junzirogoo!!!

日々勉強。〈COPYRIGHT © 2004-2024 KANGAWA, ALL RIGHTS RESERVED.〉

坂本龍一と矢野顕子の離婚報道について。

2006年11月29日 19時29分08秒 | 坂本龍一
坂本龍一と矢野顕子の離婚について、朝からいろいろ報道されておりますが、
もちろんのことながら、僕は一ファン(それも最近どうか怪しいですが(^^;))ですから、このことについて、このブログで特にコメントすることはございません。

ただ、強いて言及するなら、今回のマスコミ報道のされかたについて、唖然としています。
朝から、
ハァ?なにをいまさら…、と。
なぜなら、そんなことは4年以上前に一度、報道されていますし、通常のファンであれば知っていること。
それをなぜ、いまさら、一部ではトップ扱いで大々的に報道されなければならないのか、非常に疑問です。
スポーツ紙の芸能面の端に小さく「やっと正式に離婚成立。」なら、理解できますが…。
それより、気になることがあるし…。

それと、この報道のされかたによって、小さい扱いになったと思われる、
大沢たかおと広瀬香美の離婚のほうが、ショック!でした。
(ご本人さんたちには、そのほうが良かったのでしょうけど。)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

対応に困るメール。

2006年11月28日 23時59分00秒 | デジタル・インターネット
日曜日から今日の夜、ついさっきまでバタバタしておりまして、今やっと一息つけております。
まぁ、親戚がらみで、いろいろありまして、他人より身内のほうがおぞましい、という感でいっぱいです。
それだけで、バタバタしていたわけではないのですが、自分の所用がそれに影響されてしまい、バタバタがバタバタを呼んだ、状態ですね。ホント勘弁してほしいです。

で、久々にメールチェックをしてみれば、1通、変なメールが。
僕が、送信していたお伺いメールを内容そのままに返信しただけのメール。相手による文章がまったくない。
チェックした時点で、受信してから丸1日がたっており、以降、相手からも追ってメールも何もない。
たぶん、間違って送信ボタンを押してしまったのだろうが、このままちゃんとしたメールを待つべきか、こちらから何かリアクションをおこすべきが、ちょっと困っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

3代目おけいはん。神農幸さん。~大阪的広告考。その9。~

2006年11月25日 23時59分00秒 | 大阪的広告考。
ひっさびさの「大阪的広告考。
今回は、京阪電鉄の「おけいはん」。

関西人にはお馴染みの京阪電鉄の「おけいはん」。
6年前に初代、水野麗奈さん(淀屋けい子役)が登場してから、2代目、江本理恵さん(京橋けい子役)に代わり、今月、ついに3代目が登場した。
起用されたのは、東京のZAK CORPORATION(ザックコーポレーション)に所属する、神農 幸(じんの さち)さん(森小路けい子役)。今回、「おけいはん」では初めての京都出身のお嬢さんである。
先週あたりから、キダ・タローと出演しているCMが放映されているが、残念ながら、これを書いている現段階で、CMを拝見できるサイトはない。(来月上旬に、こちらで拝見できるのではないでしょうか。)

思えば、京阪電鉄は10年前ぐらいからであるだろうか、急にCMを作るのがうまくなった。
もう随分昔になるが、京阪モール・バーゲンセールのCMで、キレイな外国人女性が大阪人男性のほっぺをつまみながら、なまった発音で「来ない人は、ツネツネ。」と連呼していたのは、未だに覚えている。
しばらく、京阪モールのCMは面白くインパクトがあり注目され続けていたが、現在は、むしろ、この「おけいはん」に力を注いでいるようだ。

初代おけいはんが登場した時は、京阪モールのCMの面白さも踏襲しつつ、最初ということもあり、CMの放映回数も多くインパクトも感じたが、2代目は予算不足だったのか、それほど放映回数も多く感じずインパクトも薄かった。
できれば、3代目には、長い期間で多くCMに出てきてもらって大きなインパクトを残し、ある程度定着してもらいたい。というのは、今まで、いまいち人が変わりすぎている印象があるからだ。

