鎌倉市議会議員 納所てるつぐブログ

日々の議員活動でのできごとや思ったことをつづっています。

一般質問終わって委員会日程へ

2012年06月19日 | Weblog

鎌倉市議会6月定例会は17人の一般質問を終え、19日から委員会審査が始まりました。

予定より1日延長して4日間にわたって行われた一般質問ですが、私は17人目の質問者として、民間活力を活用した公共サービス提供のあり方について質問しました。

公民連携による公共サービスの提供はPPPと呼ばれるものですが、さまざまな手法がある中で、PFI事業のあり方について、鎌倉市は真剣に考えなければいけないのではないかという質問です。

新たな公共施設整備や公共サービス事業を行う際、計画、設計、建設、資金調達を民間で行い、一定期間運営を任せるもので、行政は建設費などの施設整備費や運営費を設定された期間、たとえば10年や30年などの長い期間にほぼ均等で支払うのがPFIです。

民間事業者は行政からの運営費のほかに利用料などの収入があります。

鎌倉市では実際に山崎にある温水プールで行われている事業ですが、ちょうど期間の中間ですので、一定の評価を行い、今後のための貴重なノウハウを蓄積しておくべきではないかという質問でした。

行政側の答弁は、ほぼ同じ認識を持っていたという感触を持ちました。

明けて、19日は私の所属する「教育こどもみらい常任委員会」でした。

追加の報告事項で、市内の小学校敷地内で基準値を超える放射線量が測定された件が取り上げられました。

これまで2回にわたって市内の学校で測定をしてきたということですが、ある小学校では外部の人々が測定した結果が高い値を示したため、改めて測定した結果、高い値が測定されたとの報告でした。

汚染された土壌は土嚢袋で3~4袋で、子どもが近づかない場所に保管したということです。

ただ、その報告審査が終わったあとに、3回目の市内小中学校の測定結果を公表する資料が配られたため、6月定例会最終日の28日に、教育部の公表のあり方も含め、結果の詳細について改めて説明を受けることになりました。