ジャン=リュック・ゴダール、2004年の監督作品。
サラエボを訪れたゴダール、
そこで行われた講義に参加した少女を起点としたお話。
淡々とシーンが移っていくなかで、
じわりじわりと胸が苦しくなっていく。
9.11以降の、日本でいえばオウム事件以降の
この僕らの世界の未来を果たして希望を持って見つめられるか?
「今の民主主義は政治が機能しなくなり全体主義に陥っている」
だからゴダールも言う。
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SABU監督2005年の、ジャニーズはV6を迎えての作品。
そういやなんか前にV6とSABUが映画撮るとかいってたよなー、
なんて思って、今回これを借りてみたんだけど、
実は2003年にも「ハードラックヒーロー」で一緒に仕事をしており、
たぶん僕がイメージしていたのはそっちなんだろうな。。
SABUの作品は2002年の「幸福の鐘」以降
あまりチェックしてなかったんだけど、この作品を観てみて、
認 . . . 本文を読む
「下妻物語」の中島哲也監督の最新作。
元教師の川尻松子の、職を追われ、男に泣き、
トルコ嬢に身をやつし、最後には中学生に撲殺されるという、
不幸に不幸を積み重ねたような53年間の人生を描く。
ミュージカルシーンや、ファンタジックなCGシーンを多用するとともに、
要所要所にコミカルなシーンを盛り込んで、
不幸な松子ワールドの一大エンタイテイメントになっている。
松子を演じるのは中谷美紀。
歌もうま . . . 本文を読む