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「がん」を読む ー14ー がん年齢としての高齢期

2019-02-25 16:23:31 | 「がん」を読む

今まで、少なくて昨年12月10日頃まで「がん」という病気については「最も命にとって危険な病気」というくらいの受け止めしかなかったのです。

その頃でしたら『「がん」はなぜできるのか』とか

『「奇跡の治療薬」への挑戦』などという本が本屋の棚にあっても手にしなかったでしょう。これらの本は本屋では「健康コーナー」的な棚に並んでいるでしょうし、そういう棚には関心がなかったので見ることもなかったのです。

自分の健康問題では心臓のことが心配のタネになってもいいのですが、2年ほど前の検査の結果、医師が「特に問題無し、2年後にもう一度検査」と言われた2年後の検査の結果もOKになったのでした。毎朝薬を飲むという日常にはなってはいますが、それ以外には心臓のことには「無関心」という日々でした。ところが今回書店の「健康コーナー」に行ったら「がん」と合わせ「心臓」という文字にも目がいきます。

こんな本がありました、

同姓でもあり天皇陛下の執刀医としても記憶にあった人ですが、「100年を生きる」という書名からいつか手にとって目を通さねば、と思ったのです。病気が心配だから本を読むのではないと、我が心臓にあと20年間ほど脈打たせるために「心臓との付き合い方」を知っておくべきだと思ったのです。

人生の最晩年と言っていい80歳代でがん関係の本を「読む」のは言うまでもなく娘の置かれている状況を理解するためです。同時にこの年齢だからこそ必読なのだと気付きだしたからです。

『「がん」はなぜできるのか』にこう書かれています。

p70 現在では、「遺伝子変異が次第に積み重ねられた結果、がんが発生する」という「多段階発がん説」が、広く受け入れられています。この説は、がんの発生率または罹患率が年齢とともに上がることとも符合しています。もし、ひとつの遺伝子変異でがんが起こり、遺伝子変異の確率が年齢で変化しないなら、どの年齢でも、がんの発生率または罹患率は同じはずだからです。

 これは第2章の第2ひとつの遺伝子変異ではがんにはならない」に書かれていることです。明日から第2章に入ります。


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