個人的に思うに、このように芸能人を用いて企業のマスコットキャラクターに起用する場合、その企業のイメージというものがそのマスコットキャラクターによるところが大きくなり、ある程度の認知とそのための定着が必要となるのではないか。したがって、そのマスコットキャラクターを務める人がころころ変わるのでは、企業イメージを維持発展させるうえで意味がないと思うし、コストパフォーマンス的にもどうなのだろうか?と思う。
たとえば、短くても5年続ければ、どうだろうか?5年間季節ごとぐらいにCMを定期的に流せば、それなりに固い認知度を得られるのではないか。そこで初めて確立された企業イメージを得られるのではないだろうか?
そういう意味では、初代の頃は、かなりのCMなどのインパクトがあったから、成功と言える部分が大きかったはずだ。起用されていた水野麗奈さんも普段、街などで「おけいはん」と呼ばれることを嫌がっていたフシがあったぐらいだ。でも、それぐらいハマリ役であったし、初代に水野麗奈さんを選んだのは正解だったと思う。

ついでに言わせていただくと、それでも水野麗奈さんは水野麗奈さんである。
実は、僕は「おけいはん」をやる前から、なぜか水野麗奈さんを知っていた。(タイプな美人は、すぐその名前を調べるのだ)だからかもしれないが、本質的な「芸能」というものをわかっている観客と本物のファンは、どのような仕事をしても「水野麗奈さんは水野麗奈さん」ということを理解している。なので、そういう客だけを相手にしていけば良い。プライベートで買い物している時に、何も言わずにケータイのカメラを向けてくるようなヤツは無視していれば良いのだ。

今後、神農幸さんにも、このようなこともあるかもしれないが、ぜひとも、長く「おけいはん」を続けていただいて活躍してもらい、この関西での活躍が東京にまで伝え聞こえるようになり、将来の発展につながるよう期待している。

随分、語ってしまったが、今回は実際にお見せできる広告が現段階ではインターネット上にないので、少々、文章多めにした。また、2代目になってからのいまいち中途半端感のある「おけいはん」に関して、中途半端を続けると、このようになる、という京阪電鉄に対するアドバイス的な意味もある。(未だ関西の不景気感は拭えないんですから)

関連リンク。--------

TB。--------

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Mac miniにピッタリデザインのBENQ19インチワイドモニター。

2006年11月24日 21時35分03秒 | Apple(Mac iPhone etc...)
いつもお世話になっている、Macお宝鑑定団を見ていたら、
BENQからMac miniに合うデザインのモニターが出ていて、PC-Successで予約受付を開始!という記事(11/24付)があった。
なるほど、Mac miniと一体化できそうなデザインでなかなかだ。
なにげに、Amazonでも同じ商品を調べてみたら、PC-Successより1000円以内の差であるが、Amazonの方が安い。
このあたり、送料・手数料等で最終的な支払い金額が変わってくると思うので、微妙なところであるが、うちでもAmazonのリンクで紹介しておく。
PC-Successのほうが安くなる方は、上記、Macお宝鑑定団さんのリンクから買っていただき、Amazonのほうが安くなる方は、下記から、よろしく。

19インチワイド LCDモニタ(パールホワイト) FP93VW
19インチワイド LCDモニタ(パールホワイト) FP93VW' 2006-11-17売り上げランキング : 1357Amazonで詳しく見る by G-Tools

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

オートバックス・ドットコムが、本日よりリニューアル記念キャンペーン。

2006年11月23日 16時41分32秒 | 通販・買い物
今月上旬から始まっていた、オートバックスドットコムのリニューアルが完了したようで、先日よりカッコよくなったサイトが公開されている。
個人的にも、去年夏から所有している非常に如何わしいボロ車のために、近くのオートバックスには、よくお世話になっている。
去年と今年の鈴鹿や今年夏の徳島には、この車を使用しているし、そのうえあまり車の手入れのことには疎いので、本当にオートバックス、様様、である。

今回の「オートバックスドットコムリニューアル記念キャンペーン」では、利用登録をするとパソコンが当たるかもしれないし、メルマガに登録すると相武紗季サイン入りQUOカードが当たるかもしれない、らしい。
また、同時に、「オートバックス・ドットコム リニューアル記念セール」もやっているので、一度、のぞいて見てほしい。
僕は、ETC車載機をちょっと検討してみようかな。

追加TB。(2007/7/24)--------
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006・東京行(珍道中?)。その4。(ラスト)

