junzirogoo!!!

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LINDBERG(リンドバーグ) 「今すぐKiss Me」 =思い出す音楽 その167=

2024年03月31日 22時18分00秒 | 音楽

こちらも公式のMVがありました。ありがたいです。avexさん、ありがとうございます。マジで。
同時に、LINDBERG人気も息が長いと感心させられました。良いことです。凄いです!
動画を観ていて思ったのは、撮影場所どこなんだろ?ということと空撮の部分は今だったらやはりドローンで撮影するんでしょうな、ということ。


先日たまたま観た、お昼のNHKのど自慢のトップバッターさんが歌われていたのがこの曲でした。
ということで、今日はLINDBERG(リンドバーグ)の「今すぐKiss Me」です。
リリースが、1990年2月。同年4月にリリースされたアルバム「LINDBERG III(リンドバーグ・スリー)」に収録されています。

当時僕は高校を卒業間近でその後写真学校へ行くのが決まっていたのか?いなかったのか?の時期です。
今回この記事を書くのに、てっきり僕が高校2年生の頃の曲かと思い込んでいたのですが、ちょっとズレていましたね。
フジテレビ系ドラマ「世界で一番君が好き! You are my favorite in the world」の主題歌として採用され、ドラマのオープニングでは主演の浅野温子さんと三上博史さんがタイトル通りにキスしまくっています。
ちなみに、浅野温子さんは2002年頃にお仕事で間近で拝見する機会があったのですが、テレビで見るとおりに明るくキュートな性格の方でした。

そして、LINDBERGと言えば、ボーカルの渡瀬マキさん。
ギターの平川達也さんとご結婚され、昨年お二人で会社を設立。現在も音楽活動を続行中です!LINDBERG自体も一度解散したものの復活!こちらも続いています!良いことです!!

ところで、当時(もしかしたら今も)僕は、LINDBERGと東京少年とJITTERIN'JINN (ジッタリンジン)の区別がそれぞれの曲から判別がつきませんでした。
関係ないかもですが、今それを考えていた中、頭の中に思い浮かんだMVで「EDWIN made in ITALY」を着て自転車に乗って歌ってた女性ボーカリストは誰だったのか?おじさんは思い出せません。(どなたか、教えて下さい!)

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junzirogoo!!! は、おかげさまで20周年を迎えました。

2024年03月30日 23時55分55秒 | Weblog
いつも大変お世話になっております。
本日で当ブログは、20周年を迎えました。ありがとうございます!
これもひとえに読者の皆様方の存在自体のありがたさと、さらにアクセス、リアクション、コメントしていただけるおかげでございます。
まずは、厚く厚く御礼申し上げます。

思えば、2004年3月30日のOCN「ブログ人」での初投稿以降、近鉄バファローズ身売り問題でほかのブログ様も巻き込み巻き込まれの議論の盛り上がり、新潟県中越地震での情報リンク集などへのご支持から始まり、スタートの年としてはこの上ない出だしでした。
最初の一年はほかにもいろいろなことがあったんですが、それも含めて非常に印象深い時期だったと思います。

そのように、OCN「ブログ人」を利用してスタート、その後「ブログ人」サービス終了に伴い移行サービスを利用して「goo blog」にお引越ししてきました。
そのような引越を経験するとは思いませんでしたが、「ブログ人」で10年、「goo blog」で10年、合わせて20年ということになります。
どちらも10年使っていたのですが、「ブログ人」での「TypePad」も良かったですが、「goo blog」のシステムもなかなか考えられていて良いです。(引越当初は感心していました)


始めた当初の当ブログを画像で少し振り返ると…

最初期の頃のテンプレート

こんな時や…

こんな時も…

プロフィールページ
(画像はすべてOCN「ブログ人」サービス利用時)

懐かしいですね。
今この投稿をお読みの読者の皆様の中にも同じように懐かしく感じていただける方々がいらっしゃると思います。
以前もこれは書きましたが、当初「気まぐれ散文家」と銘打って独りよがりな文章を書き続けてきたかと思いますが、そんな内容にもいくばくかの皆様の、いくばくかの共感をしていただけたら、僕は今後も非常にうれしいです。


