姫路市大野川へ、下水道からトイレット排泄物が、大量に漏出

2007-07-18 22:10:50 | Weblog
NO.42

姫路市:下水道から
大野川へのトイレット排泄物漏出

NO2
7月15日(日)朝9時前後に、合計11名の目撃者
(写真撮影は失敗。次回を期す!)
最初の発見者によれば、早朝から数時間に渡って漏出し続けたとのことである。
13日・金曜日、14日・土曜日・・・2日間にわたる雨は、断続的であり、さほどの雨量を記録したものとは思えない。
しかも、その翌朝であり、さほどの増水があったとも思われない。現に、記録写真から見ても分るとおり、大野川への排水口から、満杯で溢れ出ているわけでもなかった。ただし、普段よりは明らかに増水していた。
それでも、「山陰橋」手前の下水施設の処理能力が余りにも小さすぎるために、大量のトイレット排泄物が、数時間に渡って流れ出していたのである。
近所の方によれば、これまでも、何度も姫路市に相談したので(自治会長にも相談したけれども)、過去において、一度だけ、橋の下をくぐる下水パイプを増設したことはあるようです。しかし、市の職員は、基本的には、雨上がり後の晴天の折に観察点検に来るため、そのときは、川底の黒く濁った残骸しか見えず、臨場感のある「きつい臭気を伴った気色悪い実際の状況」が見られないため、昨年や今年初めも、「対策を採ります・・・しかし、これは、下水の構造上、止むを得ないですね・・・」というのみで、それ以降も、具体的な改善策は取られてこなかったということである。
それにしても、「橋の下をくぐるため、下水施設としてはやむを得ないので、増水時には、多少はトイレットの汚物が混じって出ます・・・これはやむを得ないのです。」といって逃れてきた姫路市の下水道行政は、正に大きな汚点を残しています。
川底をまたぐ下水施設など、全国に無数にあるだろうし、姫路市内だって同様のはずである。
長年に亘り、多少の増水のたびに、様々な病原菌なども含んでいた危険性のあるトイレット汚物を、直接に「生のまま」で大量に流し続けておいて、ここだけ「やむを得ない、不可能・・・」などというのは、余りにも非常識である。
この事実を知らされずに置かれていた周辺住民のみならず、汚水と共に様々な生活を共有してこざるを得なかった下流域の無数の市民に対して、その衛生や健康面について、計り知れない大きな危険と害悪とを与えてきたものと言えよう。
多額の下水道料金は、一体、何のために市民から徴収しているのか?
施設を充実して、市民の健康を維持増進するためではなかったのか?
以上

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