1997年のフランス映画。
女の子になりたい7歳の男の子リュドビックの物語。
「ぼくのバラ色の人生」と邦題をみると、
ハッピーなお話のように思えるけれど、
女装とかにちょっと憧れる男の子というより、
もうこの年齢で確実に性同一性障害があらわになっており、
実はとてもヘヴィな内容。英語のタイトルは「MY LIFE IN PINK」。
つくりがとてもかわいらしくファンタジックで、
これは女の子になり . . . 本文を読む
アボルファズル・ジャリリ監督、1998年公開作品。
ただし製作されたのはさかのぼって1992年とのこと。
日干しレンガを作って暮らす村の11歳の少年イリアの物語。
セリフはほぼなく、字幕もなし。
風吹く荒野に人々が、笑い、悲しみ、叫ぶ、
芸術度の高いシーンを印象的に編集し、
その地で暮らす人びとの思いがじわりじわりと心に沁みてくるような作品。
初め女の子かと思えた、おばさん臭い顔を持つ
少年イ . . . 本文を読む
奥田民生の2004年10月30日に広島市民球場で開催された、
「ひとり股旅スペシャル」のライブ映像を使いながら、
木村カエラ扮する、両親が離婚し広島で一人暮らしをしている、
いまバンドになんとなくひかれ始めている女子高校生
小林マナモの青春ストーリーをミックスさせた作品。
「茶の味」の音楽監督ANIKIが、監督・脚本・編集を手掛けている。
いろいろと「遊び」を次々盛り込んだかんじで、
全体の作り . . . 本文を読む