7月開講のメディカルツーリズム管理者講座の真の狙い

2010-04-23 21:30:23 | Weblog
7月開講の「メディカルツーリズム管理者」養成講座の狙い

皆様のご清栄をお慶び致します。
さて、大学を終えて就職し社会人・職業人としての暮らしを数年送れば、誰しも悩みが発生します。顧客との関係だけではなく、上司との関係、同僚との関係、部下との関係・・・それぞれに気を使って最善の選択を心がけながらお付き合いをしている筈でも、誤解や軋轢や衝突等が度々起こり、職場に於いては、仕事上の能力を上げることよりも、むしろ対人関係能力を磨き向上させる必要があるな・・・と思わざるを得ない苦しい日が多くなっていくでしょう。
そのようなとき、次のような言葉が、再び心を奮い立たせるのに役立つでしょうか…
「今日一日、怒らず、恐れず、悲しまず、正直親切に、力と勇気と信念を持って、自己の人生に対する責務を果たし、常に平和と愛とを失わざる立派な人間として生きることを厳かに誓います。」(中村天風氏の言葉)
更に、ここからは、日々気持ち良くお勤めできて、職場の集団を維持し、その人間関係や団結力を向上していくには、結局のところ、「憐みの心、節約、謙虚」(老荘思想)の心構えと姿勢を持って、周囲の人たちとお付き合いしていくことだと分かるでしょうか…
そして、「憐みの心」・・・を持つことは、最終的に、助け合い・相互扶助、共存共栄という生き方に行きつくのではないでしょうか?
また、一人で何もかもに取り組むのではなくて、数人で協力し合って取り組めば、一人一人が出す力は少なくて済むわけですから、これは力やエネルギーの「節約」になるでしょう。更に、「謙虚」な姿勢というのは、明らかに他者・仲間に対する姿勢ですから、集団生活を前提にしています。
以上より、競争や(逆の)孤独を好む生活スタイルよりは、他者との共存共栄という生き方こそが、数千年の歴史を越えて現代にまで生き抜いてきた宗教・哲学思想の根幹に位置すると気付くでしょう。
これを別の言い方に替えれば、「人がこの世に生まれてきたその意味は、あるいは人が生きることの目的は、一重に、社会や人のために尽すためである。」という言葉になるでしょうか…
そこで、このような共存共栄という生き方をできる限りに実現しようとする努力が、自分の周りに大勢の人たちを集めて、一つの集団として確立させ、総合的な大きな力を産み出す良き結果を導くことになるでしょう。
このような心境に達し、実際にその通りの行動となって表わすことができるようになれば、その人はまさに「一団・一群のリーダーであり、管理者である」と言えるでしょう。
東京通訳アカデミーが推進するべく努力を傾けている「メディカルツーリズム管理者」は、その仕事内容として、顧客、外国の仲介業者・国内の仲介業者・医療通訳士・医療コンシェルジュ・病院の医療サービススタッフ等・・・実に多数の関連者を、時に指揮し、時に協働しつつ、時に支援しつつ、病気で苦しみ悩んでいる人たちを救うと言う実に壮大でかつ人道的・社会奉仕的な業務を掌ることになります。
以上のような「管理者」という職業の中に潜むべき精神性や哲学をしっかりと理解していただければ、どんな分野の仕事であれ、その分野の管理者になるということは、人間としての生き方について最高レベルに達する認識と意欲を持って行動することになります。
かくて、東京通訳アカデミーでは、皆さん方に、こういう尊いポストに就くことを目的にして、積極的・意欲的に、広範かつ奥行きの深い学習を進めていただきたいと望んでいます。単に、メディカルツーリズムの管理者としての知識やスキルを表面的に学ぶだけではなく、管理者の持つべき深い人道主義的・倫理的意味合いをも探求して戴きたいと望んでいるのです。
では、教室という名の「真理探究の道場」で貴方にお出会いできることを楽しみにしています。

平成22年4月23日 金曜日
東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

メディカルツーリズム管理者養成講座、7月開講決定!

