N003の実事求是な日々

基本はゲームの事、後は気になったニュースとか人生観とか
自分の病気の事とか実事求是な記事を書きたいと思っております

ぱーちー(4)

2011-01-26 22:03:18 | 日記
棒々鶏を食べている最中に異変が起きた
今まではフロア中央の大テーブルに料理が運ばれてきていたのだが
各テーブルごとになにやら円形の淵の深いお盆が2つずつ程度運ばれ始めている

それは寿司やでホンマだった
寿司といえば日本料理でもかなり上位名ほどお子様に人気メニューだ
納豆、豆腐、味噌汁などと比べてもお子様は段違いで寿司を選ぶ(はず)
がしかし・・・・
俺の左側に居る夫婦+その友達と思われるおばさんの前にそれは置かれる
勿論選択権と言うのは俺に与えられておらず
そのおばさん達は全く、全く、全く、微塵の遠慮も無い
自分達の好きな奴を皿一杯に盛りやがる
そして「はいこれどうぞ」と渡されたお盆にはマグロ1貫、たまご1貫

本気でしばいたろか思いました^^;
「はいこれどうぞ」じゃねえよ!!!!!!!!!!!!!!!
なんと1つ目のお盆は全て平らげ2つ目のお盆にももはや
用済みと言われんばかりの物悲しさを放っていた・・・
っていうか他にもまだ俺を除いて4、5人座っていたのに
この3人の為に寿司はほぼ消しを食らってしまった
まあええ、終わってしまった事は

次は大テーブルに通常通りに運ばれてくる
1辺が1cm程の正六面体に刻まれたジャガイモの煮付け
タレがなんか良く分からない味でジャガイモもわざとシャキシャキ感を出す為に
半湯でになっていた
ここら辺までくるとお腹一杯の人がでてきたのか
あまりがっついた人が来ない
やっと俺の胃が本領発揮をする時が来たか・・・!

だがこれは余り美味しくなかったので少しでスルー
次のメニューは何だろうかと思っていたらある言葉が耳に入ってきた

「次なにでてくんの?」

と、おじさんが傍にいたウエイターに聞いていたのである
これはかなり大きい情報だった
もし自分の好きそうなメニューならテーブルの前で待機する事ができるからだ

「え?」

肝心な答えは直ぐには返ってこなかった

「次のメニュー」

「あ、次はですね・・・・・・えーっと焼きソバです」

クリティカルヒット!

もし辺りがシーンとしていたなら明らかに盛大な注目を浴びるほど勢い良く椅子を跳ね飛ばし
席を立った俺だが、辺りはざわついていたので誰も気にしなかったようだった

厨房から何人かが大きい銀色のトレイを運んでくる
勿論内容は焼きソバだ
正念場で有益な情報を仕入れ、それを確実に自分のものにする
正にビジネス
そこで俺は多大な有益を手に入れた
焼きソバを皿一杯に盛ってやった!
今までこんな事は無かったのでひと時の優越感に浸る
そして跳ね飛ばした椅子を元に戻し十分な量の焼きソバを前に箸を掴む
そこから先は食欲の応酬、俺を止める事は出来ない
Nobody can stop me!!!!!!!

唐突にアナウンスが流れる

「只今、このフロアの両脇にお蕎麦が置かれました
皆さんどうぞ暖かいうちにお召し上がりくださいませ」

このアナウンスを聞いたとき俺は「ざる蕎麦」と思っていたのだが
実際は「かけ蕎麦」だったらしい
スープと麺、後はなるとが少々という極シンプルなものだった
それを知ったのは同じテーブルの強欲おばさんがそれを持ってきたからだった
若干食べようかどうか迷ったが、俺の腹はまだいけると言っていたので持ってきた
そして中央には酢豚が置かれていた

かなり満足していたのであまり食べる気にはならなかったが
一応多少なり味わっておく為に酢豚をちょっとだけ皿に盛って食べる

俺が料理を食べたりなんだりしている間、実はお父さんは傍に居なかった
最初の料理を少し食べた後、席を立って色んな人と喋ってきたらしい
俺が酢豚を食べている頃に戻ってくると、その少し後にある人がお父さんの下に訪れた

それはこのぱーちーの主催者中川正春その人である