今週の水曜、10月25日に発表されたBillboard JAPAN Hot100・10/25公開チャートにおいて、1項目でも100位圏内に入った坂道曲は、以下の通り5曲でした。
集計対象期間は10月16日(月)から22日(日)までの1週間で、CD発売週に当たる櫻坂46・7thシングル表題曲「承認欲求」は、「CDセールス(P)」で1位を獲得した上に、配信2週目(W)の「ダウンロード数(D)」で13位、「ストリーミング数(S)」は5位に入り、また「ラジオ放送回数(R)」で51位となり、総合1位で2回目のHot100ランクインを果たしています。
櫻坂のシングル表題曲は、CD発売週での総合1位を、5th「桜月」、6th「Start over!」と2作続けて逃していて、4th「五月雨よ」以来の1位獲得となっています。
また、坂道全体で見ても、シングル表題曲がビルボードHot100の総合1位に入ったのは、2022年5月11日(水)にCDリリースされた日向坂46・7th「僕なんか」がこれまでの最後で、それから9作続けて1位を逃しており、櫻坂46「承認欲求」は、ほぼ1年半ぶりの坂道1位ということになります。
今回の10/25公開チャートにおける「承認欲求」総合1位を巡っては、2位となったAdo「唱」と僅差の争いだったようで、実際、配信限定曲である「唱」はP項が対象外のゼロ点ながら、D項1位、S項1位、「国内動画再生回数(M)」1位、「カラオケ歌唱回数(K)」14位、R項21位と、楽曲人気を示す指標で圧倒的な数字を並べています。
「承認欲求」はMV公開4WのM項が100位圏外、K項も100位圏外でしたが、「ミート&グリート」によるP項の1位に加え、今回はS項も5位という高順位を記録したことが、「唱」を総合で上回ったポイントだったかと思います。
ただ、Apple MusicデイリーTOP100の順位は、集計期間の7日間を通して、「唱」が7日連続で1位だったのに対し、「承認欲求」は7日連続の100位圏外で、さらにトップソングでも7日連続の200位圏外でした。
従って、総合トップ争いを左右した「承認欲求」のS項5位は、「LINE MUSICキャンペーン」という特典商法によって生み出されたストリーミング再生回数を、ビルボードが「オーディオ人気」として、かなり評価した結果である可能性が高く、Adoのファンや、一般の音楽ファンで納得できない人は少なからずいるかもしれません。
坂道のシングル表題曲は特典商法で大きなCDセールスを実現し、その結果、P項で高いポイントを得て、総合順位を上昇させてきましたが、今回は、S項でも特典商法が効果を発揮したと言えます。
まあ、LINE MUSICキャンペーンがあっても、Apple Musicのランキングでそれなりの上位に入っていれば、また話は違ってくるんですが、Apple MusicのTOP100どころか、トップソングでの200位圏内入りを一度も確認できない曲を、S項の5位に評価した上に、同じランキングで不動の1位を続け、S項、さらにはM項も1位である曲より高い総合順位を付けるのは、さすがに相当パンチの効いた「主張」なわけです(笑)。
10月16日(月)から22日(日)までの1週間、日本でもっとも人気の高かった曲は、Adoの「唱」ではなく、櫻坂46の「承認欲求」なのか、それともBillboard JAPANのHot100順位は、P項もS項も総合も、楽曲人気とは関係ない、ビルボードによるただの数字遊びなのか、その答えは、これからのビルボードを注視することで、自ずと明らかになってくると思います。
ちなみに乃木坂46は、「ミーグリ」はやってますが、「LINE MUSIC キャンペーン」はやってません、まだ(笑)。
✿✿✿✿✿ Billboard JAPAN Hot100 各項順位成績に関する坂道グループ別の最新ページ (Direct Link) ✿✿✿✿✿
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 坂道近年主要曲 [25Oct23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ NiziU主要曲 [25Oct23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100における1項以上100位圏内入り曲 @ 10/25公開(10/30付)チャート
◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキングにおける200位圏内入り作品 @ 10/23付チャート
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乃木坂の海 ~ 33rdシングル表題曲「おひとりさま天国」MVがYouTube公開11週目(w)を終了 [27Oct23]
櫻坂の風 ~ 7thシングル表題曲「承認欲求」MVがYouTube公開3週目(w)を終了 [17Oct23]
日向坂の空 ~ 1stシングル表題曲「キュン」MVのYouTube3千万再生は日向2作目、坂道14作目 [25Sep23]
日向坂の空 (特別号) ~ 2ndアルバムリード曲「君は0から1になれ」MVがYouTube公開7日目(d)を終了 [16Oct23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
✿✿✿✿✿ 今日の配信ランキング ✿✿✿✿✿
2023/10/26(木)付
凡例
順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 唱/Ado
002位 アイドル/YOASOBI
003位 ランデヴー/シャイトープ
004位 SPECIALZ/King Gnu
005位 勇者/YOASOBI
006位 Subtitle/Official髭男dism
007位 青のすみか/キタニタツヤ
008位 Seven/JUNG KOOK、Latto
009位 怪獣の花唄/Vaundy
010位 I'm a mess/MY FIRST STORY
✿✿✿✿✿ 凡例 ✿✿✿✿✿
記事の構成、使われている記号や用語について、以下の記事で説明しています
⬅︎ 坂道の夜明け ~ 記事の読み方と用語の説明 [05Sep22]
アレチボルトのツイッター
https://twitter.com/sabakunonezumi
集計対象期間は10月16日(月)から22日(日)までの1週間で、CD発売週に当たる櫻坂46・7thシングル表題曲「承認欲求」は、「CDセールス(P)」で1位を獲得した上に、配信2週目(W)の「ダウンロード数(D)」で13位、「ストリーミング数(S)」は5位に入り、また「ラジオ放送回数(R)」で51位となり、総合1位で2回目のHot100ランクインを果たしています。