【今後の更新などについて、お知らせ。】
実は20年に向けて、昨年「新しい企画」を考えていることを書いていましたが、その後様々な要因があって取り掛かることができませんでした。これはひとつ今回のお詫びとなります。申し訳ございません。
あと、今後も更新していくことには変わりませんが、その「新しい企画」にリソースを振り分けたいので、更新頻度はしだいに週末の定期更新ではなくなる可能性があります。このあたりもご了承ください。
20年も経つといろいろと生活環境も変わり、様々な変化が伴っておりますので、どうかそのあたりご理解いただけますようお願い申し上げます。

ということで、
今後とも、「junzirogoo!!!(ジュンジログ~!!! = junziro + blog + goo)」を何卒よろしくお願い申し上げます。

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坂本龍一さんの遺志を継ぐということ。

2024年03月28日 22時30分01秒 | 坂本龍一

今日は坂本龍一さんの一周忌です。
坂本龍一さんのファンだった(過去形)者として、失礼ながらその想いを少し書かせていただきます。

本当は坂本龍一さんの音楽として初めて認識して聴いた「戦場のメリークリスマス」のテーマ曲を聴いた時からの個人的な想いを書きたい想いですが、それを書き始めると終わらないので、少しだけ、少しだけにします。

実はこの一年、このような坂本さんを追悼するような記事を書こう書こうと思い続けてきたのですが、終わらない想いがある中で、それをどのようにまとめるか何度も何度も考えたのですがキリがありません。なので、逆に意図的に考えるのをやめておきました。

すると、神宮外苑の件をはじめとする坂本さんの遺志を継ごうとする動きを継続して目にする機会がありました。

その時、僕は、1999年に初演された「LIFE a ryuichi sakamoto opera 1999」の冒頭、オペラ歌手、ホセ・カレーラス氏が朗読した村上龍氏のテキストを思い出しました。

「膨大な量の手紙がわたしの腕の中で眠っている」

この一文で始まる文章は、当時僕の気持ちを代弁してくれているようでした。
世代から世代へ、時代からの時代へ、歴史の中で引き継がれる「手紙」


坂本さんの遺志を継ぐということは、坂本さんが生前に持たれていた意志を今生きている人が代わって続けるということになろうかと思います。
その生前の意志にはいろいろなものがありますが、そのひとつにやはり平和を実現することではないでしょうか。

国連安保理常任理事国のひとつであるロシアによるウクライナ侵攻。

ガザでのジェノサイド。

ほかにも…。

今でもなお続いている惨禍。
これまでの世界の歴史から送られた「手紙」はどこへいってしまったのか?
なぜ、また同じ内容の「手紙」書かねばならないのか?書かねばならない人を増やし続けるのか?

冒頭の動画は、坂本さんがウクライナのヴァイオリニストであるイリア・ボンダレンコ(Illia Bondarenko)さんとコラボレーションした戦争反対と癒しを求める叫びを表現している曲です。
おそらくメッセージ性が高い坂本さんが絡む曲は、これが最後だったのではないでしょうか?

坂本龍一さんのご冥福を祈り、同時に世界平和をまずは祈りたいと思います。

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坂本龍一さえ聴いていれば良いと思っていた。

2024年03月28日 22時30分00秒 | 坂本龍一
小学生の頃から中学生ぐらいまでは特にそう思っていました。
だって、初めて子供の頃にカセットテープで聴いていた音楽がNHKラジオで放送から録音した、どこかの国(たぶんスイス)の民族音楽でしたし、ほかにもテクノ、クラッシック等いろいろな音楽の要素が坂本さんの音楽にはありましたから。

YMOは小学校2年生、戦場のメリークリスマスを小学校6年生、だったと思います。
そして、恥ずかしながら、最初、坂本さんがYMOの一員であることを知りませんでした。
それを知ったのは高校生の頃。

そのあたりも含めて、これまでにこのブログで書いていますが、高校生の頃は他のいろいろなミュージシャンの音楽を聴き始めた頃でもありました。

特にその頃から今でも聴いている音楽と言えば、サザンオールスターズ。
日本の音楽のいわば「常識」的な音楽と言いましょうか、以前にも「音楽が好きな人間として聴いておかなければならないもの、常識的に知っておかなければならないミュージシャン」 と書いたことがあります。

そんなサザンオールスターズが坂本さんの逝去の後、このような曲をリリースされました。


実は初めて聴いた時に涙腺が緩んでしまいました。
サザンが坂本さんを念頭に神宮外苑のことについて曲を作ってくれるなんて、僕は嬉しかったわけです。

それからでしょうか、また歳のせいもあるのか、ほかのサザンの曲も、聴くと最近は特に涙腺がユルユル。
思えばサザンの曲は人間が生きていく中での悲喜こもごもを表現しているものが多いんですよね。だからこその評価だと思います。

