相撲史に関心・興味のある方どうぞ

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「関脇格」が穏当だ !

2019-01-12 21:25:14 | 日記
 拙作『相撲史発掘』は“30周年…”の編輯
が終って、一息する余裕なく、第91号〔六月
完成予定〕の準備にとりかかっている。

 先ず、冒頭記事は天竜論文の“後篇”で、
4ページで収まることを確認したところ…。

 次に、「江戸…熱戦譜」は天保八(1837)年
春場所━早速、問題点の認識に至った。

 『大相撲人物大事典』は「黒岩は東番付外
出場」とあるが、“関脇格”じゃぁないのか。

 彼の前・後数場所の地位を列記すれば━。

天保五年冬 東方 新小結
 〃六年春  〃 小結
 〃六年冬  〃  〃
 〃七年春  〃 新関脇
 〃七年冬  〃 関脇
 〃八年春  〃 番附に記載なく、一日出場
 〃八年冬  〃 再関脇
 〃九年春  〃 前頭筆頭へ陥落

 当時、成績は“二の次”であり、“年功序列”的
な番附編成法だ。
 関脇⇒幕尻格⇒再関脇…なんて想定外のはず。
しかも、五日目土俵に上って西小結平石(前関脇)
と対戦している。これが幕下“二桁”ならば話は
鳥渡ちがってくるが……。

 
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横綱雲龍に土

2019-01-12 13:55:51 | 日記
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 幕末、元治元(1864)年冬場所に
おける幕内取組順序の検証。

 五日目中入り前
東前六〇武藏川─東 関●西前六
〃前三●照ヶ嶽─綾 浪〇〃前五
〃小結●梶ヶ濱─千賀ノ浦〇〃前二
西関脇〇小野川─白眞弓●〃前四
大関〔横綱〕●雲龍─荒 馬〇〃前三

 五日目中入り後
東前五×湊 川─越の海×西前七
〃前一〇千年川─出釈迦山●〃前一
〃関脇〇鬼面山─鷲ヶ濱●〃小結
西大関〇不知火─簗瀬嶽●東前四

 雲龍型手数入でお馴染みの雲龍が
前場所四日目の綾浪戦以来の“金星”
を献上、土がついた━引退間近?

【追記】前回の「四日目…」における
地位の一部に誤りがありました。
 更に、末尾を削除しました。
訂正旁々お詫びいたします。
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