goo blog サービス終了のお知らせ 

ジャン・アレチボルトの冒険

ジャンルを問わず、思いついたことを、書いてみます。

「インフルエンサー」個別握手会が直面する「格差」問題、MV再生数は国内7位のロケットスタート [11Mar17]

2017-03-11 01:00:00 | 芸能

乃木坂46が参加する、注目の番組とイベント

(テレビ・ラジオ・イベント)

03月11日(土) [イベント] 『第2回 江の島将棋頂上決戦』に、伊藤かりんが参加。場所は江の島サムエル・コッキング苑で、入場料が必要

03月12日(日) [CD特典] 16枚目第6回個別握手会 in 千葉・幕張メッセ

03月13日(月) [TV_地デ] 21:30〜21:55 NHK Eテレ『趣味どきっ!明日使える!お弁当大百科』に、北野日奈子がスタジオレギュラーとして出演

03月18日(土) [CD特典] 16枚目『サヨナラの意味』発売記念スペシャルプレゼントのAコース『乃木坂メンバーとゲーム!会』を都内某所で開催

(写真集)
02月28日(火) [Book] 秋元真夏の1stソロ写真集『真夏の気圧配置』が、徳間書店より発売。ニューカレドニアでロケを行い、「天国に一番近い島」ウベア島での水着ショットあり
03月08日(水) [Book] 桜井玲香の1stソロ写真集『自由ということ』が、光文社から発売。マレーシアで撮影

乃木坂が出演する番組やイベントをさらに知りたい方は、以下のリンクをご利用下さい。

アレチの素敵な乃木坂業務連絡 19Dec16 〜 テレビ・ラジオ番組と重要イベントの日程 ['17Jan〜Mar]
アレチの素敵な乃木坂業務連絡 08Nov16 〜 テレビ・ラジオのレギュラー番組日程 ['16Nov]

「ブックマーク」内にある次のリンクは、乃木坂のスケジュールを、過去分も含めて、まとめたものです。「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

定期日程(@Nov16)
重要日程(Jan~Mar17)
重要日程(Oct~Dec16)
重要日程(Aug~Sep16)
重要日程(Jun~Jul16)
重要日程(Apr~May16)
重要日程(Feb~Mar16)
重要日程(Nov15~Jan16)



9日木曜に、乃木坂17枚目「インフルエンサー」個別握手会の第5次応募が始まり、それに伴って、第4次終了後の完売状況が判明しました。

今作は、橋本奈々未が「卒業」した直後のシングルですが、中元日芽香の「休業」に、生田絵梨花、白石麻衣、松村沙友理の個別握手会「全欠席」が重なり、CDセールスが前作からどう動くのかが注目されます。

ということで、さっそく、グループ別に計算した、推定売り上げ枚数の増減を見てみましょう。

(表1) 乃木坂個別握手会の3次、4次応募終了時点における、16枚目から17枚目への推定売り上げ枚数のグループ別増減

凡例
対象グループによる個別握手会セールスの16枚目から17枚目への伸び [17枚目3次又は4次応募終了時点の完売部数/担当部数 (完売率) グループ人数 ← 16枚目3次又は4次応募終了時点の完売部数/担当部数 (完売率) グループ人数] : グループ名

# (1+2)期Aは、16枚目で30部を担当した白石、西野、松村、橋本、秋元、高山、桜井、若月、中田、衛藤、井上、飛鳥、万理華、中元、みなみ、堀、蘭世、新内、北野に、生駒と生田を加えたグループ
# (1+2)期Bは、上記以外の1、2期メンバー
# 1、2期メンバーによる推定売り上げ枚数は、完売1部あたりCD750枚として計算。これは、CD1枚あたり平均7.2秒の割り当て
# 3期メンバーによる推定売り上げ枚数は、完売1部あたりCD500枚として計算。これは、CD1枚あたり平均10.8秒の割り当て

第3次応募終了時点

03.9万枚増 [465/862部 (0.539) 42人 ← 362/775部 (0.467) 35人] : 乃木坂全体
====================
06.5万枚減 [334/475部 (0.703) 16人 ← 331/603部 (0.549) 21人] : (1+2)期A
04.0万枚増 [055/225部 (0.244) 14人 ← 031/172部 (0.180) 14人] : (1+2)期B
06.3万枚増 [076/162部 (0.469) 12人 ← 000/000部 (0.000) 00人] : 3期