2010-04-23 16:40:37 | Weblog
メディカルツーリズムへの準備と発進

東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
お問い合わせ&お申し込み
Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410

医療と観光が、国際化に向けて手を携えて協力し合うことの必要性や重要性は、メディカルツーリズムを試みる世界中の多くの国々の中でも、タイランドが抜きんでた盛況を勝ち取っていることを知れば、それが不可欠だと言うことが良く分かります。
そこで、このメディカルツーリズムは医療関連業側から仕掛けるべきなのか、観光業界側から仕掛けるべきなのかという問題がありますが、ホテルや旅館施設を含めた観光業界側から仕掛ける方がベターでしょう。なぜなら、医療サービス側に於いて為すべき日々の運営努力は、最先端の科学技術の応用から日々の診療現場での細心の患者・顧客への配慮に至るまで、その範囲の広さと奥行きの深さにおいて凄まじいものがある一方、観光業界側は、元来が幅広い顧客向けサービス・ビジネスであり、外国人接遇の側面に於いてもすでに長年の経験と知恵の限りを尽くしてこられた歴史があるからです。
それにも拘わらず、現在では、医療業側からの(医療と観光をセットにした)メディカルツーリズムへのアプローチが盛んに行われている状況を見れば、如何に医療業側における病院や施設団体の今後の成長に向けての自律的・主体的な熱意と努力が大きいかを知ることができます。
それでもメディカルツーリズム自体が、上述のように医療と観光をセットにした方がより魅力度が大きく、多数の外国人をひきつけることができるかを知れば、観光業界側の革新的なツアー・プラン作りと顧客ガイディング手法の改善とが求められます。
そのツアー・プランニングには次のような多岐にわたる知識とスキルの研究と開発とが必要となります。(1)先ず、顧客開拓のマーケッテイングの前提として、世界中のメディカルツーリズムの本質と現況と内容をつぶさに研究することであり、(2)第二に、見込み客獲得業務から始まり、国の内外の仲介業者を介在させ、医療通訳者や医療コンシェルジュを含めて病院・観光施設に至るまでのツアーに関わる多数の関連業者間にわたる連絡と費用代金決済等についての契約関係の内容と司令塔の選択決定であり、(3)第三に、全国の病院情報を効率的に海外見込み客に発進する情報収集と加工に関連するICT技術(=Information and Communications Technology)修得向上です。
良質で魅力に溢れたツアー・プランニングをめぐるこれらの多面的かつ複雑な流れ全体に関する知識と作業スキルを体系的かつ効率的に修得するのみならず、ツアーに関わる多数の関連者の利害を調整し、ツアーを安全かつ適正に行い、もって所期のビジネス利潤を確保するため、東京通訳アカデミーでは「メディカルツーリズム管理者」資格制度の創設と推進を提案します。
「メディカルツーリズム管理者」資格養成制度の概要は次の通りです。

「メディカルツーリズム管理者」講座(Medical Tourism Manager=MTM)

2010年7月開講
(1)年間2回: 7 月と1月(6か月単位で年2回)
(2)全期間(6カ月=120時間)
(3)「管理者業務入門」講座2カ月:
毎週日曜日(5時間/日×4週/月×2カ月)=40時間
(a)1日:10:00開始~16:00分終了(昼食休憩12:30~13:30、1日5時間授業)
(b)学習内容:次のテーマを順次学習(2ヵ月間・8週間)
①「メディカルツーリズムとは何か?」(1日)
  教材:「メディカルツーリズムとは何か?」
  著者:多摩大学 教授 真野俊樹先生
②「メディカル・ツアー・プランナーの業務内容」(1日)
  教材:当アカデミー自主編集    
③「医療コンシェルジュの業務内容」(1日)
  ★特定非営利法人「日本医療コンシェルジュ研究所」様ご提供資料
④「医療通訳入門&通訳をめぐる法律問題」(計2日)
  ()教材:「医療通訳入門」(1日)
    連利博監修[日本パブリックサービス通訳翻訳学会理事長]
    237頁、出版:松柏社、(定価2,400円+税)
()医療通訳の手引き&法律問題の研究(1日)
    ・・・当アカデミー制作
⑤「最近の重要医療情報」(1日)
⑥「全国の病院・診療科情報の研究(特徴とランキング)、病院評価制度」
  (1日) 教材:医療情報誌
⑦メディカルツーリズム・管理業務の仕組みと役割(1日)
(=アレンジファーム業務orファシリテイター業務とは何か?)
  ★教材・・・「顧客・内外のアレンジ業者・病院の関係を規律する                  三種の基本契約」
⑧医療に観光をセットにすることの意義とプランニング及び
 観光ガイドの採用等(1日)
⑨メディカルツーリズムをめぐる世界市場のマーケッテイング(1日)

