goo blog サービス終了のお知らせ 

日々好日

さて今日のニュースは

キューバ危機の折米軍から沖縄ミサイル基地に核誤爆命令発出暴露

2015-03-15 07:58:55 | Weblog

50年位前冷戦下で米ソの全面戦争の瀬戸際まで追い詰められたキューバ危機は辛くも
両陣営の指導者の良識で避ける事が出来ました。

当時ソ連が米国と1対1の核戦争に踏切り将に一触即発の状態でした。

処が今回是を上廻る危険な状況が沖縄ミサイル基地で起きて居た事が暴露されました。

其れは米軍に対しソ連や中国を標的にする核攻撃命令が誤って出されて居たと言う。

今思うと背筋が凍る思いですね。

幸い現場の発射指揮官の判断で発射は回避され事なきをえました。

何でも沖縄ミサイル基地の4基の核爆弾搭載のミサイルがソ連等に向けて発射するように
無線で届いた様です。

当時キューバー上空で米国偵察機が撃墜され米軍も相当混乱して居た模様で、誤った
核爆弾発射命令が出され模様。

当時ソ連でもソ連潜水艦が核魚雷発射寸前だったと云う事が近頃暴露されています。

戦争は全くこの様な偶発的事から起きて大きな戦争となる可能性が多い。

米国発射指揮官が戦争レベル発出されてない状況での核発射命令はオカシイと判断し
発射命令を回避したからよいが、これは明らかに軍規違反で軍法会議ものです。

しかし指揮官の良識が世界を救ったとも云えます。

この様な危機は今後も幾度となく起きてくるでしょう。

人類は果たして此の危機をくぐり抜ける事が出来るのでしょうかね?


 


武力行使新3要件戦争突入阻止可能か?過去の轍を又繰り返すか?

2015-03-15 06:40:05 | Weblog

安倍政権は戦後70年にして強い日本の構築を目指し新たな安全保障法制を
急いで居ます。

集団的自衛権行使・自衛隊海外派遣・武器使用の緩和等がこれに当たりますね。

今問題になって居るのが武力行使の新3要件です。
是は旧海軍が定めた自衛権行使の3条件に大変酷似して居ると云う事です。

安倍政権が決めた集団的自衛権行使に伴う武力行使の新3要件は次の通りです。

我が国の存立が脅かされ国民の生命・自由及び幸福追求の権利が根底から覆さ
れる明白な危機がある場合。
他に適当な手段が無い場合。
必要最小限度の実力行使にとどめるべき事。

是に対し旧海軍の自衛権行使の3条件は次の通り。

国家又はその国民に対し急迫せる危害がある場合。
危害を除去するに他に代わるべき手段なき場合。
危害を排除するに必要なる程度を越えざる事。

是は似ていると云うよりそっくりそのままパクッタと云えますね。

この旧海軍自衛権行使3条件は1938年発行の軍艦外務令解説に記載されて居る。
海軍が外国に派遣する司令官訓辞とし1898年制定された軍艦外務令の解釈との事。

しかしこの3条件は満州事変・上海事変・真珠湾攻撃等で帝国の権益擁護と在留民
保護のため自衛権発議したとし、最終的には太平洋戦争へ突入した。

現在ロシアが是と全く同じ様な事をウクライナーで行って居ます。
歴史は二度も三度も繰り返されると云う事です。

ただ現在の日本は專守防衛が決まりで、日本は直接武力攻撃があった場合を除き
武力行使派憲法9条で歯止めされて居た筈なのがこの頃これがアヤシクなりだして
問題が起きて来ています。

現在与党間でも足並みが乱れ公明党が戦争への拡大を懸念し安全保障法制化に
一部異議を唱えて居ます。

しかし基本的には賛成の立場ですので、このまま武力行使新3要件がスンナリ通る
可能性がおおきい。

又戦争の足音が近くでしだした感じがする。

何時か来た道をまた通ってしまうのでしょうかね?