公明党神奈川県本部所属議員が一堂に会して各議会の活動ぶりや国政について共通認識を研さんする恒例の夏季議員研修会が20日、山口那津男公明党代表の出席のもと横浜市内で行われました。
冒頭、上田勇県本部代表(衆議院神奈川6区予定候補)が挨拶に立ち、議員は公人として市民から尊敬される存在でなければならないとの自覚をもつべきことを強調し、さらには来たるべき総選挙での捲土重来を期して戦い抜く決意を述べました。
つづいて9月23日投票の座間市議選、大井町議選に挑戦する候補予定者が決意を述べました。
次に今季限りで勇退することを表明した松あきら副代表(神奈川県選出、参議院議員)が挨拶にたち、神奈川の同志への感謝と、残りの1年間の任期を党勢拡大、政策実現に頑張りぬく決意を語られました。
そして山口那津男党代表が挨拶にたち、「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」との立党精神の淵源を再確認する中で、公明党議員のチームプレーが公明党の社会における存在意義であると強調されました。
また、社会保障と税の一体改革の修正8法案の採決にあたり行われた三党党首会談で、なるべく解散したくない民主党と一日も早く政権奪還を目指している自民党が対立し、採決が危ぶまれているというせめぎ合いの中、山口代表が国民生活の立場に立つならば8つの修正案を成立させ、持続可能な社会保障体制を確立することが第一とすべきであるとの姿勢を貫いたようすが語られました。
そして野田首相の「近いうちに民意を問う」との言葉がさまざまな解釈を呼んでいるが、いつ衆議院の解散があっても必ず勝利すべく、常在戦場の意識で戦い抜こうと呼びかけました。
第2部では横浜市議会公明党が中心となって議員提案し成立させた「横浜市市民協働条例」制定までの経過が報告されました。
また浜田まさよし副代表(参議院議員)からは税制改革と各原発事故調査報告内容と提言について報告がありました。
古屋範子党女性委員長(衆議院議員、比例区南関東予定候補)からは、一体改革で実現した公明党の主張した社会保障改革の内容について報告がありました。
第3部ではNPO法人全国地域PFI協会会員の伊庭オフィス代表の伊庭良和氏が講師となって、「地域密着型PFIについて」の講演がありました。