ということで、特定のミュージシャンの音楽だけを聴くことを否定しませんが、できればほかのミュージシャンの音楽も聴き視野ならぬ聴野(?)を広げていくことは良いことではないか?と思います。
またそうすることによって、元々聴いていたミュージシャンの音楽のさらなる良さを発見するかもしれません。


いやぁ、それにしても、音楽って本当に素晴らしいものですね。


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B’z 「ultra soul」 =思い出す音楽 その166=

2024年03月24日 23時50分00秒 | 音楽

辛うじて公式の動画がありました。カッコイイですし、稲葉さんの歌声にたまらなくなって、今日はこちらの動画でこの曲にしました。
B’zについては、ほかにも思い出す曲が多くありますがYouTubeの公式アカウントではほとんど1~2分の部分的なMV等の動画しかありませんので、こちらではあまりご紹介できないようです。それはそれで作品を管理するひとつの方針ですから尊重されなければなりません。


先日から競泳の国際大会代表選手選考会(パリオリンピック2024代表決定戦)が東京アクアティクスセンター(東京都江東区)で行われていて、今日が最終日でした。
テレビでもNHKが中継番組を行っていて、先日からたまたま観ていたのですが世界水泳でもないのに、この「ultra soul(ウルトラ・ソウル)」が自然と頭の中を流れてきます。
動画も公式で良いものがありましたので、今日はこの曲で決定しました。

この曲のリリースは、2001年3月。翌年7月にリリースされたアルバム「GREEN(グリーン)」に収録されています。

今書きましたように、リリース当初は「世界水泳福岡2001」の大会公式テーマソングとして、その後も何回か「世界水泳」の中継番組のテーマソングとして採用されていますので、長きにわたり聴く機会が多くなっているため、僕の世代としては、B’zと言えば、「BAD COMMUNICATION(バッド・コミュニケーション)」のはずなんですが、どうも最近、ここ数年はこの「ultra soul」になってしまっているような気がします。長らくのファンの皆様もそうなのでしょうか?

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大谷翔平氏の周辺の出来事は残念でありながらも、希望は妻・真美子氏の存在。

2024年03月24日 01時25分00秒 | スポーツ
木曜日の朝に違法賭博疑惑のニュースが出たときに、思わず「なんじゃ、そりゃ?」と口をついて出ていました。びっくりしました。予想だにしていない出来事。
そのまま真面目にやっていれば、野球の歴史に最優秀助演俳優賞ぐらいの評価を後世に残すことができたでしょうに、残念です。

そして、今日は学歴詐称疑惑。
次から次へと出てくる報道に残念感がさらに広がります。ほかにもまだ何か出てくるのではないかと心配になります。

どちらにしても、まだはっきりしていないこともあるので、事実がどのようなことなのか、今後の報道を待つしかありません。
しかしながら、送金がどのように行われたのか?で大谷翔平氏に及ぶ影響がかなり変わってきそうですから、この点については非常に気になります。

↑水原氏が後で撤回したESPNのインタビュー内容を報じる時事通信社の記事。↑

ESPNの水原氏本人へのインタビューではじめ報じられていた、大谷氏同意のもとでの送金された内容が一転、水原氏がそれを後で否定して、大谷氏は何も知らなかったとする内容に変わり、報道各局でこのあたりの取り上げ方がそれぞれで、水原氏がはじめの報道を否定した大谷氏は何も知らなかったから影響は少ないのではないかとするものと、水原氏が後で否定したこと自体に疑問符を投げかけている報道もあります。

後者のほうは、結論として大谷氏への影響をできる限り少なくするために、誤解を恐れずに書くと、米球界全体が?米社会全体が?動いているのではないか?と言いたげです。

と、いうことであれば、今後の報道については非常に注意深く見ていかなければならないということになります。


それはさておき、今回のことは大谷翔平氏には大きな教訓や勉強となるのではないでしょうか。
少なくとも自分のお金の管理については勉強になったのではないかと思います。
今回の話を聞いて思い及んだのは、昔よく成功した芸能人の方が、例えばマネージャーさんなどの周辺の人に自分のお金を持ち逃げされ行方知れずになってしまうとか、それに似た話は本当によく聞きます。
このあたりについては、俳優の黒沢年雄さんさんがブログで書かれています。
イメージダウン…一時的には避けられないと思います。
しかし、それでも応援し続けるのが真のファンだと思います。
いずれまた彼は野球のプレーで世界の人々に夢を与える時が必ずくるでしょうから。


