50年位前冷戦下で米ソの全面戦争の瀬戸際まで追い詰められたキューバ危機は辛くも
両陣営の指導者の良識で避ける事が出来ました。
当時ソ連が米国と1対1の核戦争に踏切り将に一触即発の状態でした。
処が今回是を上廻る危険な状況が沖縄ミサイル基地で起きて居た事が暴露されました。
其れは米軍に対しソ連や中国を標的にする核攻撃命令が誤って出されて居たと言う。
今思うと背筋が凍る思いですね。
幸い現場の発射指揮官の判断で発射は回避され事なきをえました。
何でも沖縄ミサイル基地の4基の核爆弾搭載のミサイルがソ連等に向けて発射するように
無線で届いた様です。
当時キューバー上空で米国偵察機が撃墜され米軍も相当混乱して居た模様で、誤った
核爆弾発射命令が出され模様。
当時ソ連でもソ連潜水艦が核魚雷発射寸前だったと云う事が近頃暴露されています。
戦争は全くこの様な偶発的事から起きて大きな戦争となる可能性が多い。
米国発射指揮官が戦争レベル発出されてない状況での核発射命令はオカシイと判断し
発射命令を回避したからよいが、これは明らかに軍規違反で軍法会議ものです。
しかし指揮官の良識が世界を救ったとも云えます。
この様な危機は今後も幾度となく起きてくるでしょう。
人類は果たして此の危機をくぐり抜ける事が出来るのでしょうかね?