kaeruのつぶやき

日々のつぶやきにお付き合い下さい

歴史の水脈は現在につながって……。

2018-10-06 00:44:16 | 「てんがらもんラジオ」

   今回のゲスト伊敷歴史研究会の池田会長さんの話は「元禄高野山騒動」と呼ばれる江戸時代の事件の話でした。騒動の全体についてはこちらが参考になりました。

 http://nagoyakochan.cafe.coocan.jp/CB/CB170120

koyasansinko.html

この文章の最後です。

【 元禄5年(1692)7月、幕府は服従しなかった行人方の627名を大隅、薩摩、肥前などに遠島とし、行人方寺院、902軒を潰寺(かいじ)とする裁決を下した。行人坊で存続したのはわずかに280軒、新寺院の建設は禁止された。】

この627名のなかの160人が鹿児島県の辺塚という所に送られて来たのです。辺塚とはどういう所か、番組のなかでも聞き手の前迫さんがその辺鄙(へんぴ)さを強調していましたが、ネットでしたら一気に行けるのです、

人工物が一切無い、まず自動販売機が無い、トイレ水道無し、携帯も繋がらないとのコメントが……、だから自然がそのまま在るのです。326年前に高野山から送られて来た160人の僧侶が足を下ろしたままの浜辺があるという感じです。もちろん浜を離れて少し行けば車の通る道路はあります、

 

   ここで20人ほどが亡くなったとのことです、その墓があると話されていましたが、これではないでしょうか、

 

辺塚の海岸を南に下りその突端が佐多岬ですが、ここに関連した以前の「つぶやき」です、

 

https://blog.goo.ne.jp/kaeru-23/e/e117475029fe161dc678801734808a6f

ここに書かれているように、日置市で六代御前像を護って来られた清浄寺(しょうじょうじ)のご住職が、十三日の逗子市での講演会に来られます。13世紀の繋がり17世紀での関連、地の縁人の縁を手探れば探るほど広がり深まっていくとの思いを強めています。