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昭和二十八年夏場所、初日から十一日目
までの星取表を真っ黒に塗り潰したのは、
典型的な中堅力士の神錦であった。
翌十二日目、初白星をあげて連敗脱出━
幕内全敗が消えている。
小生なんかの当初のラヂオによる観戦歴
でも彼は対象に入らず、取口が脳裡に入る
はずもなかった。
某書には180cm・96kg、吊り・外掛けが
得意手とあり、面白い相撲を取ったみたい。
尚、当場所、立浪部屋の時津山が平幕で
全勝優勝だが上位陣との対戦が殆んどなくて
“漁夫之利”に批判が沸騰していた。
昭和二十八年夏場所、初日から十一日目
までの星取表を真っ黒に塗り潰したのは、
典型的な中堅力士の神錦であった。
翌十二日目、初白星をあげて連敗脱出━
幕内全敗が消えている。
小生なんかの当初のラヂオによる観戦歴
でも彼は対象に入らず、取口が脳裡に入る
はずもなかった。
某書には180cm・96kg、吊り・外掛けが
得意手とあり、面白い相撲を取ったみたい。
尚、当場所、立浪部屋の時津山が平幕で
全勝優勝だが上位陣との対戦が殆んどなくて
“漁夫之利”に批判が沸騰していた。
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