第4次応募終了時点

01.3万枚増 [634/874部 (0.725) 42人 ← 571/790部 (0.723) 35人] : 乃木坂全体
====================
10.2万枚減 [427/475部 (0.899) 16人 ← 506/618部 (0.819) 21人] : (1+2)期A
04.0万枚増 [104/225部 (0.462) 14人 ← 065/172部 (0.378) 14人] : (1+2)期B
07.5万枚増 [103/174部 (0.592) 12人 ← 000/000部 (0.000) 00人] : 3期


3次応募終了時点において、乃木坂全体の個別握手会セールスは、16枚目の775部中362部完売に対して、17枚目は862部中465部完売で、推定3.9万枚の伸びとなっていました。

これは、(1+2)期Aが、爆発的なスタートダッシュにより、完売率を70.3%にまで引き上げ、前作からの減少分を6.5万枚に留めたことが大きい。

この6.5万枚減を、(1+2)期Bの4.0万枚アップと3期の6.3万枚で完全に穴埋めして、逆に、前作を越える売り上げ枚数を積み上げているという予測です。


ところが、最新である4次応募終了後の状況を眺めると、今作の(1+2)期Aは、新たに93部を売り切り、完売率を89.9%にまで伸ばしたものの、前作の同次受付では、175部も完売を積み上げ、完売率を81.9%にまで急上昇させている。

その結果、完売率は、まだ少し高いものの、担当部数の差が、ダイレクトに売り上げ枚数に反映される形になって、推定10.2万枚の減少となっています。

一方、(1+2)期Bは、3次応募後と同じく、4.0万枚増を維持し、3期は7.5万枚の売り上げと計算されるので、全体では、1.3万枚増と予測され、状況がやや厳しくなった可能性があります。


16枚目において、(1+2)期Aの完売率は、オリコン初動への算入限度である第6次応募後に、97.2%まで上昇するので、17枚目との差は、全完売状況での担当部数の差に、ほぼ近くなると思われます。

つまり、16枚目の618部に比べて、17枚目の475部は、143部少ないので、完売1部750枚であれば、11万枚弱のビハインドを背負う可能性が濃厚です。

従って、5次、6次応募において、(1+2)期Bの増分を現在のレベルに維持出来るか、また、3期の売り上げをどこまで伸ばせるかが、個別握手会セールスの前作越えを左右する鍵になってきます。


17枚目の個別握手会応募は4次受付まで進み、握手会人気の高いメンバーは、持ち分を売り切りつつある。

従って、今後、全体セールスの伸びは、担当部数の少ないメンバーがどこまで完売部数を積み上げるかに掛かってきます。

そこで、一つ気になるのは、握手会人気の「格差」が大きいと、売り上げに響く可能性があることです。

少なくとも現時点で、メンバーごとの完売スピードには、かなり明確な「格差」が存在しており、それを、どのくらい早期に解消出来るかが、17枚目の初動を決めるかもしれません。

(表2) 17枚目個別握手会第4次応募終了時点の推定売り上げ枚数による順位表

凡例
[順位] 完売部数/担当部数 (完売率; 全完売の場合それを達成した次数, 推定売り上げ枚数) メンバー名

#「完売率」は、小数点以下3桁目を四捨五入
#「推定売り上げ枚数」は万枚単位で、小数点以下3桁目を四捨五入
# メンバー名の色は、17th選抜におけるポジョションを表し、青色は1列目緑色は2列目オレンジ色は3列目を表す。「c」はセンター、「*」は2期メンバー
# 複数同順位でのメンバーの並べ方に意味はない
# 推定売り上げ枚数は、(表1)と同じ方法で求めている

// 1期2期メンバー //

[01] 30部/30部 (1.00; 02次, 2.25万枚) 秋元真夏 西野七瀬c
[03] 30部/30部 (1.00; 03次, 2.25万枚) 桜井玲香 高山一実
[05] 30部/30部 (1.00; 02^04次, 2.25万枚) 衛藤美彩 齋藤飛鳥 堀未央奈*
[05] 30部/30部 (1.00; 04次, 2.25万枚) 伊藤万理華 寺田蘭世* 星野みなみ
[11] 27部/30部 (0.90, 2.24万枚) 新内眞衣*
[12] 25部/30部 (0.83, 2.23万枚) 井上小百合
[13] 22部/30部 (0.73, 2.21万枚) 斉藤優里
[14] 21部/30部 (0.70, 2.20万枚) 中田花奈
[15] 20部/30部 (0.67, 2.19万枚) 北野日奈子*
[16] 09部/30部 (0.30, 1.98万枚) 生駒里奈
[17] 25部/25部 (1.00; 04次, 1.88万枚) 若月佑美
[18] 13部/26部 (0.50, 1.83万枚) 渡辺みり愛*
[19] 19部/24部 (0.79, 1.78万枚) 山崎怜奈*
[20] 18部/24部 (0.75, 1.77万枚) 鈴木絢音*
[21] 17部/18部 (0.94, 1.35万枚) 樋口日奈
[22] 04部/18部 (0.22, 1.15万枚) 伊藤かりん*
[23] 03部/18部 (0.17, 1.12万枚) 斎藤ちはる
[24] 04部/13部 (0.31, 0.86万枚) 相楽伊織*
[25] 02部/12部 (0.17, 0.75万枚) 能條愛未
[26] 00部/12部 (0.00, 0.68万枚) 川後陽菜
[27] 01部/11部 (0.09, 0.66万枚) 伊藤純奈*
[28] 00部/07部 (0.00, 0.40万枚) 和田まあや
[29] 01部/06部 (0.17, 0.37万枚) 川村真洋
[30] 00部/06部 (0.00, 0.34万枚) 佐々木琴子*

// 3期メンバー //

[01] 18部/18部 (1.00, 0.90万枚) 久保史緒里 山下美月 与田祐希
[04] 12部/18部 (0.67, 0.86万枚) 梅澤美波 大園桃子
[06] 12部/12部 (1.00, 0.60万枚) 伊藤理々杏
[07] 09部/12部 (0.75, 0.58万枚) 阪口珠美
[08] 02部/12部 (0.17, 0.43万枚) 向井葉月
[09] 01部/12部 (0.08, 0.39万枚) 岩本蓮加 中村麗乃
[11] 00部/12部 (0.00, 0.36万枚) 佐藤楓 吉田綾乃クリスティー


17th選抜のメンバーは、すでに10人が全完売を達成し、新内眞衣、井上小百合、北野日奈子、生駒里奈は、3次受付から2会場10部を追加されたものの、順調に売り上げを伸ばしています。

まあ、衛藤美彩、齋藤飛鳥、堀未央奈の3人は、その追加分すら、すでに売り切っており、別格の握手会人気という感じでしょうか(笑)。

また、斉藤優里、中田花奈、樋口日奈は、いずれも70%以上の完売率で、ほぼ全完売に近い。

さらに、渡辺みり愛、山崎怜奈、鈴木絢音も、大きな担当部数を任されたにも関わらず、勢い良く完売部数を積み上げています。


ただ、気になるのは、上表21位までと、22位以下の間に、かなり明確な売り上げの差があることです。

今回の個別握手会は、『あさひなぐ』などの舞台に出演するメンバーの都合から、幕張と京都が、別会場として追加されましたが、こういった分離方式は、「巻き込み」効果を弱くする可能性がある。

あるメンバーを一番に「推し」ているファンは、そのメンバーが参加しない会場であれば、行かない確率が高くなる。


とくに、首都圏に住んでいて、京都まで足を伸ばす場合、「推し」のいる日と、いない日があれば、両方行くのではなく、会える日に絞る人が多いでしょう。

すると、「推し」以外のメンバーの握手会券を、試しに買ってみるケースは、どうしても少なくなります。

つまり、人気の高いメンバーを別会場に集めると、彼女たちが参加しない会場、とりわけ地方会場において、担当部数の少ないメンバーの完売スピードが、通常より遅くなる懸念がある。

上述したように、17枚目個別握手会セールスの趨勢は、(1+2)期Bを構成する、非完売部が多く、まだ伸びしろのあるメンバーの売り上げに掛かっているので、「分離方式」は、気になるところです。


次に、3期メンバーの売り上げを眺めると、ここにも、すでに「格差」の兆候がある。

久保史緒里、山下美月、与田祐希は、担当部数を増やしても、すぐに全完売してしまうほど、高い人気を見せている。

確かに、『3人のプリンシパル』でも、この3人は、2幕進出の常連メンバーで、雑誌のグラビアなど、紙媒体を通した露出は、突出している感があります。

(表2)のような完売表は、それ自体が、上位メンバーの人気を加速させる可能性があって、今後も、運営のフィーチャーとファンの注目が、相互に絡み合い、この3人は中軸メンバーへの道を驀進してゆくのかもしれません。


しかし、制作に参加したシングルが、まだ1枚もリリースされていない時期に、メンバー間に大きな差を付けるのは、グループにとって、決して良いことではない。

とくに、(表2)は、運営の力の入れ具合から予想される通りの、上位と下位が、すでに出来上がりつつあることを示している。

1期2期と一緒の活動がほとんどなく、個別のブログすらなく、乃木坂の一員として、まだ、本格的なスタートを切っていないのに、こういった「格差」が発生するのは、あまり賢い新人プロモーションには見えません。

もちろん、運営が、握手会人気とは無関係に、各メンバーの適性を見極めて、適材適所の起用を行えば、何ら問題はないんですが、乃木坂の過去と現在を考えると、そんなことは到底期待出来ないわけです(笑)。

3期だけでなく、1期も2期も、オーディションで採用された以上、メンバー全員が活躍する状況を作ってこそ、グループが一番生き生きするんですが、そういう未来は難しいんでしょうか。


CDセールスの話はこの辺にして、次は、楽曲のことを。

17枚目は、表題曲「インフルエンサー」に続いて、カップリング曲の「意外BREAK」と「Another Ghost」も、フルバージョンMVが公開されました。

また、来週、3月17日(金)の『MUSIC STATION』に出演して、「インフルエンサー」を披露するようです。


スタジオライブをすでに収録している『MUSIC FAIR』は、明日の放送分に、乃木坂は登場しないようなので、Mステが、17枚目表題曲のステージパフォーマンス初披露になる可能性が高い。

ということで、3月22日(水)の発売に向けて、いよいよ新曲プロモーションが本格化してきました。

「インフルエンサー」に関しては、握手会人気で左右されるCDセールスより、念願のヒットにつながるかどうか、楽曲に対する評判が気になりますが、今のところ、17枚目に関して出ている楽曲指標は、MVの再生数くらい、しかも初期段階の数字だけです。


ただ、公開直後ではあっても、あれこれ考えさせられる特徴は出ているので、ちょっと見ておきましょう。

(表3) 乃木坂の15、16、17枚目表題曲MVの公開初週及び初日の再生回数

凡例
初週
MV公開1週後の累計再生回数 (1日平均の再生回数増加速度) @ 01w : 対象期間 曲名
初日
MV公開1日後の累計再生回数 @ 001d : 対象期間 曲名

#「03/02(木)09(木)12:00」は、3月2日(木)12:00にMVが公開され、1週後の9日(木)12:00に計測したことを示す
#「03/02(木)03(金)12:00」は、3月2日(木)12:00にMVが公開され、1日後の3日(金)12:00に計測したことを示す
# MVはすべてフルバージョン

初週
279.4万回 (39.9万回/日) @ 01w : 03/02(木)09(木)12:00 インフルエンサー
192.8万回 (27.5万回/日) @ 01w : 10/21(金)28(金)12:00 サヨナラの意味
121.4万回 (17.3万回/日) @ 01w : 07/08(金)15(金)12:00 裸足でSummer

初日
94.0万回 @ 001d : 03/02(木)03(金)12:00 インフルエンサー
54.9万回 @ 001d : 10/21(金)22(土)12:00 サヨナラの意味
23.9万回 @ 001d : 07/08(金)09(土)12:00 裸足でSummer


表題曲「インフルエンサー」のフルバージョンMVは、公開から1週間が過ぎ、今、2週目に入ったところです。

MVの再生数ですが、上表のように、7日間でなんと累計279.4万回に達し、1日平均に換算すると39.9万回/日という、驚異的なロケットスタートを果たしています。

「サヨナラの意味」が、27.5万回/日の累計192.8万回、「裸足でSummer」は、17.3万回/日の累計121.4万回。

公開後1週間の再生数増加速度が、シングルごとに、メキメキと上昇していて、乃木坂のMVに対する関心度が、この1年で明らかに高まっているのが分かります。


もちろん、公開して間もない時期ですから、かなり熱心なファンが観ているのだと思います。

実際、公開24時間後の再生数が、94.0万回という常軌を逸した数字になっていて(笑)、公開を待ちわびたファンが殺到した感がある。

つまり、熱量の高いファンが、かなり多数存在していて、公開と同時に、さっそく、何度も繰り返し鑑賞したのかもしれません。

まあ、私もその一人なんですが(笑)。


ところで、「インフルエンサー」は、Billboard JAPAN Hot100 の3月13日付で、総合24位に初ランクインしています。

CD発売の3週前に相当するチャートで、項目別で100位に入ったのは、「ツイート数」2位と「国内動画再生回数」7位で、この2項目の好成績が、総合順位を押し上げたようです。

(表3)で示した、YouTubeにおける、MV再生数の爆発的なスタートが、7位という形に反映されていると思います。


以下は、直近3シングルの表題曲について、MV公開1(2)週目の再生数と、「国内動画再生回数」の順位を並べたものです。

(表4) 乃木坂の15、16、17枚目表題曲MVの Billboard JAPAN の集計単位に従った第1、2週目の再生回数

凡例
Billboard JAPAN の集計単位に従った公開後経過週
第1週目又は第2週目に積み上げた再生回数 (1日平均の再生回数増加速度) [M] Hot100 国内動画再生回数の順位 @ 01W又は02W : 対象期間 曲名

# MVはすべてフルバージョン

第1週目
197.7万回 (52.7万回/日) [M]007位 @ 01W : 03/02(木)05(日) インフルエンサー
119.1万回 (43.3万回/日) [M]024位 @ 01W : 10/21(金)23(日) サヨナラの意味
066.1万回 (24.0万回/日) [M]100外 @ 01W : 07/08(金)10(日) 裸足でSummer

第2週目
000.0万回 (00.0万回/日) [M]000位 @ 02W : 03/06(月)12(日) インフルエンサー
114.9万回 (16.4万回/日) [M]005位 @ 02W : 10/24(月)30(日) サヨナラの意味
087.7万回 (12.5万回/日) [M]003位 @ 02W : 07/11(月)17(日) 裸足でSummer


順位は相対的なものですが、それでも、第1週目が、「裸足でSummer」100位圏外、「サヨナラの意味」24位、「インフルエンサー」7位と、急激に上がっているのは、乃木坂のMVに対する人気の高まりを表していると思います。

第2週目は、「裸足でSummer」が3位、「サヨナラの意味」は5位と、トップ5入りを果たしているので、「インフルエンサー」は、1位とか何とかを、少しは期待して良いでしょう(笑)。


一方、カップリング曲の「意外BREAK」と「Another Ghost」は、MVが公開されて、まだ数日しか経っていません。

しかし、24時間後の再生数を、過去のカップリング曲と比べると、乃木坂に対する関心が、最近、急速に高まっていることが分かります。

(表5) 乃木坂の15、16、17枚目カップリング曲MVの公開初日の再生回数

凡例
MV公開1日後の累計再生回数 @ 001d : 対象期間 曲名

# MVはすべてフルバージョン

17枚目(C/W)曲MV
37.2万回 @ 001d : 03/08(水)09(木)12:00 意外BREAK
32.6万回 @ 001d : 03/08(水)09(木)12:00 Another Ghost

16枚目(C/W)曲MV
24.2万回 @ 001d: 10/26(水)27(木)12:00 あの教室
18.8万回 @ 001d: 11/03(木)04(金)12:00 君に贈る花がない
17.1万回 @ 001d: 11/03(木)04(金)12:00 ブランコ
14.1万回 @ 001d: 11/02(水)03(木)00:00 2度目のキスから

