海の生き物達

私、かまぢが海で出会った生き物達を画像と共に思う事を書いていきます

ハナアナゴ

2009-07-30 20:47:36 | 長物系
和名 ハナアナゴ
学名 Ariosoma anagoides

伊豆半島周辺でのダイビング中に見れる
アナゴの仲間では1番ポピュラーな種。
砂地から頭だけ出している姿が良く見られる。
日没と同時くらいに砂から抜け出て活発に泳ぎ回る。

砂中にいる時に尾鰭の辺りに指をゆっくり差し入れると
体の半分くらいまで出てきてくれる。
あまりしつこくやると抜け出て安全な場所を探して逃げる。
この時砂地に尾鰭を突き刺して潜る姿が観察できる。
しつこくやるのはモラル的に問題もあるので程ほどに。
その姿が面白いので初心者のダイバーにはやはり受けるネタではある。

体型は他のアナゴの仲間にくらべて寸胴で
体色は白っぽく目から吻の間に白色斑があるので識別は簡単。

ちょっと粗めの砂から砂を好み
泥が強くなるようなところではほとんど姿をみない。
水深も比較的浅いところを好むような気がする。



オオスジイシモチ

2009-07-03 22:08:34 | テンジクダイ科
和名 オオスジイシモチ
学名 Apogon doederleini

伊豆、関東周辺で見られるテンジクダイの仲間で普通種。
しかしキンセン、コスジ、クロホシ、ネンブツに比べるとちょっと少なめ。
その分大きいので見た目には威圧感?があるかも。

大きな群れは作らず単体でいる事が多く産卵期にはペアリングする。
普段の色彩は地味に見えるがナイトではライトを当てると
他のテンジク系と同じようにメタリックブルーに輝き美しくなる。
この系統の魚を見る時はぜひ夜に!!
昼のイメージがガラッと変わる事間違いなし。

某図鑑では「コスジイシモチに似るが」と記載されているが
名前の通りスジは太いし本数も違うので
似ていると言うほど似ていないと思う。

なお魚は未だかって「見たい」というリクエストは受けた事がありません。
フォトコンなどの被写体でも見ないですね~。
という事で伊豆基本テンジクの中では1番不人気種!?