そして、ここからやっとこの記事の本題に入るわけですが、また大谷翔平氏が夢を与えてくれるプレーをするために、今後支える役割になるだろうキーパーソンが、やはり妻・真美子氏だと思うのです。
おそらく同じように考える方は多いのではないでしょうか。
そういう意味においても不幸中の幸いなタイミングでした。

イチロー氏の妻・弓子氏がイチロー氏の食事はもちろん、お金のこともそうでしょうし、過去にNHKの番組でイチロー氏自身がメンタル的にも支えられていると発言しており、イチロー氏のマネジメント全般を行っていたように、真美子氏も同じようにやれば、今後大谷氏の安定した活躍に資する結果になるのでは?と思います。
そして、結婚した直後のこのタイミングで得た教訓は大きいでしょうし、この困難を二人で乗り越えていくこと自体も非常に重要だと思います。
もちろん、それは二人のやり方で良いと思いますが。

最後になりましたが、水原一平氏に関して今の所在を探る報道もありますが、いずれ真実を話さなければならない時がくるでしょうし、正直に話していただきたい。そして罪があれば償い、ギャンブル依存症なのであれば、一刻も早く医療につながりしっかりとご病気を治療していただき、最終的にご回復していただきたいと思います。

追記。(公開後同日)========
やはりこの件も書いておこうと思います。
日本のマスコミのことですが、この件が日本で報じられる前日まで日本では大谷氏の結婚の話題でお祭り騒ぎだったわけですが、その間にアメリカのマスコミはこのネタを追っていたわけです。江川紹子さんも仰るようにジャーナリズムのあり方に差を感じられずにはいられません。
 
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「車座対話」よりも真相究明。

2024年03月23日 18時00分01秒 | 政治
本気で政治刷新を図るなら、まず順番が違うと思うんです。
まずは何よりも真相究明、原因究明です。それ以外にありません。
真相、原因がはっきりしない段階で何を対話するのでしょう。
こんな上っ面だけのパフォーマンスとしか思えないことを行ったところで本質的な意義も感じません。なんちゃってでしょう。
もしくは今の段階で行うことにこだわるのであれば、この情勢の中それだけ党としてどうすれば良いのかわからなくなっているようにも感じます。

とにかく最近思うのは、岸田氏が総裁選挙の時に掲げた、あの「岸田ノート」には何も書いていなかったのではないか、とは言いませんが、最近はそんなに参考していないのではないか、もしくはまったくノートを見ていないのではないか、ということです。

 

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成田悠輔氏の発言には不適切にもほどがありますが、社会全体として深刻な問題があることも見逃してはなりません。

2024年03月20日 23時50分50秒 | 社会・経済
上の記事を拝見したので、少し書いてみます。
記事を追うと、れいわ新選組の山本太郎氏が3月15日の参院予算委員会の質問の中で成田氏の過去の「集団自決」発言についての見解を問い、岸田首相が「極めて不適切な発言」と答え、財務省の広報誌に登場していることについても「より慎重でなければならない」と述べたとのことです。

僕はこの発言について聞いてはいましたが事の詳細について、あまり知りえてないのでネット上を検索してみると、Wikipediaの彼の項目の中で「集団自決」発言の項目があり、結構詳細に説明されています。

簡単に言えば、長寿社会となり、また定年も60歳から引き上げられ、長く生き長く働けるようになった世の中で、「世代交代不全」と言えるようなことが起こっていて、「リーダー」が次の世代になかなか交代されず「過去の功績を使って居座り続け」、同時に伝承されるべきことが伝承されず、いろいろなところで社会にひずみが起こっていることへの過激な指摘、問題提起、発言なんだと思います。それだけではないようですがいずれにしても「自決」「切腹」などの言葉はこの際に使うべきではありませんし、彼の発言を擁護する気は一切ありません。
ただ、そういえば以前にナインティナインの岡村さんが明石家さんまさんに「引退してください」旨の話をされ、芸能界の世代交代に関する主旨の話をされたようなことも聞きます。

