相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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大甘な小常陸の関脇昇進

2024-02-25 21:39:51 | 日記
 拙稿「“時代”を超えた力士たち」━
━<明治→大正篇>は、その①で…
梅ヶ谷(2代め)・常陸山・緑嶋・太刀山
・甲(かぶと)・駒ヶ嶽の6名、その②
で…玉椿・浪ノ音・伊勢ノ濵・西ノ海
(2代め)・朝潮(2)・碇泻の6名を採り
あげた。
 現在鋭意執筆中の③では、高見山(酉)
・大ノ川・紫雲竜・鶴渡・千年川(金)・
鏡川につづいて小常陸を俎上に載せて
いる。
 その小常陸の大正二年春、東前頭九枚目
の相手地位つき星取表を御覧いただきたい。
〇黒瀬川(前一)
〇玉手山(同九)
△浦ノ濵(同十七)
〇金ノ花(同五)
〇大蛇泻(同四)
✖緑 嶋(同十六)
△伊勢ノ濵(関脇)
●玉 椿(小結)


 4勝1敗・1分2預りの勝越し3点、
しかも横綱や大関と全然対戦せず、翌
場所はなんと10枚も昇って新関脇に
抜擢されたのは、幸運すぎると云うほ
かあるまい。
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