トウゴロイワシ

和名　トウゴロイワシ
学名　Hypoatherina valenciennei

秋から冬にかけて水面近くで群れているのが見られる。
イワシと名前についているが食卓に上るマイワシやカタクチイワシとは違う。
分類上もそれほど近縁ではなくて
こちらはどちらかというとボラやトビウオに近い。

泳ぎ方も一般的なイワシ類やキビナゴなどが
かなり高速で泳ぎ回るのに比べ
水面近くでほとんど動かずにいるのも良く見られる。

パラオで現地の人が「イワシ」と呼んでいるのも
この系統のイワシと思われる。

今回トウゴロイワシとしてしまったけれど
実際には他のトウゴロイワシ科の魚は写真ではほとんど判別不能。
同定するには肛門の位置、鱗の形、鱗の数など細かいチェックが必要。
見切り発車の部分があるので間違ってたらすいません。

海が凪いでいる時など
水面に背中合わせで写り込むような写真を狙いたいのだけれど
腕が追いつかずまだ撮れていません。