今回の総選挙の全体にたいする日本共産党の見解等は、
http://www.jcp.or.jp/akahata/ でご覧下さい。
私が特に嬉しいのは沖縄の選挙結果です。
記事内容は、http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-12-16/2014121602_01_1.html
で読めますが、やはり 「しんぶん赤旗」紙面として見ていただきたいのです。
これも 「沖縄」 です。今日の 「沖縄」 は明日の日本全国だと思います。
「オール沖縄」 から 「オール日本」 です。
なかでも4区で勝利した仲里さんのことです、こう書かれています。
≪県議を引退して6年半の仲里氏が立候補表明したのは、解散直後の11月22日。自民党県連の
前会長で、総務副大臣も務める西銘恒三郎氏との一騎打ちは、自身も 「無謀」 だと感じていました。
しかも、仲里氏は自民党県連顧問や県議会議長を歴任し、昨年まで西銘氏の後援会長も務めた保
守の重鎮。それでも立候補したのは、西銘氏が公約を裏切って辺野古新基地推進に転じたことを許せ
なかったからでした。
仲里氏は当選後、こう強調しました。「公約を破るということは政治家の命を自ら捨てるということだ」
仲里氏は、沖縄県知事選で保革を超えた共同を築いた 「ひやみかち うまんちゅうに会」 が擁立。
「オール沖縄」の流れを象徴する選挙区として注目されました。序盤はリードを許していましたが、新基
地建設反対の民意におされ、急速に追い上げて逆転しました。
仲里氏は 「たたかう相手は県民同士ではなく、政府であり米国、。われわれは一つにならないといけな
い」 と決意を語りました。≫
公約を破った。子どもでもわかること。自民党県連まで勤めた人だから、一番よく分かっておられると思います。敵は誰か。明瞭です。
産業の育成が本当に難しい、観光と軍の基地として
そこに働く人たちが住み暮らす街・・そこの人たちの民意
願いを真剣に聞かねばならない時期にさしかかっている
いろんな難しい問題をたくさん抱えつつも、時間を要しても
一つずつ問題を解決していくしかないでしょう
んでした。自分の政治責任で沖縄の自民党国会議員
に公約を破らせたのです。その人たちがまさに政治
的生命を投げ捨てた闘いを強いられている時、脇に
立つことも出来なかったのです。
その彼が「日本人を守る」というのです。
今日の自民党の本質を顕にし、安倍政権の弱さを
天下に示しています。
多くの問題があっても解決するのは人です。解決の
要の場所に然るべき人が就く、それが県知事選の結
果でした。
沖縄の問題は国家レベルの問題ですから、国家に
対して有効な働きかけが必要です。それをつくった
のが今回の総選挙の結果です。
そして問題が国家レベルだということは、解決す
るための努力も国民的レベルだ、というです。です
から私達にとっても解決のための努力が求められて
いると思います。