私の心臓がステント留置術を受けるきっかけになったのは、逗子診療所の検査での心電図から不整脈と言われたことでした。その時、正常な心電図と比較され、確かに波形が違っているなと感じました。ただ、いまそれがどう違ったものか思い出されません。
かなり若い頃の健診でやはり心電図を見た医者が、オヤ? という感じでもう一度やり直ししたことがありましたが、その時は特に注意された記憶がありません。それで私の心臓は動きは「異常」だが働きは正常だと自己判断して我が心臓の異常性を軽くみていました。しかし、加齢によって働きが不正常になってくることがあって、今回の検査に繋がる「経皮的冠動脈形成術・ステント留置術」になったのです。
今日退院し「別冊Newton」の「死とは何か」(増補第2版)を開いてみました、この本の発行日が2021年3月5日になっているのを見ると、2年前の19日間の入院時期に買っておいたものでした。
その頃このページを開いて、2019年8月の娘の臨終の時が思い浮かんできて医師が死を判断する「3つの状態」とは言うが、やはり「心拍の停止」が第一だろうと考えたことを思い出してます。血圧計の数値上が60以下になったら「死」です、とは医師に言われたのか何かで読んだ記憶か忘れていましたが、その時の娘の数値は59を記していました。
以前にも「つぶやき」ましたが、膀胱がんを病むまでの私は健康を過信して自分の身体的なものへの関心が薄く、同年輩の人の病気の話についていけない場も多々ありました。心臓についても同様で、血圧の数値の上と下とが意味する違いも分からず、自分で測ることもありませんでした。
その意味では毎朝体温と血圧を測り記入している最近は様変わりしたわけですが、これも私より健康な妻が健康管理には厳しいからでしょう。今回の心臓の難を抜け出せたのも、彼女の支えがあっての事と感謝したところ、そのひと言がやる気を引き出します、と。どうやらますます管理が厳しくなりそうです。
家内も 私も これからは程々に生きよう・・
以後の延命治療はお互いしません。70さいを過ぎたら
欲をかかずにいつでもお迎えを受け入れましょう
でもお互い自分の健康は各自の自己責任としましょう
目が見えなくて不都合ならば見てもらいましょう
歯が痛ければ、治療してもらいましょう
でも、不要な検査検診はしないことにしました。
人それぞれ・・いろんな人が居て・・それでいい。
で生まれ当時の産院では生命が長らえないだろうと言
われたそうです。でも産院側も母も父も手を尽くしてくれたのでしょう、新生児としての危機状態は抜け出
せたのでした。母からお前は生命力が強い、と言われ
たことが暗示になっているようです。神様ならぬカミ
さんの支えもありますが、母からの暗示もかなり効い
ているのかも知れません。出来るだけ頑張ってみよう
と思います。