今週の水曜、10月18日に発表されたBillboard JAPAN Hot100・10/18公開チャートにおいて、1項目でも100位圏内に入った坂道曲は、以下の通り3曲でした。

集計対象期間は10月9日(月)から10月15日(日)までの1週間で、櫻坂46・7thシングル表題曲「承認欲求」は、配信1週目(W)の「ダウンロード数(D)」が32位、「ストリーミング数(S)」は7位に入り、総合で13位にランクインし、Hot100初登場を果たしています。

S項7位は、1Wの順位としては、前作6th表題曲「Start over!」の8位を越える櫻坂歴代トップの高さで、最高順位としても、「Start over!」の6位に次ぐ、歴代2番目の水準であり、好調な滑り出しと言えます。


ただ、Apple Musicランキングの順位推移を見ると、デイリーTOP100は配信1日目(D)から10月20日(金)の10日目(D)まで100位圏外、トップソングも同じく10日連続の200位圏外でした。


従って、ビルボードHot100のS項で7位に入ったのは、個々人のストリーミング再生回数に応じて、メンバーのサイン入りポスターなどの特典を付けた「LINE MUSIC キャンペーン」の影響が極めて大きく、「承認欲求」に対する一般的なオーディオ人気の反映というより、熱心なファンが頑張った「成果」かと思います。
前作6th表題曲「Start over!」も、Apple MusicのデイリーTOP100は一度も圏内に入らない「完全圏外」でしたが、トップソングは最高138位で5日ほど200位圏内にランクインしています。
「Start over!」と「承認欲求」は、ほぼ同じ条件の「LINE MUSIC キャンペーン」を行い、S項の初週1W順位も8位と7位でほぼ同じ水準ですが、Apple Musicの順位推移から考えると、一般的なオーディオ人気は少なくとも今のところ、「Start over!」が「承認欲求」をやや上回っている印象を受けます。
それと呼応するのが「国内動画再生回数(M)」の順位で、「Start over!」がMV公開1週目(W)に8位、2Wに15位、3Wは43位と推移したのに対し、「承認欲求」は1W12位、2W66位、そして今回の3Wは100位圏外と、明らかに前作より低めの推移となっています。

「Start over!」はMV公開5Wから関連動画である「Start over! -Dance Practice-」がYouTube公開され、4Wに67位まで下がった順位が5Wに44位まで反転上昇し、6Wも88位に踏み止まり、結局、100位圏内ランクインを6週まで伸ばすことになる。
「承認欲求」に関しては、今のところ、そういった関連動画は公開されておらず、もし今後もなければ、M項の全期間に渡る順位成績を前作と比較するのはあまり意味のないことですが、関連動画のない3Wまでを比較すると、オーディオ人気と同じく、一般的な動画人気においても、「Start ovr!」が「承認欲求」をやや上回っていると考えたくなります。
櫻坂の7thシングルは、新人3期の表題曲参加で、熱心なファンがLINE MUSICでのストリーミングやMV視聴を活発化させ、「承認欲求」の楽曲指標を押し上げている一方、ファン界隈全体、さらには一般層への広がりという点では、「Start ovr!」の水準に届いていない、そんな感触を今のところは持っています。
✿✿✿✿✿ Billboard JAPAN Hot100 各項順位成績に関する坂道グループ別の最新ページ (Direct Link) ✿✿✿✿✿
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 坂道近年主要曲 [18Oct23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ NiziU主要曲 [18Oct23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100における1項以上100位圏内入り曲 @ 10/18公開(10/23付)チャートチャート

◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキングにおける200位圏内入り作品 @ 10/23付チャート

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乃木坂の海 ~ 33rdシングル表題曲「おひとりさま天国」MVがYouTube公開10週目(w)を終了 [20Oct23]
櫻坂の風 ~ 7thシングル表題曲「承認欲求」MVがYouTube公開3週目(w)を終了 [17Oct23]
日向坂の空 ~ 1stシングル表題曲「キュン」MVのYouTube3千万再生は日向2作目、坂道14作目 [25Sep23]
日向坂の空 (特別号) ~ 2ndアルバムリード曲「君は0から1になれ」MVがYouTube公開7日目(d)を終了 [16Oct23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
✿✿✿✿✿ 今日の配信ランキング ✿✿✿✿✿
2023/10/20(金)付
凡例
順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 唱/Ado
002位 アイドル/YOASOBI
003位 SPECIALZ/King Gnu
004位 ランデヴー/シャイトープ
005位 勇者/YOASOBI
006位 青のすみか/キタニタツヤ
007位 Subtitle/Official髭男dism
008位 Seven/JUNG KOOK、Latto
009位 I'm a mess/MY FIRST STORY
010位 怪獣の花唄/Vaundy
✿✿✿✿✿ 凡例 ✿✿✿✿✿
記事の構成、使われている記号や用語について、以下の記事で説明しています
⬅︎ 坂道の夜明け ~ 記事の読み方と用語の説明 [05Sep22]
アレチボルトのツイッター
https://twitter.com/sabakunonezumi

