医療ツーリズムと京都

2009-09-29 20:00:19 | Weblog
医療ツーリズムと京都

観光地のメッカ京都に於いて各種の病院と連携しあって、医療と観光をセットにした「医療ツーリズム」をすることは、病院などの医療施設にとっての恩恵のみならず観光産業にとっても少なからぬ恩恵となるでしょう。
また、大阪・広島と福岡の間に挟まれて、どちらかといえば経済的・社会的活力の上で後れを取っている中国地域の山口県や島根県・鳥取県などにおいて、海外からの訪日客をその地域の医療施設に招き入れられれば、大きなメリットが生ずるでしょう。
国土面積や人口などが小さなシンガポールの英気と繁栄を考えれば、日本の中国地方の医療施設と観光産業とが地域内で連携しあって、医療ツーリズム推進に努力していただければ、経済不況や失業の緩和にもつながるでしょう。
医療分野は、すそ野が広く奥行きも深くて、あらゆる産業の集積であり、それだけでも一つの大宇宙を構成していると言って言いすぎではないでしょう。そうであるならば、医療産業特別区を目指して結束することも一案です。今、神戸市のポートアイランドで、空港を取り入れて、そのような試みが順調に進んでいるようですが、記述の通り、医療分野が無限の広さと深みを持っていることを考えれば、それぞれに特徴のある特別区が複数あっても共存し合えるでしょう。また、地理的にはアジア大陸に近いことは、山陰や山陽の中国地方には有利でしょう。更には、世界遺産の広島観光との間での連携も考えられます。
以上のような観点から、外国人誘致による観光産業の振興・医療産業等の内需振興・国民の健康と平均寿命向上の効果をもたらす「一石三鳥」の地方振興プランを構想しています。
皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。

平成21年9月29日 火曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
講座:通訳案内士(国家資格)・司法通訳士・医療通訳士・貿易通訳士・フランス産業研究士
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観ビル8階
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