このタイトルは「てんがらもん」の今回( 186回 ゲスト 早田和史さん )のゲストの早田さんが前回出られた時の番組への感想で「温かい番組だな」と言われたことを受けています。あわせて前回のゲスト石神さん前々回の田中さんが共々国民文化祭の意義を熱を込めて話されたことをも含んでいます。
先ず、早田さんが4月にオープンした特別養護老人ホームでの半年の体験を通じて目指すべき介護を一言で表現していたことです、「感謝、感激、格好良い」の3Kだと。よく言われる介護3Kとは「きつい、給料が安い、汚い」を意味します。早田さんの言葉は介護現場を通じて高齢者、それも心身になんらかの支障のある人々との交流を通じて得た確信でしょう。
勿論早田さんの勤める施設・ 七福神も理想郷ではありません。仕事のきつさ、給料の問題、日常生ずる汚れは他の施設と変わりがないはずです。私の短期の同様な現場にいた経験から言っても世間の介護3Kに近い感想です。それに対して早田さんの確信はどこから生まれてきているのか、話の中から伺えることは前回話された地域とともにある介護施設のあり方を実際に進められてきたことにあるでしょう。
9月の銀河ロード祭りへの参加のこと、地域の青年部への参加を通じて地域活性化への共感、そして自分の住まいも地元へ移すこと話されました。ここには新たな福祉文化を生み育てようとする青年の意気込みが伝わって来ました。福祉を施設内の介護現場の枠の中だけでなく地域のなかに位置付け、地域の活性化の一環として取り組む福祉文化として発展させる方向が見えているのでないでしょうか。
前回前々回の国民文化祭の話を通じて私の頭に浮かんだのは、憲法第25条の「健康で文化的な最低限度の生活」でいう文化と国民文化祭の文化とはどいう関係にあるのかということでした。早田さんの体験と伊敷団地の人々の取り組みを通じてその内容が見えてきました。一言で表現しすると「温かみのある生活」ということでした。バレーも川柳も介護も生活に温かみを生みだすもので、それを文化というのではないでしょうか。
お忙しい中でまとめて頂きありがとうございます。今日は山歩きでまたゆっくり書きます。
取り急ぎ私のブログへ紹介させていただきました。
これに何を+必要もなく何を引く必要もなし
この辺で 退散でがんす!
同時に谷歩きでもあるのでしょう。
山高ければ谷深し、谷歩きご苦労様でした。
人とかかわって生きるっていいなぁ。面倒なこともいっぱいあるけれど・・・。
人に向いて聴くことあり。
口は一つ、耳は二つ、されど聴こえず。
口は利けるぞ、指も動くぞ。
ブログもある種の文化現象ですから、生活の中に根ずいていく本物の文化でしょう。
その点、自分のブログを小まめに更新し、相手のブログにも小まめにコメントを送る人こそ現代の本物の文化人です。