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ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

紀香をめぐる冒険

2009-03-23 05:16:57 | 芸能
藤原紀香と陣内智則の離婚問題で、社会的お祭り状態が出現している。

京本政樹が紀香から国際電話があったことをブログに書き、文章がキショイと評判になり、

橋幸夫はサイン会で離婚は罪と戒めて、旧ジェネレイションっぷりを見せつけ、

はるな愛が紀香から相談されたことを「(私)やるよねー」とばかりに、得々と明かし、

高橋ジョージが夫婦愛の重要性を語って、うんざりされ、

キム兄が自身の自虐離婚ネタを披露して、沖縄映画祭の客が引き気味になり、

林家いっ平が、結婚するには紀香は偉すぎ、でもでも、紀香はステキですよと、なぜか大慌て(笑)。

次から次へとマスコミ、芸能人が、陣内・紀香ネタに飛びつき、まるで、アリの巣の前で蜜壺をひっくり返したようなありさまだ。

さらに、一般のひとの関心も高いようで、私も、某ミクシィで何気なく紀香ネタを書いたら、1時間で60件以上のアクセスがあって、驚愕した。

通常は、1日5件くらいのペースなので、上へ下への大騒ぎである。

その離婚危機の方は、陣内が、もう一度やり直したいと、未練たらたらなこと以外は、もめた原因は何なのか、本当に別れるのか、今ひとつよく分からない。

何と言っても、肝心の藤原紀香が、アフリカに出張中ということで、彼女の言葉が全然出てこないため、「真相」については、憶測が憶測を呼んでるだけである。

しかし、彼女自身が日本に居ないのに、親や事務所といった紀香サイドから、

「陣内の度重なる浮気に、紀香が耐えられなくなって、離婚に追い込まれた」

というストーリーが世間に流れ出て、「真相」の基本ラインを形成している。

貞淑な紀香とクズの陣内という構図である。

もちろん、男と女のもめごとは、余程のDVでもない限り、一方だけが圧倒的に悪いということは、ほとんどない。

従って、おそらく、このストーリーは、藤原紀香というブランドを守るために、彼女の周りの人間が、意図的に作り上げたものだろう。

例えば、夫婦げんかのとき、夫が言った言葉だけを並べ立てて、妻の言葉を一切出さなければ、その夫は極悪人に見えるだろう(笑)。

売り言葉に、買い言葉。

ひどいこともされたし、ひどいことも言った。

普通は、そんな感じである(笑)。



ただ、問題は、アフリカの奥地にいる紀香自身が、今日本では、こういったストーリーが流布していて、紀香・陣内ネタが、B級ゴシップよろしく、大量消費されている事実を、どこまで知っているのかということである。

藤原紀香は、外見はもちろん、仕事や、生き方に至るまで、「美しい」ということに、とりわけこだわる女性である。

成田で芸能記者に追いかけ回され、あれこれ下らない質問を浴びせられることには、かなりの苦痛を感じるだろう。

また、たとえ陣内の浮気が原因でも、離婚の際に、彼だけを悪者にして、自分は、よい子スタンスを崩さないという、あまり「美しくない」シナリオを、どこまで受け入れるのかも、疑問が残るところだ。

そう考えると、少なくとも、帰国後、時間を置かずに役所へ行って、そのまま離婚届を提出する可能性は、少ないのではなかろうか。

関係修復をすでに断念していたとしても、しかるべき時期に、しかるべきシナリオで、「美しく」離婚しようと試みる。そういう気がする。

おそらく、藤原紀香自身にとっては、紀香サイドの今回の動きは、贔屓の引き倒し以外の何物でもなく、腹立たしい気持ちはあっても、感謝する気にはならないのではないか。

いずれにせよ、陣内パパが語ったように、すべては、紀香が帰ってからである。


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紀香と陣内の離婚など、正直どうでも良かったんだけど、みんなが楽しそうに盛り上がっているので、敢えて、真正面から取り組んでみた(笑)。

ところが、実際に、紀香をめぐってあれこれ考えてみると、自分自身の結婚観や離婚観に改めて気づかされて、とても面白い。

芸能ネタが好きなひとが多いのは、それが「紀香をめぐる冒険」である以上に、「自分をめぐる冒険」だからかもしれない。

最後に、いっ平は相変わらずキャラが薄いな。

京本政樹を見習ってみたらどうだろう(笑)。



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