「言葉の過激派」という感じでしょうか。
確かにいろいろなところでされている過去の「集団自決」発言については、「高齢者全体を社会の負担と捉え、排除を促すような印象を与え、多くの人から批判され(Wikipediaより)」るべき発言であり、僕は擁護のしようもないと思います。
アメリカの大学の先生であり、40歳近い年齢なのですから、もっと言い方があるように思いますが、その一方で思うのは彼のこの発言が、もしかすると彼自身が10代や20代の頃から抱いていた「叫び」のような感情が混ざっているのではないか?ということです。

またこの発言を今の20代が聞いた中には同じような「叫び」の感情を持ち多少の共感をいだく方もおられるのかもしれません。
そう考え推察すると、どの20代の方も初めて社会に出る時は「弱者」であり、それは仕方のない状況であるのにもかかわらず、今の社会はそれを許さないかのように容赦なくプレッシャーをかける風潮があります。
伝統芸能などの厳しい芸事などに就職したわけでもないのに、仕事は「見ておぼえるものだ」などと単に教える方の怠慢でしかない訳の分からないことを言われ、やれ根性論だの死ぬ気で働けだの精神論だけをかざされ、日本はいつまでインパール作戦をやっているんだ?と嘆きたくなるぐらいでしょう。
そんなことを言う上司はだいたい「過去の功績を使って居座り続け」ているリーダーだったりします。

また逆に、高齢者の方々も、なぜいつまでも働かないといけなくなっているか?と言えば、それはもともと不安な老後の生活に、さらにいつぞやに麻生太郎氏が発言した「老後までに2000万円」というほとんどの人が宝くじでも当てない限り貯めることができないような金額の提示でさらに煽られたように、自分の残りの人生にさらなる「不安」しかなく、しかしそれは老後が安心して暮らせない社会の問題でもあり、その部分ではみんなで考えないといけない問題であるのにも関わらず、すべて個人の問題として仕立て上げ、「お金はいくらあっても邪魔にならない」考え方のもと、体が元気なうちに稼いでおかなければと、少しでも稼げるならその地位にとどまって、いつまでも後進に道を譲らない、譲れない状況もあるわけです。
これは、日本の社会保障の充実が足りない問題でもあるわけです。年金も今のような状態じゃ、まだまだ働かないと仕方ありません。

このような社会の状況・背景がある中で、一連の成田氏の発言が出てきていることを推察すれば一概に発言を批判するだけではいけないように考えます。社会全体として深刻な問題があることも見逃してはなりません。
もちろん、それでも彼の立場からすればもっと言い方があるべきで、一方的な過激な発言は批判されるべき発言で擁護されるべき発言ではないと考えます。念のため。

この社会の若者たちの問題や高齢者の問題も国民全体で直視するべき問題であり、制度設計に関わる部分においては国民の総意を反映した政治による制度変更などによって解決していかなければならない問題です。
だからこそ、過激な発言はその発言だけがセンセーショナルに取り上げられ、問題の主題をどこかにやってしまい、そのような問題であることをはぐらかしスルーさせてしまいます。政治は生活につながっているのです。


最後に言い及んでおかなければいけないと思ったのは、また日本のマスコミのことです。
この「集団自決」発言を最初に問題視したのは、Wikipediaによるとアメリカの「ニューヨークタイムズ」です。ジャニーズの一件と同様、外国のマスコミでした。(時期的にも近い)
なぜ、日本のマスコミははれ物に触ることを拒否するかのごとくスルーしてしまうのか?報道としての矜持がないのか?もっと仕事をしていただかなくてはなりません。

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八代亜紀 「雨の慕情」 =思い出す音楽 その165=

2024年03月17日 22時10分00秒 | 音楽

今回も当時のMVと言えるような公式の動画が、当然のようにYouTubeにアップされ、普通に観れる状態というのが、ありがたいです。
ところで、この動画を観ていると、僕にはそんなに古びた雰囲気を感じなくて、八代さんの着ている服のファッションもそんなに古い感じがしないんですよね。僕だけでしょうか?


