絵話塾だより

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2024年4月21日(日)絵本ゆっくりコース・編集者 木村真さんの授業内容

2024-04-25 15:24:24 | 絵本ゆっくり塾

本日の授業は、絵本編集者の木村真さんです。

木村さんは学研で絵本の編集をされています。

tupera tuperaの『やさいさん』『くだものさん』も木村さんの編集です。

 

今回は、事前に課題が出ていました。

【課題】

絵本ラフの作成(モノクロで構いません)

テーマ:〇〇+〇〇 (例:おべんとう+バス)

対象年齢:3−5歳

ページ数:16ページ(扉1ページ、7見開き、1ページ終わり)

サイズ:自由

余裕がある人は上記の着彩イメージ画1点

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対象年齢とテーマ、ページ数が決まっています。

ページ数が16ページですので、通常の絵本の半分です。

皆さんがどんな絵本を考えてきたか発表していただきましょう。

対象年齢が5歳までなので、分かりやすい文章で長くない方がいいですね。

絵で分かるようなことは、文章にしなくてもいいです。

 

こちらのように、龍が好きな男の子や、電車の好きな男の子を表すのに、言葉の説明はなくて、1ページの中に龍の表紙の絵本や、電車のおもちゃを描いています。

絵本的な描写でとても良いですよね。

 

 

絵本を読んでいて、えっ?コレは何で?と、引っかかる場面があると、読者には理解できていない内容です。作者が分かっていても、読者が分からないと、読者は置いてきぼりになってしまします。

大人が使う言葉も子どもには分からないので、気をつけましょう。

 

通常の32ページで考えると、内容を盛り込みすぎてしまって、まとまりが悪くなる場合があります。

16ページにすることで、余計な部分が入らずまとまりやすくできます。

まず16ページで制作して、そこから32ページに話を膨らませると作りやすいですよ。

とおっしゃっていました。

また、今回のように対象年齢が決まっていると、どんなストーリーが良いのか考えやすいですね。

 

最後に生徒さんから木村さんへ質問

「時代の移り変わりで絵本の設定が難しい」

現実的なお話だと、夜の散歩や一人でおつかいなど、難しい設定ですが、

ファンタジーなら気にならないです。

絵本は多様性の世界なので、動物と人間が一緒に暮らすことができます。

 

絵本を制作するときは、子どもの頃の感覚を引っ張り出してくださいね。

 

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絵本とイラストが学べる教室「絵話塾」のガイダンス(説明会)4月の日程が決まりました!

 

4月 27日(土) 11:00〜

   28日(日) 14:00〜 17:00〜

   29日(月・祝)14:00〜 17:00〜

 

入塾を考えている方は絵話塾までご連絡ください。
よろしくお願いいたします。

興味のある方・受講を考えている方でしたら誰でも参加できます。

ガイダンスの参加者は、各回5名まで。

受講に関して不安なことや迷っていることなど、どんな些細なこともお気軽にご相談ください。

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ギャラリーVie 絵話塾 担当・村上政行
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