医療情報の多言語での世界への発(受)信・準備開始!(東京通訳アカデミー)

2010-04-30 22:05:05 | Weblog
各位

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、当アカデミーでは、外国人患者受け入れのための仲介業務の仕組みの研究や遂行を始め、医療通訳士の養成等についても、すべての準備を整え終わりました。
そこで、いよいよ最後の仕上げとしまして、外国人にインターネットで直接呼びかける作業に入ります。外国人誘致の手法としては、外国の病院・医師を訪ねて患者等を紹介して戴けるようにお願いするなどの良い方法もありますが、医師でも病院経営者でもない我々庶民には難し過ぎるため、先ずは、インターネットでの広報に注力します。
取りあえずは、インターネット上での共同広告の趣旨にご賛同いただける医師・病院様を募り、応募して下さった医師や病院様の現在の日本語でのホームページや医療サービスに関する記事を、そのままで所定の外国語に翻訳して(共同広告の形態で)世界に向けて発信する予定です。
次のステップとして、外国での医療博覧会などの開催や参加が考えられますが、コストなども大きく掛かることが予測されるため、1~2年先の行事として予定します。
ちなみに、この世界に向けての発信に於いては、数種類の主要言語での発信は基より、見込み客からの問い合わせや申し込みなどに、即座にかつ適切に対処して医師や病院を紹介し、予約を取れる「専用の受け付け窓口」を用意しなければ広報してもその目的を全うできません。この種の窓口業務は、厳密には、「メディカル・ツアー・プランナー」の仕事として分類されますが、「医療通訳士」や「メディカルツーリズム管理者」あるいは(国家資格)「通訳案内士」による兼務が可能です。
かくて、東京通訳アカデミーでは、このような受付窓口の役割を果たす“Japanメディカルツーリズム・インフォーメーションセンター”を(海外発信をスタートする)5月末より開設します。
尚、この医療情報の世界への発信・受信システムの構築につきましては、下記に紹介します㈱キバンインターナショナル様にご支援を戴きます。
どうかよろしくお願いします。

平成22年4月30日 金曜日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

                        記
西村社長様(㈱キバンインターナショナル)
湯川浩一様(㈱キバンインターナショナル・スペシャリスト)

今日は、有意義なお話し合いをさせて戴き誠に有り難うございました。
今後ともよろしくお願いします。
さて、早速ですが、(1)5月20日までに、10ないしは20病院を目標に広告枠を予定し、「メディカルツーリズム共同広告」への加入者様を募集し、そして英語・中国語・ロシア語(将来は、ドイツ語・フランス語・アラビア語も)などで、(2)5月末までに海外に発信したいのですが、とりあえず「生放送スタイル」でお世話になります。
(3)生放送とはいえ、プログラムの冒頭に於いて中国語・ロシア語や英語講座講師による日本の病院へのお誘いトークのセクションを設けるなら、当アカデミー講師たちと打ち合わせ等が必要ですので、収録日の設定については暫くお時間を下さい。
(4)次の段階としては、7月末までに、病院・医師・治療サービス等の特徴や内容等の医療情報を整理・加工して、より見やすいものへと編集作業を加えて戴きたいと考えています。
(5)上記と同時進行で、私や講師による病院向け共同広告への参加病院募集プレゼンテーションを収録して戴き、これをもインターネット上で発信して戴き、参加者を募りたいと思います。これについても、上記の(3)の収録と同時に行えばより効率的かつ効果的でしょう。
ではよろしくお願いします。

平成22年4月30日 金曜日
JGC&TIA事務局・岡村寛三郎

メディカルツーリズム:インドを見習い追い付こう!共同事業者の募集!!!

2010-04-30 14:45:48 | Weblog

メディカルツーリズム・・・インドを見習い、追い付こう!

インドのメディカルツーリズム実施状況は、かなり先進的です。我が国もこれに追い付く努力が必要です。
そのためにはさまざまな課題がありますが、病院・医療情報の海外への発信や受信作業をどれだけやっていけるかが、大きなポイントになっています。これを、当アカデミーでは、メディカルツーリズム管理者の仕事の一分野に設定していますが、この作業を当アカデミーと共同でしてみたいという希望者(or事業所)はおられませんか?共同事業者を募集します。
よろしくお願いします。

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp

日経ビジネスより転載!
2010年4月30日(金)

インド発 Business Today
2010年4月28日(水)
医療ツアーに本腰入れ始めたインド
最新医療を低価格で提供

椎間板ヘルニアの手術を予定していた35歳のジェームズ・マイケル氏は、米国より手頃な価格で治療を受ける方法はないかとインターネットで調べ始めた。問い合わせに即座に回答を送ってきたのは、インドのバンガロールにあるフォルティス・ヘルスケア病院だった。マイケル氏はその病院で手術を受けることに決め、このほどインドに飛び、入院した翌日に椎間板を人工の板に入れ替える手術を受けた。
 海外からの医療ツアーがインドでブームになった当初、ニーズのほとんどは歯科や美容関連の治療が中心だったが、最近では何千人もの患者がもっと高度な医療を求めてインドの病院にやってくるようになった。
高度医療を求め遠国からインドの病院へ
 フォルティス・ヘルスケアのビシャル・バリCEO(最高経営責任者)は「5年前は近隣諸国や西アジアからの患者が多かったが、現在では世界35カ国から患者を受け入れている」と語る。
 フォルティスだけでも、ムンバイとバンガロールに持つ病院で年間2000人近い米国人の患者を治療しており、その数は2005年から10倍に増加した。この2つの病院は、医療機関を評価する米国の民間団体ジョイント・コミッション・インターナショナル(JCI)の認定を取得している。この認定を得ていることも患者増加の一因だ。
 医療ツアーの先駆けであるアポロ病院のプリーサ・レディ社長も「5年前には南アジアからの人が外国人患者の8割を占めたが、今では7割が南アジア以外からの患者だ」と話す。
 バンガロールに本拠を置くがん専門病院のヘルスケア・グローバルでも同じ傾向が見られる。「現在、全体の6%を海外からの患者が占めるが、その数は年率20%のペースで増加しており、アフリカ、バングラデシュ、西アジアに加えて、カナダ、ノルウェー、オランダといった先進国からの患者も増えている」(会長兼CEOのB・S・アジャイ・クマール医師)。
 深刻な健康問題を抱えた患者が24時間もの飛行時間をいとわず治療を受けにくるのは、これまで多額の投資をしてきたインドの医療機関が世界的にも高いレベルの医療設備と技術を持つようになったからだ。
 アポロ病院のレディ社長は「昨年、外国からインドを訪れた30万人の医療ツアー参加者のうち、半分以上は南インドのケララ州などで展開しているスパやジム、プールなどを完備した健康リゾートへ向かったが、それ以外は専門の医療を受けに来た」と推定している。
 さらに、ハイデラバードとその近郊のセクンデラバードに病院を持ち、高度な放射線治療技術を持つヤショダ病院グループ社長のG.S.ラオ医師は「ハイデラバード新国際空港が完成したことにより、患者が目に見えて増え始めた」と遠国からの患者急増のもう1つの要因を指摘する。
低価格で海外の患者を魅了
 インドで治療を受ける最大の魅力は医療費の安さだ。例えば、心臓バイパス手術を受ける費用は、付き添い1人との個室での滞在費を含めインドなら8500ドル(約80万円)程度。これが米国なら約10万ドル(約940万円)になるだろう。平均するとインドでの医療費は米国の10~20%で済む。
 マイケル氏は妻に付き添われてフォルティスを退院。費用は5つ星ホテル級の病室での1週間の滞在費も含めて1万5000ドル(約140万円)だった。米国なら3万~4万ドル(約280万~370万円)はかかっただろう。