今回も前回の「舟唄」に引き続き、八代亜紀さんの「雨の慕情」です。
リリースが、1980年4月で「舟唄」同様、作詞が阿久悠さん、作曲が浜圭介さん、編曲が竜崎孝路さんです。
これも「舟唄」同様、八代さんの代表曲のひとつであり、当時は大人から子供までおそらく知らない人はいなかったのではないか?と思えるほどの大ヒットになった曲です。
毎回参照しているWikipediaのこの曲の項にも触れられていますが、この曲のサビの振付である手のひらを天に向けて動かす動作は特徴的なものとなり、カラオケなどでこの曲を誰もが歌う時にマネをするのが定番・デフォルトとなっています。(おそらく今も)

また僕にとっては、当時小学生でしたので、歌詞の一部が同じである童謡「あめふり」に最終的に歌ってしまうのがクラスで流行りました。
これもWikipediaに触れられていますが、フジテレビ系のドラマ「北の国から」で吉岡秀隆演じる純が同じように歌ってしまうところから流行ったのでしょう。

いやぁ、いずれにしても懐かしすぎる…。

そして、最後になりましたが、八代亜紀さんのご冥福をお祈り申し上げます。

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「八代亜紀 追悼盤」2024.3.21.リリース予定。
 
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合法的で欺瞞的な手法は社会のあらゆるところに蔓延っている。(コンプライアンスとは法令遵守だけではない。)

2024年03月16日 23時59分00秒 | 社会・経済
まず、白いユニフォームのチームがボールを何回パスするか数えてください。
冒頭の動画は上の記事で紹介されているダニエル・シモンズさんの「見えないゴリラ実験」の動画です。20年ぐらい前のイグ・ノーベル心理学賞受賞のものですので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。詳細は記事を読んでください。

さらに、下の動画も同じダニエル・シモンズさんの同じ実験動画ですが、少し違います。上の記事を読んでから観てください。

白い服を着た選手がボールをパスした回数を数えてください。

上の動画の後半で示されているすべての変化に気づけましたか?
僕も無理でした。
ということで、すべての人が「カモ」になる可能性を孕んでいます。

そのダニエル・シモンズさんが最新刊が先月発売されています。(広告)
 


さて、話の主題に入りますが、
やっとこのようなことを言ってくれる人が出てきたのか、と上の記事を読んで思いました。
記事の本文にある、『明らかに犯罪とはいえなくても、現代の企業の多くは「欺瞞的な手法」を標準的なビジネスとして採用しており、』は僕もかなり以前から感じていて、いや、場合によってはそのようなビジネスに自ら加担していたように思いますし、それを感じたからこそ、それが理由のひとつになって退職した職業もあると言えます。(具体的な会社名は伏せます)

以前、このブログでも「法律さえ守っていれば良い」という姿勢で、逆に法律の抜け道をうまく利用してビジネスを展開していたり、従業員を働かせていたりする企業があることを書いたように思いますが、この上の記事にもありますように、『「脳はどのようにだまされるか」があらかた研究しつくされて』、2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンさんが創始した行動経済学がブームとなり、その結果、『(『全員“カモ”』でもきびしく批判されているように)データを偽った再現性のない研究が氾濫し、大きな問題になっている。』また、『残り少ない果実に研究者が殺到した結果、データ偽造に手を染める者が現れたのだ。 』という風に、話を強引に、しかし合法的にすり替え、いかに自分の話が正しいかを見せ繕いアピールし論破する人が日本にもいてましたよね。

つまり、消費者はあらかじめ法律の範囲内で「欺瞞的に」購買意欲を掻き立てられ、また労働者は労働三法(「労働基準法」「労働組合法」「労働関係調整法」)という労働者を守る法律があるのにも関わらず、その存在を教えられることもなく、違反や不当労働行為があってもわからないまま労働力を搾取されているわけです。

タイトルにも書きましたが、コンプライアンスとは単に法令遵守ということだけではなく、社会の常識や倫理、道徳などの社会規範なども含まれていることを考える時、法律の範囲内で合法的でありながら、しかし欺瞞的に消費者や労働者に接することも厳密には「コンプライアンス違反」と考えるべきものではないか?と思います。なぜなら、そんな欺瞞的な手法で得られた売り上げや給与が人間として正しく真っ当に得られた成果と言えるでしょうか?そのようなお金が自分の身につくものになるでしょうか?だからこそ、積み重ねたものよりも失われたものが多かった30年だったのではないでしょうか?

と、ここまで書いておいて、僕も記事に出てくる、ハワイのリゾート・コンドミニアムの営業・説明係の日本人男性のように、東洋経済新報社のこの本をすすめているように感じるかもしれませんが、僕がここで本当に伝えたいのは、もちろん、消費者としても労働者としても騙されないようにしてほしいことが一番ですが、もう一つ、有権者としても騙されないでほしいということです。
同じ欺瞞的な手法は選挙の時もあると考えてもちろんおかしくありませんから。

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