医師不足、看護師や医療通訳士に光

2009-08-15 13:39:19 | Weblog
医師不足、看護師や医療通訳士に光

医師不足が大きな社会問題となっている中、風や軽い怪我の患者の初期診療を担う看護師(ナース・プラクティショナー=NP)が求められているようです。米国では約14万人ものNPが既に広く活躍しており、医師の負担軽減につなげているらしい。
日本でも、「外来患者の多くは看護師でも診ることが出来る慢性疾患で、NPがいれば、医師は高度な治療に専念できる。現場では医師が足りずにパンクしており、公式の制度導入が必要」であるとして、昨年開講の大分県立看護科学大大学院に引き続き、国際医療福祉大学大学院でも今春より講座を立ち上げているとのことです。そして、他の複数の大学や病院施設などが開講を検討しているようです。
しかし、日本では未だ医師法が看護師の診察を認めておらず、関係者は法改正を含めた議論を求めているとの事です。(8/14日本経済新聞・夕刊)

医療通訳士や司法通訳士養成の必要性
このように、医師不足が深刻化するにつれ、医学部の入学生徒数の増加計画も発表されているものの、彼らが一人前の医師になるのは10年ほども先になります。それまでの間を補完する必要や医学の絶えざる急速な進歩を考えれば、医師には高度な医療や研究に専念してもらう分業制度の進展が望ましいでしょう。
このことは、医療の国際化を大胆かつ急速に進める上でも全く同じことが言えます。外国人患者や健康診断等の受診希望者と医師との間の言葉の橋渡し役の存在は不可欠です。
その意味で、医療通訳士の養成や存在の重要性はいくら強調してもしすぎることにはならないでしょう。
更に、医療ビザの発給を今年の5月から正式に発給し始めて、タイランドやシンガポールの医療の国際化の先進国の後追いを始めた韓国では、医師と患者との間での万一のトラブル発生に備えて、第三者を交えた調停機関までも設置しているとの事ですが、このような種類の対策は、わが国でも考えておいた方が良いでしょう。しかし、その様な調停機関を設置するしないに拘わらず、その様なトラブル発生時には優秀な司法通訳士の存在が欠かせません。
その様な意義と必要性を鑑み、「東京通訳アカデミー」では、この9月より医療通訳士の養成と同時に司法通訳士の養成も始めます。
それぞれに、優秀な講師を配置し、指導カリキュラムも必要にしてかつ十分な内容で用意していますから、是非とも8月22日・23日・29日・30日における[説明会]や[講座デモンストレーション]に御参加いただけますように宜しくお願い致します。

() 日程・・・8月22日(土)・23日(日)・29日(土)・30日(日)、朝10時~午後5時ごろ
() 内容・・・通訳案内士(国家資格)・医療通訳士(中国語と英語)・司法通訳士・
貿易通訳士・フランス産業研究士
() 会場・・・「東京通訳アカデミー」神田教室(電話/Fax番号 03-3233-7518)
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6-12東観小川町ビル8階
() 参加御申し込み・・・事務局:岡村寛三郎、Email:okamura3@oksemi.co.jp
以上

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