急激な変化にどのように対処するべきか?東京通訳アカデミーの答え

2011-09-21 08:48:50 | Weblog
急激な変化にどのように対応するか?

東日本大震災・原発事故以降の世の中の変化は、あらゆる分野に衝撃的な影響を与え続け、とりわけ電力不足が原因で日常的に接する世間の姿も大きく変わり続けています。
そこに、欧米発の金融危機などが加わって、テレビや新聞報道を通じて日々伝えられるニュースからは目を離せない状態になっています。
このような激しい変化の日々にあって、どこに焦点を合わせてどういうように対応して行けば良いのかは、重要な課題です。
基本的には、人間社会でのことですから、何よりも「人脈」を広くかつ深く掘り下げて、多様な情報や変化の兆しを迅速に収集し、大所高所から総合的に対処できる基盤を作り大事にしていくことでしょう。
具体的には、日々のニュースから、これは重要な変化の兆しと思われる話題や記事をピックアップし、ファイルを作っていき、必要に応じて見返し、時系列的に、あるいはテーマごとに変化の全体像を把握できる資料集を手元に用意しておくことでしょう。
日々の作業が重なれば、全体とすれば膨大な資料集が積み重なりますが、人間の記憶には限りがありますから、時々は過去にさかのぼって見返す、復習する必要は極めて大きいものです。この復習行為を通じて、変化の全体像をつかめば、今後の行方を推測することもかなりの確実度を持って可能になるでしょう。
全体と部分の間での行き来を通じて、将来像もかなりしっかりと推測できるでしょう。
歴史を精密にたどることが、時々の変化の傾向・趨勢を知ることにつながり、未来を予測しやすくなります。
このような日々の≪資料≫の積み重ねから判断すれば、現在、我が国の趨勢は、必死に東日本大震災・原発事故被害を一日も早く修復しようとあらゆる努力を試みていますが、とりわけ初体験の原発事故による風評被害等は、予想以上に、世界の人々の心に広く深く染み込み傷つけてしまっているため、これの修復はいつのことになるか、全く予断を許しません。
国内の物的被害や損害の修復は、官民協力の下での努力と時間の経過とともに確実に進んでいくでしょうが、世界中の人々に与えてしまった原発事故や放射能汚染に関する大きな精神的ダメージは、容易には消え去らないということが、東日本大震災・原発事故後半年以上を経過した今日、種々のニュースから次第に明らかになってきています。
このことが、今日、訪日観光客数の大幅な減少を招いている原因です。円高という現象も無視できませんが、世界全体で見れば、いつの時代にも経済的余裕のある人は少なくなく、そういった人たちは、現に世界の有名リゾート地に向けてのツアーを楽しんでいます。
以上より、我が国政府や観光関連事業者の対策が、何を重点においてなされるべきかについても、明らかになってきます。世界中の人々が負った心の傷を癒す方策を次々と編み出し実行していくことです。
数年単位の時間がかかるかもしれませんが、とにかく、[円高を利用して]こちらから外国に頻繁に出かけ、直接出会い、笑顔で話しかけ、我が国や国民のその後の健全さを知らせ、理解を深めていただける努力を行うことです。
これが、東京通訳アカデミーが、一日も早く、一人でも多い国際ビジネスの舞台で活躍できる人材、とりわけ医療分野でのハイレベルな通訳技能を有したを人材を育成して、彼らの海外への赴任の機会を増やしたいと願っている理由です。
以上の通りですので、今後とも東京通訳アカデミーへのご理解とご支援を何卒よろしくお願いします。

平成23年9月21日 水曜日
東京通訳アカデミー・理事長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号東観小川町ビル8階
電話03-3233-7518、Fax.03-3294-7410、e-mail:okamura3@oksemi.co.jp








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