相撲史に関心・興味のある方どうぞ

相撲史に関心・興味のある方どうぞ

不運の幕下岩熊 仁右エ門

2019-01-25 21:32:55 | 日記
 天保八年春場所、西幕下十二枚目の
岩熊仁右エ門は、白星がなかったかも
知れないが、同年冬場所は西方三段目
十枚目まで落されてしまった。幕下どん
尻から数えれば17枚も“余裕”があっ
たのに…三段目の“二桁”まで降下とは
鳥渡ばかり不可解じゃぁないか。

 その後、天保末期まで孤軍奮闘〔?〕し
たのに…遂に幕下へ再昇進することは
なかったのである。

 尚、番附頭書はずっと「江戸」とある
らしく、出身地も不明というほかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幕下12⇒三段目??

2019-01-25 13:46:50 | 日記
※昨日の閲覧…1,029・訪問…339
トータル訪問者数 532,609

 幕下時分、荒井﨑の名で三役にも挑戦
していた桐山。新入幕の天保七年冬場所
二日目から8連敗してしまった。
 けれど、翌八年春も幕内残留。その二日目
白星をあげて連敗は9で止った。

 その相手というのが鳥渡ばかり問題を提起
したい力士なのである。

 『江戸時代 相撲名鑑』に拠れば、天保八年
春場所、西幕下12〔現幕下二枚目〕岩熊は、
なんと翌場所は三段目へ陥落しているから、
想定外の番附編成と云うほかはない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする