積極性を持つ
(5) 毎日その努力を続ける
以上


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