集計対象期間は10月9日(月)から10月15日(日)までの1週間で、櫻坂46・7thシングル表題曲「承認欲求」は、配信1週目(W)の「ダウンロード数(D)」が32位、「ストリーミング数(S)」は7位に入り、総合で13位にランクインし、Hot100初登場を果たしています。

S項7位は、1Wの順位としては、前作6th表題曲「Start over!」の8位を越える櫻坂歴代トップの高さで、最高順位としても、「Start over!」の6位に次ぐ、歴代2番目の水準であり、好調な滑り出しと言えます。


ただ、Apple Musicランキングの順位推移を見ると、デイリーTOP100は配信1日目(D)から10月20日(金)の10日目(D)まで100位圏外、トップソングも同じく10日連続の200位圏外でした。


従って、ビルボードHot100のS項で7位に入ったのは、個々人のストリーミング再生回数に応じて、メンバーのサイン入りポスターなどの特典を付けた「LINE MUSIC キャンペーン」の影響が極めて大きく、「承認欲求」に対する一般的なオーディオ人気の反映というより、熱心なファンが頑張った「成果」かと思います。
前作6th表題曲「Start over!」も、Apple MusicのデイリーTOP100は一度も圏内に入らない「完全圏外」でしたが、トップソングは最高138位で5日ほど200位圏内にランクインしています。
「Start over!」と「承認欲求」は、ほぼ同じ条件の「LINE MUSIC キャンペーン」を行い、S項の初週1W順位も8位と7位でほぼ同じ水準ですが、Apple Musicの順位推移から考えると、一般的なオーディオ人気は少なくとも今のところ、「Start over!」が「承認欲求」をやや上回っている印象を受けます。
それと呼応するのが「国内動画再生回数(M)」の順位で、「Start over!」がMV公開1週目(W)に8位、2Wに15位、3Wは43位と推移したのに対し、「承認欲求」は1W12位、2W66位、そして今回の3Wは100位圏外と、明らかに前作より低めの推移となっています。

「Start over!」はMV公開5Wから関連動画である「Start over! -Dance Practice-」がYouTube公開され、4Wに67位まで下がった順位が5Wに44位まで反転上昇し、6Wも88位に踏み止まり、結局、100位圏内ランクインを6週まで伸ばすことになる。
「承認欲求」に関しては、今のところ、そういった関連動画は公開されておらず、もし今後もなければ、M項の全期間に渡る順位成績を前作と比較するのはあまり意味のないことですが、関連動画のない3Wまでを比較すると、オーディオ人気と同じく、一般的な動画人気においても、「Start ovr!」が「承認欲求」をやや上回っていると考えたくなります。
櫻坂の7thシングルは、新人3期の表題曲参加で、熱心なファンがLINE MUSICでのストリーミングやMV視聴を活発化させ、「承認欲求」の楽曲指標を押し上げている一方、ファン界隈全体、さらには一般層への広がりという点では、「Start ovr!」の水準に届いていない、そんな感触を今のところは持っています。
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坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [18Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ 坂道近年主要曲 [18Oct23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/18公開チャート @ NiziU主要曲 [18Oct23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100における1項以上100位圏内入り曲 @ 10/18公開(10/23付)チャートチャート

◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキングにおける200位圏内入り作品 @ 10/23付チャート

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乃木坂の海 ~ 33rdシングル表題曲「おひとりさま天国」MVがYouTube公開10週目(w)を終了 [20Oct23]
櫻坂の風 ~ 7thシングル表題曲「承認欲求」MVがYouTube公開3週目(w)を終了 [17Oct23]
日向坂の空 ~ 1stシングル表題曲「キュン」MVのYouTube3千万再生は日向2作目、坂道14作目 [25Sep23]
日向坂の空 (特別号) ~ 2ndアルバムリード曲「君は0から1になれ」MVがYouTube公開7日目(d)を終了 [16Oct23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
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2023/10/20(金)付
凡例
順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 唱/Ado
002位 アイドル/YOASOBI
003位 SPECIALZ/King Gnu
004位 ランデヴー/シャイトープ
005位 勇者/YOASOBI
006位 青のすみか/キタニタツヤ
007位 Subtitle/Official髭男dism
008位 Seven/JUNG KOOK、Latto
009位 I'm a mess/MY FIRST STORY
010位 怪獣の花唄/Vaundy
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記事の構成、使われている記号や用語について、以下の記事で説明しています
⬅︎ 坂道の夜明け ~ 記事の読み方と用語の説明 [05Sep22]
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