絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2019年11月17日(日)絵本レベルアップコース・高畠純先生の授業内容

2019-12-19 18:10:14 | 絵本研究科
10月の1回目の授業は、台風の影響で休講になりました。本日が絵本レベルアップの第1回目の授業になります。



●絵本作家になるには、どんなコンペに出せばいいのか。
絵本作家になるには、色々な方法がありますが、そのなかのひとつとしてコンペがあります。
多数の絵本コンペがありますが出版に一番近いのは、「ピンポイント絵本コンペ」と「講談社絵本新人賞」のふたつです。
ここからデビューしました絵本作家は多数います。 詳しくはネットなどを見て情報をチェックしてください。



本日の授業は、回文を作って絵を描いていきます。
文自体があまり意味をなさなくても絵をつければ、面白くなるような文を考えます。
例えば「ナスおスナ」この文は文字だけを読めば、あまり面白くありませんが、
ナスがたくさんいて、押し合いをしている。満員電車の乗客が全て「ナス」でナスが押すなと言っている。
などの絵をつけるとシュールで絵本らしい絵になりますね。



『どっちからよんでも』
文・本村亜美 絵・高畠純
出版社・絵本館

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年12月14日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2019-12-19 17:26:56 | デッサンクラス
今日は、須磨水族園でスケッチです。
前回の王子動物園のように、小春日和で暖かいスケッチ日和になりました。
11時から館内でスケッチをして12時に、入口から入った波の大水槽の前で描いたスケッチを講評します。



  

次は1時30分に同じところに集合をして、講評をしました。
魚類は例外もありますが手足がないので、横から見た魚は割と描きやすいのですが、正面や上・下からのアングルは、あまり見たことがないので描きにくいですね。
まずは、魚をよく観察して目やヒレの位置などを確認しましょう。

外でのスケッチは、恥ずかしと思う方もいますが、仲間がいれば安心してスケッチができますよ!

生徒さんが描いたスケッチ
  

タケウマ先生が描いたスケッチ

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年12月7日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2019-12-19 16:40:49 | デッサンクラス
今日の授業は、イラストにつける「影」の勉強です。影には2種類あります。
●空間に落ちる影
●物に落ちる影
影を付けることで、その物が空間のどこに位置しているのかが分かります。

例として、下のイラストを見てください。


水着の女性と浮き輪がありますね。女性と浮き輪の影がなければ水とわかりません。
このように影を付けることで、水を表現しています。

影の色は黒だけではなく、むしろ黒以外の色を使っていることが多いです。
最初はブルー系の影を付ければ、まとまりのあるイラストになります。
あと色々と影のつけ方のポイントがありますが、また授業に参加したときにお伝えしますね!

 

生徒さんが描いたイラスト
 

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2019年12月18日(水)絵本わくわくコース・WAKKUN先生の授業内容

2019-12-19 15:35:47 | 絵本わくわく塾
前回のWAKKUN先生の授業では、大きな和紙に墨で絵を描きました。
90センチ×90センチの大きな和紙ですので、思いっきり一気に描き上げていきましたが、
今回は細長い和紙に描くので、構図も考えないといけないです。
WAKKUN先生の最後の授業では、じゃばら本を制作しますので、
今回の授業では、長い紙(じゃばら本)に描く練習にもなります。

始めに参考になるじゃばら本を紹介していただきました。

絵話塾の生徒さんからいただいた、写真のアルバムになったじゃばら本


太田朋先生のじゃばら本



まずはWAKKUN先生にデモストレーションで絵を描いていただきました。



家来の一人もいない王様


凛とした気持ちで一気に描き上げました。
WAKKUN先生は描くものによって、思い切り一気に描く場合と、ふんわり柔らかい気持ちで描く場合とがあるとおっしゃっていました。
今回は力強く一気に描き上げていました。



では皆さんも描いてみましょう。
まずは何をどう構図を取って描こうかじっくり考え、描き始めると集中して描き上げます。



みなさん、なかなかいい絵が仕上がってきていますね。
水の量で濃淡を変えれますので、その表現もいい感じです。

全員が描けましたら発表です。

 

  
   

それぞれの思いが絵に表現されていて、みんなに伝わってきました。
表現することは、形だけを気にしないで、自分の心がそこにあるのかが大事と、WAKKUN先生はおっしゃっていました。

次回の授業3月4日(水)では、じゃばら絵本の発表をします。
完成ではなく、ダミーの状態でも大丈夫です。

今年の授業は今日で終了しました。
冬休みの期間で、課題の制作を頑張ってくださいね。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする