まず「一ヵ月前」とは、この日のこと、
三浦市の民宿「でぐち荘」でマグロの兜焼を食べ飲み語り合った日です。その語り合ったなかに共通の友人・前田由子(よしこ)さんが元気だと伺って、機会があれば会いたいものだと話したことでした。
その前田さんの元気な顔写真が「しんぶん赤旗」に、これです、
さっそく「三浦…、行き」に誘ってくれたKさんにSMSで「会って話したい、前田さんに会う日」を計画してくれ、と。是非ここでも紹介したい人、その機会を心待ちにして今は赤旗の記事を読んでもらいたいので……、本文の文字移し
自立と共生をめざす高齢者のシェアハウス(グループリビング) 「COCOせせらぎ」。水鳥が遊ぶ江川せせらぎ遊歩道沿いに立つ鉄筋3階建て、全10室のバリアフリー住宅は、神奈川県川崎市高津区にあります。 6年ぶりに訪ねました。(青野圭)
初めて訪問したのは、開設から2年後の2016年。 入居者はわずか4人でした。1年半後の再訪時には8人。今回は入居スペースが満室で、待機者も12人を数えました。さらに、スタッフも世代交代が進行中で、40代、30代の女性2人が運営の中心を担いつつあります。
地域と結びつく
「せせらぎ」の魅力の一つは、地域との結びつきを大切にしていること。地域に開かれたサークル活動と季節のイベントは10以上。コロナ禍で一時期開催が困難になりましたが、「せせらぐカフェ」「まちかど保健室」「うたう会」「せせらぎ体操」をすでに再開。月1回内部で続けてきた映画上映会「名画座」、写経、健康マージャン、菜園も、まもなくご近所の人も参加できそうだといいます。
地域包括センターや介護支援施設、町会をはじめ地元の医療・保健・福祉・教育機関を直接訪ねて懇談を重ねてきました。あそこなら住みたい」そんな口コミが広
がった理由です。年4回発行の「せせらぎだより」は町内会の回覧板に折り込まれています。
コミュニケーションは予約時から始まります。年1000円納めると、「せせらぎだより」が届き、年1回開催される〝予約者と入居者の懇親会〟に参加できます。 7月の懇親会には35人が参加。「私たち、入れそうもないわね」という予約
(82)に、入居者が「ここに入ると、頭も体も元気になって、しばらくはみなさんをお迎えできないね」と応じて大笑いに。
「それまで一人暮らしだった人が、10人で暮らすことになるのですから、不安を感じて当たり前です。 懇親会にきて『ああっ、これなら大丈夫』とホッとされます」。こう話すのは、理事長の前田由子さん(90)です。
コロナ禍で真価
「自立と共生」が真価を発揮したのが、 コロナ禍での対応でした。 昨年8月、一人が感染。年齢82歳の「せせらぎ」に緊張が走りました。 安否確認を兼ねて、全員で夕食を取ることを基本にしていましたが、〝感染者が出たら調理を中断して弁当に切り替える〟ことも運営マニュアルに明記していました。しかし、当時は弁当の手配も困難な状況だったこともあり、調理スタッフが 「続けますよ」と表明。「だったら自分たちは何ができるか」 保健師の助言も得ながら、入居者全員で話し合いました。
〝1階で調理中は、2、3階の居住スペースから出ない。 準備ができたら、順次連絡を取り合って一人ずつ食堂に取りに行く。 食器を洗う時も同様に一人ずつ〟ことを確認しました。結果、新たな感染者はでませんでた。
「入居者1人1人が運営に責任を持ちます。 自分で考える民主的運営がカギ」と前田さん。 広島県福山市のココ多治米(たじめ)(10月1日付既報)をはじめ、グループリビングをめざす方へのアドバイスでもあります。(詳しくはホームページ。 問い合わせは☎︎080ー8745ー6896前田さん)
入居者は毎月の入居者会議のほか、運営委員会(医療・保健・福祉の各関係者、土地建物の所有者、元市議ら14人で構成。月2回開催)にも交代で2人ずつ参加します。
運営費や食材費はすべて入居者自身が管理し、食費の額も決めています。 猛烈な物価高で「夕食の維持も難しいが、頑張っているスタッフにしわ寄せできない」。全員で話し合い、食費を月5000円アップすることに。 1年間試して再検討します。
食費の値上げを決めた日、調理スタッフが「秋の味覚を」と栗ご飯を用意してくれました。 「おいしいね」「それにしても、ウクライナの子どもたちは冬を越せるのかねぇ」「食材の値上げは、ロシアのウクライナ侵略が一因だよ」。入居者は身近に戦争を体験た世代です。 リビングでは、国際情勢も食費も自分ごととして語られていました。
ケアハウス??高齢者のシェアハウスと思います。
少しの認知症はいいでしょうが、その認知症や老人
独特の病気などになると・・退去?? その施設運営は
よく知りませんが、高齢者の一人暮らし対策施設は
これからも向こう20年は需要があると思います。
現在の超高齢者の人生は、それを求めています。