15枚目(C/W)曲MV
17.0万回 @ 001d : 07/14(木)15(金)12:00 オフショアガール
14.2万回 @ 001d : 07/21(木)22(金)12:00 シークレットグラフィティー
11.7万回 @ 001d : 07/21(木)22(金)12:00 白米様
10.9万回 @ 001d : 07/14(木)15(金)12:00 命の真実
#「命の真実」の正式曲名は「命の真実 ミュージカル「林檎売りとカメムシ」」


15枚目の(C/W)曲は、1日経過後のMV再生数が11〜17万回だったのに対して、16枚目は、14〜24万回へ上昇。

さらに、17枚目の「意外BREAK」は37万回、「Another Ghost」は33万回と、30万回を越える数字を叩き出しています。

表題曲MVの初期再生数と同じく、カップリング曲MVへの注目度もアップしているようです。

メンバーのソロ写真集が、出せば売れる状態であることを考えても、今の乃木坂は、コアファンの人数、掛ける、熱量に関して、アイドル界でトップクラスのレベルに達したと言えるんじゃないでしょうか。


しかし、熱心なファンが支える人気を、より多様な層を巻き込む、幅広い人気にスケールアップしなければ、多くの人がカラオケで歌うような、本格的なヒットにはつながらないと思います。

そして、「LOVEマシーン」や「サイレントマジョリティー」がそうであったように、人気を広げていく、もっとも有効な方法は、音楽番組やライブにおいて、魅力的なパフォーマンスを繰り返し披露することです。

そういう観点から、来週のMステから始まる、楽曲パフォーマンスのテレビ披露は、極めて重要な意味を持っています。


今、乃木坂に対する関心度は、かつてないほど高まっているので、その期待に答えるような、楽しいステージを見せることが出来れば、本当に、ヒットに手が届く可能性があります。

トップメンバーは、超多忙で、新曲キャンペーンは厳しい条件で行わなければならないけど、ぜひ、妥協せずに、しっかり練習を重ねて、最高のパフォーマンスをお茶の間に届けて欲しいです。

マジで、ここが勝負どころじゃないでしょうか。


しかし、幾つか心配なことがあります。

一つは、乃木坂運営が、全員でダンスを練習する時間を、しっかり確保することの重要性を、認識していないんじゃないかという点です。

例えば、「Another Ghost」MVを観ていると、その懸念が強まってくる。


このMVは、伊藤万理華、齋藤飛鳥、西野七瀬の3人を起用して、Perfume のような、ダンスハーモニーを披露することを目指したのだと思います。

ただ、感想を率直に述べると、伊藤万理華はまりっかのダンス、齋藤飛鳥はあしゅのダンス、西野七瀬はななせまるのダンスを踊っていて、それらが相互に共鳴し、全体としてまとまった、3人ユニットとしてのダンスを生み出しているようには思えなかった。

振り付けは同じながら、各メンバーが、それぞれ自分のリズムを刻み、自分のスタイルで踊っている感じで、ダンスの「和音」が成立している風には見えない。

Perfume の凄いところは、別々のフリをこなしていても、3人のリズムや息づかいが、一つのまとまったハーモニーを奏でていて、全体として、「Perfume のダンス」が明確に見えてくるところです。


「Another Ghost」のダンスが、バラバラに見えるのは、3人の持つ、異なったリズム感やダンススタイルが、そのまま出ていることが原因で、お互いを摺り合わせて、まとめ上げるのに必要な、全体練習の時間が足りなかったのだと思います。

伊藤万理華は、フリの細かい動きまで、丁寧にじっくりと踊り込む、密度の濃いダンスが特徴で、重厚感のある「重ため」の踊りに仕上げる傾向がある。

そのため、「インフルエンサー」のような、パワーダンスにはぴったりで、抜群の表情演技と併せ、フラメンコ風の情熱ダンスでは、主役級の存在感を発揮します。


対して、齋藤飛鳥は、フリを自分で取捨選択し、無駄の少ない、シャープでシンプルなダンスにする印象があって、リズミカルで軽やかなダンスが魅力的です。

この方向性は、星野みなみのダンスと似ていて、二人がWセンターの「あらかじめ語られるロマンス」が好評なのは、もともと持っているリズム感や、ライト化の傾向が(笑)、よく合っていて、歌唱、踊り、雰囲気で「和音」を形成するからだと思います。

