敗戦。
1945年の敗戦です。連合国に負けました。アメリカ、中国、ソ連、欧州なんかに負けたのです。
あの戦争がなかったら、と考えると恐ろしくなります。
日本があの戦争を起こさずに、負けもしなかったら。
大土地所有制度がまだ残っています。財閥も当然残っている。韓国のような超格差社会になってしまう。
流石に女性参政権は実現したでしょうが、1960年ごろまでかかったのではないか。
何より高度成長が起こりません。
「戦前の社会」がいまだに強く残っている社会になるのです。
だからあの戦争は「良かったのだ」とはならない、ところが複雑です。
私の母などは戦中子供でした。で苦労した。でも戦後は70年も平和な社会に生きています。人生の圧倒的時間が「平和」なのです。
生き残った戦中派にとっても、敗戦は結果としてこの上ない「幸福」をもたらしました。
かわいそうなのは死んだ人々です。日本だけでなく、アジア、欧州、米国、オーストラリア等の死んだ人々。
でも我々戦後派にとって、あの「敗戦」はこれ以上ないようなラッキーな出来事でした。
すべて結果論だとしても、歴史の不思議さです。
1945年の敗戦です。連合国に負けました。アメリカ、中国、ソ連、欧州なんかに負けたのです。
あの戦争がなかったら、と考えると恐ろしくなります。
日本があの戦争を起こさずに、負けもしなかったら。
大土地所有制度がまだ残っています。財閥も当然残っている。韓国のような超格差社会になってしまう。
流石に女性参政権は実現したでしょうが、1960年ごろまでかかったのではないか。
何より高度成長が起こりません。
「戦前の社会」がいまだに強く残っている社会になるのです。
だからあの戦争は「良かったのだ」とはならない、ところが複雑です。
私の母などは戦中子供でした。で苦労した。でも戦後は70年も平和な社会に生きています。人生の圧倒的時間が「平和」なのです。
生き残った戦中派にとっても、敗戦は結果としてこの上ない「幸福」をもたらしました。
かわいそうなのは死んだ人々です。日本だけでなく、アジア、欧州、米国、オーストラリア等の死んだ人々。
でも我々戦後派にとって、あの「敗戦」はこれ以上ないようなラッキーな出来事でした。
すべて結果論だとしても、歴史の不思議さです。
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