櫻坂のシングル表題曲は、CD発売週での総合1位を、5th「桜月」、6th「Start over!」と2作続けて逃していて、4th「五月雨よ」以来の1位獲得となっています。
また、坂道全体で見ても、シングル表題曲がビルボードHot100の総合1位に入ったのは、2022年5月11日(水)にCDリリースされた日向坂46・7th「僕なんか」がこれまでの最後で、それから9作続けて1位を逃しており、櫻坂46「承認欲求」は、ほぼ1年半ぶりの坂道1位ということになります。
今回の10/25公開チャートにおける「承認欲求」総合1位を巡っては、2位となったAdo「唱」と僅差の争いだったようで、実際、配信限定曲である「唱」はP項が対象外のゼロ点ながら、D項1位、S項1位、「国内動画再生回数(M)」1位、「カラオケ歌唱回数(K)」14位、R項21位と、楽曲人気を示す指標で圧倒的な数字を並べています。
「承認欲求」はMV公開4WのM項が100位圏外、K項も100位圏外でしたが、「ミート&グリート」によるP項の1位に加え、今回はS項も5位という高順位を記録したことが、「唱」を総合で上回ったポイントだったかと思います。
ただ、Apple MusicデイリーTOP100の順位は、集計期間の7日間を通して、「唱」が7日連続で1位だったのに対し、「承認欲求」は7日連続の100位圏外で、さらにトップソングでも7日連続の200位圏外でした。
従って、総合トップ争いを左右した「承認欲求」のS項5位は、「LINE MUSICキャンペーン」という特典商法によって生み出されたストリーミング再生回数を、ビルボードが「オーディオ人気」として、かなり評価した結果である可能性が高く、Adoのファンや、一般の音楽ファンで納得できない人は少なからずいるかもしれません。
坂道のシングル表題曲は特典商法で大きなCDセールスを実現し、その結果、P項で高いポイントを得て、総合順位を上昇させてきましたが、今回は、S項でも特典商法が効果を発揮したと言えます。
まあ、LINE MUSICキャンペーンがあっても、Apple Musicのランキングでそれなりの上位に入っていれば、また話は違ってくるんですが、Apple MusicのTOP100どころか、トップソングでの200位圏内入りを一度も確認できない曲を、S項の5位に評価した上に、同じランキングで不動の1位を続け、S項、さらにはM項も1位である曲より高い総合順位を付けるのは、さすがに相当パンチの効いた「主張」なわけです(笑)。
10月16日(月)から22日(日)までの1週間、日本でもっとも人気の高かった曲は、Adoの「唱」ではなく、櫻坂46の「承認欲求」なのか、それともBillboard JAPANのHot100順位は、P項もS項も総合も、楽曲人気とは関係ない、ビルボードによるただの数字遊びなのか、その答えは、これからのビルボードを注視することで、自ずと明らかになってくると思います。
ちなみに乃木坂46は、「ミーグリ」はやってますが、「LINE MUSIC キャンペーン」はやってません、まだ(笑)。
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坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 乃木坂46シングル表題曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 櫻坂46&欅坂46表題リード曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 日向坂46シングル表題曲 [25Oct23]
坂道楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ 坂道近年主要曲 [25Oct23]
NiziU楽曲Data ~ Billboard JAPAN Hot100・10/25公開チャート @ NiziU主要曲 [25Oct23]
◉ 坂道3グループのビルボードHot100における1項以上100位圏内入り曲 @ 10/25公開(10/30付)チャート
◉ 坂道3グループのオリコン週間シングルランキングにおける200位圏内入り作品 @ 10/23付チャート
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乃木坂の海 ~ 33rdシングル表題曲「おひとりさま天国」MVがYouTube公開11週目(w)を終了 [27Oct23]
櫻坂の風 ~ 7thシングル表題曲「承認欲求」MVがYouTube公開3週目(w)を終了 [17Oct23]
日向坂の空 ~ 1stシングル表題曲「キュン」MVのYouTube3千万再生は日向2作目、坂道14作目 [25Sep23]
日向坂の空 (特別号) ~ 2ndアルバムリード曲「君は0から1になれ」MVがYouTube公開7日目(d)を終了 [16Oct23]
坂道近年楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
蒼空のNiziU ~ NiziU楽曲の動画・配信指標 [19Oct23]
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2023/10/26(木)付
凡例
順位 曲名 / アーティスト名 : 収録元 [配信開始日] 配信後経過日数
# TOP10曲は「収録元」以降を省略
【Apple Music デイリーTOP100】
◉ 坂道曲 : 該当なし
◉ NiziU曲 : 該当なし
◉ TOP10
001位 唱/Ado
002位 アイドル/YOASOBI
003位 ランデヴー/シャイトープ
004位 SPECIALZ/King Gnu
005位 勇者/YOASOBI
006位 Subtitle/Official髭男dism
007位 青のすみか/キタニタツヤ
008位 Seven/JUNG KOOK、Latto
009位 怪獣の花唄/Vaundy
010位 I'm a mess/MY FIRST STORY
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⬅︎ 坂道の夜明け ~ 記事の読み方と用語の説明 [05Sep22]
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