(4)「メディカルツーリズム・経理業務」講座1カ月(4週間):
毎週日曜日(5時間/日×4週/月)=20時間
(a)毎回:10:00開始~16:00分終了(昼食休憩12:30~13:30、1日5時間授業)
  (b)学習内容:・・・次の各教科を順次学習
    ①「経理(会計)業務の基本」(1日・1週)
      教材:岡村憲一郎監修(東京国際会計、日米両国公認会計士、東京大学卒)
    ②「経理業務のメディカル・ツアーのプランニングや治療費等の支払い決済等への      応用について」(毎日曜日3回計15時間・3週)
      ()旅行客向け:旅費計算と請求書作成、清算金等決済
      ()病院向け:治療費等計算と決済業務
      ()医療通訳士・医療コンシェルジュ等の付属スタッフ向け:支払業務
      ()観光がセットされる場合の経理処理
        教材:当アカデミー自主編集(岡村憲一郎監修・東京国際会計)

(5)「外国人向け医療情報処理に関するIT技術」講座2.5カ月(10週間×5時間=50時間):
   毎週・日曜日(5時間/週×4週/月×2.5カ月)=50時間
    (a)基礎学習:1カ月4週間(各週の履修=1日5時間、4回(4週)、計20時間)
      ≪次の8分野を順次学習≫
      ①情報収集 ②情報の整理 ③情報記事作成 ④翻訳 ⑤情報発信
      ⑥情報管理 ⑦メインテナンス作業 ⑧付随業務
    (b)応用実技研修:1ヶ月4週間(各週:日曜日5時間×4週=20時間)
    (c)IT技術検定試験向け模試:1日(日曜日1回1週・5時間)
    (d)(本番)「IT技術検定試験」:1日(日曜日1回1週・5時間)
      実施要領・合否基準等は、メディカルツーリズム管理者検定試験に準ず。

(6)「メディカルツーリズム管理者」検定試験(0.5カ月:2週間)
  (1)模試:(日曜日1回、5時間)・・・IT技術以外の分野から
    (a)10:00~12:00時:筆記試験
    (b)13:00時~16:00:インタヴィユー試験(各自15分間づつ)
  (2)本番:(日曜日1回、5時間)・・・・IT技術以外の分野から   
    (a)主催:CoolWorldExpo株式会社
    (b)日程:(年2回予定、11月・5月の)第4日曜日
    (c) 時間帯:10:00~12:00:筆記試験、13:00~16:00:インタヴィユー試験
   (d) 配点:①筆記試験100点(医療通訳入門編より20点、語学&医療知識より80点)
②インタヴィユー試験100点
(e)合否基準:
①2科目の平均点共に60点以上=3級合格(初心者レベル=就業はまだ無理)
②2科目の平均点共に70点以上=2級合格(補助者として仕事可能)
   ③1科目の平均点が85点以上、他の科目平均点が70点以上=準1級
(独り立ち可能)
④2科目の平均点が共に85点以上=1級合格 (職場でリーダー格レベル)
⑤尚、6ヶ月間=120日の授業日数のうちでの出席日数率(%)が、75%以上で
あることも必要とします。     
   (f)合否発表:検定試験の翌月の15日(約2週間後)
   (g)認定証授与
   (h)職務中携帯用のライセンスカード発行
(i)人格・知識・技能に優れた人材向けに、派遣紹介or職業紹介をします。
    ≪紹介先:旅館やホテル・旅行業者等、病院・製薬会社・医療機器メーカー、
仲介業者・商社等≫
(CoolWorldExpo株式会社・派遣事業部長・添田朗
☎03-5577-6293、Fax.03-3294-7410、soeda@coolworldexpo.co.jp)

≪指導・受講条件≫
(1)講師:()(国家資格)通訳案内士(岡村寛三郎)・看護士、医療通訳士(1級)
()IT技術の専門家
()会計業務専門家
()その他
(2)定員:20名
(3)受講料(教材費・消費税等込み)200,000円
   ≪振込先≫ 三菱東京UFJ銀行 姫路支店 普通口座 No.0017123 
東京通訳アカデミー(=CoolJapanExpo株式会社)


東京通訳アカデミーご案内
1.東京通訳アカデミー・学院長・岡村寛三郎
2.〒101-0052東京都千代田区神田小川町2丁目6番12号 東観小川町ビル8階
3.事務局☎03-3233-7518 Fax.03-3294-7410
4.学院長Eメール:okamura3@oksemi.co.jp
5.派遣とメディカルツーリズム:CoolWorldExpo株式会社
派遣事業部長・添田:☎03-5577-6293、Fax.03-3294-7410、
Eメール:soeda@coolworldexpo.co.jp