一方、面白いのは「あの教室」MVのダンスで、堀未央奈という、全然、リズム感の異なるメンバーを相手に、敢えてシンクロさせないダンスを二人が踊ることで、鑑賞者に、喧嘩を含めた「会話」を想起させるという、斬新な手法が使われている節がある。

ただ、最後、お互いが理解し合って、距離が近づくことを、ダンスを合わせて表現するシーンがあるのだけど、あしゅと堀ちゃんの息がぴったりというレベルまでは、ちょっと届いてなかったかもしれない(笑)。


「Another Ghost」は、同じフリを3人に踊らせて、そこから一つのハーモニーを引き出そうとするダンスなので、伊藤万理華と齋藤飛鳥、そして西野七瀬は、自分が本来持っている、リズム感や踊りのスタイルを一度脇に置いて、ユニットダンスを模索しなければならない。

これには、振り付け師を交えた、相当な練習が必要だと思いますが、MV制作に割ける時間は限られていたようで、ダンスをまとめ切るには至っていない印象を受けました。

MVの出来から考えて、「インフルエンサー」のダンスも、十分な練習時間を用意しなければ、放送事故レベルのステージになりかねない危険があるので(笑)、パフォーマンスのクオリティを第一に考えたスケジュールを組んで欲しいですね。


ところで、「インフルエンサー」「Another Ghost」「意外BREAK」のMVを観て、ちょっと気になったんですが、西野七瀬と白石麻衣は、相当に疲れているんじゃないでしょうか?

踊っているとき、軸が不安定で、ときどき、ダンスが「流れ」ているように見える。

これまで、二人のダンスは何度も観てきましたが、そういう印象を持ったのは、初めてです。


以前、「兼任」していた頃の生駒里奈に対して、ダンスのとき、同じように、軸が安定せず、「流れ」ていると感じたことがあります。

それ以前にはなかったことで、当時は、AKB48のダンスがそういうタイプで、影響を受けたのかなと、何となく思っていました。

しかし、「兼任」が終わって、「太陽ノック」のセンターになって以降は、そういった部分が一切なくなり、生駒ちゃんらしい「強さ」がダンスに戻ったので、あれは疲れだったんじゃないかと考えています。


上記のMVは、いずれも撮影が深夜に及んだ節があって、超多忙な中、疲労がさらに蓄積しているのだとすれば、怪我や病気が非常に心配です。

ななせまるとまいやんは、どこかで一度、しっかり休養させることを、検討した方が良いのかもしれません。

ヒットだ、ダンスだ、クオリティだと言っても、何はともあれ、メンバーの健康が一番ですから。


関連記事

北野日奈子がEテレで大暴れ!乃木坂「インフルエンサー」は順調も、AKB48Gに迫るリアルな危機 [08Mar17]

「インフルエンサー」MVは振付、映像秀逸も、ほぼ唯一踊れている伊藤万理華の出番が少な過ぎる [04Mar17]


// 過去の記事を読みたい方へ

アレチの素敵な乃木坂業務連絡10Jan17 〜 関連記事の目次 (03Dec16 〜)

「ブックマーク」内に、時期別に分けた目次記事へのリンクを掲載しています。 「ブックマーク」は、PCでは左サイドバー、モバイルでは記事の最後に置かれています。

記事目次(Dec16~)
記事目次(Sep15~Nov16)
記事目次(Jul14~Aug15)
記事目次(Nov13~Jun14)
記事目次(Apr13~Oct13)


// 特集ページ

「ブックマーク」内に、以下の特集記事へのリンクを掲載しています。

プリンシパルtrois
プリンシパルdeux
星野みなみ!
楽曲情報(11th~)
楽曲情報(1st~10th)
6thガールズルール
7thバレッタ
和田まあや!
えくせれんとブログ


# 記事中の青字部分は、テレビ番組、公式サイト、書籍、歌の歌詞などに、掲載されたものを、そのまま抜粋引用したことを表しています


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 北野日奈子がEテレで大暴れ!... | トップ | 裸足、サヨナラMV1千万再生の... »
最新の画像もっと見る

芸能」カテゴリの最新記事