2006年11月23日 00時54分10秒 | 旅行記
こちらの記事の続きです。

昼飯後、竹下通りを抜け、途中、原宿駅前の神宮橋(だったっけ?)に集う人々を見物しつつ、
原宿駅前(神宮橋?)
再び表参道のほうへ。茶をシバく。
今風なセルフ形式の半オープンカフェ。有名なチェーン店ではないが、ここでもらったつり銭の500円玉。だったはずなのだが、店員も知ってか知らずか、500円玉ではなく台湾の硬貨だったことに後ほど新幹線に乗る前に気付く。もらった時にちゃんと確認してない僕も迂闊だったが、そんなことをするか?と、思いつつも、これも思い出。

で、それはさておき、
いよいよ、Alva Noto + Ryuichi Sakamoto(アルヴァ ノト[カールステン ニコライ]+坂本龍一)の「insen tour(インセン ツアー)」の東京公演が行われる渋谷C.C.Lemonホール(渋谷公会堂)へ。前まで付き合ってもらう。
前の広場はすでにコンサート前の雰囲気が漂っている。開場の時間が近づくにつれ、しだいに人の数も増えてくる。大阪でもそうであったし、これまでのコンサートでもそうであったが、会場に足を運ぶ人々の年齢層が非常に幅広い。
しばらく、3人で話していると、後藤繁雄さんが現れる。なにやら携帯電話でずっと誰かと話しているが、やがて、開場時間。入口前にはたくさんの人が集まり列ができていたが、開場とほぼ同時に人々は吸い込まれ列はなくなり、しばらくしてから後藤さんも会場へ。
さらにしばらくして僕も友人と別れ、会場へ。
コンサートの感想は、こちらへ

終演後、会場のロビーで大貫妙子さんがいるのを見つつ会場を出る。
僕は、また別の知り合いの皆さんと合流。渋谷の繁華街の喫茶店へ。短い時間でありながら、これもまた貴重。
高校時代の友人と会ったのと合わせ、どちらかといえば、こちらに住んでいる皆さんとお会いするのが、本当のメインな目的!だったりするわけです(教授はダシ?まぁまぁ(^^;))。

喫茶店での会談もそこそこに、帰りは新幹線で発車時刻が切迫ぎみ。
発車30分前には、僕は渋谷ハチ公前の交差点を渡っていた。昼間より増して、すごい人の数である。
少し焦りながらも、山手線に乗り東京駅へ向かうが、余裕で到着。頼まれていた土産も購入しノルマ達成。晩飯用にに弁当を買い、無事、新幹線に乗れた。
メシを喰い、気がつくと、もう、名古屋だった。それまでの間をあまり覚えていない。寝ていたのだろうか?にしても、思えば、以前と比べ新幹線も速くなり、あっけない乗り物になったような気がする。
そのまま順調に大阪に到着。夜10時半ぐらいには、家に着いた。

それにしても、今回、お会いした皆さんには、いろいろお気遣いいただきありがとうございましたm(_ _)m またお会いしましょう。
そして、東京には他にもお知り合いの方がいらっしゃいますが、今回、声をかけることができなかった皆様、すいませんでした、と同時に、次回東京に行く時は声をかけさせていただきます(「えっ、ぼく?」、「わたし?」とか思っている皆さん、正解です^^)。時間の合う限りで構いませんので、よろしくお願いいたします。(とは言っても、次回がいつになるか、わからないんですけどね^^ゞ)
(やっと、完。)

TB。--------
「junzirog:insen@tokyo 感想。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006・東京行(珍道中?)。その3。

2006年11月22日 19時43分41秒 | 旅行記
こちらの記事の続きです。

渋谷に着いても状況は変わらなかった。どこも店は閉まりまくっている。
ここでも、またウロウロするが、結局、喫茶店は見つからない。雨もパラついてきた。東京の繁華街には朝早くから営業している喫茶店はないのだろうか?
仕方なくハチ公前まで戻ってくると、交差点を渡った真向かいの白いビルにある、さっきは閉まっていたスターバックスが営業を始めていた。
2階の窓際の席が、ちょうど渋谷の交差点を見下ろせる位置にあるようだ。とりあえず店の中に入り、サンドウィッチ片手に、「今日のコーヒー」を注文する。
僕は、中学生になるまで親にコーヒーを飲むことを禁止されていた。それが、逆にコーヒーに対する好奇心を生んだようで、今でもコーヒーは好きである。もしかすると、お酒より好きかもしれない。しかし、銘柄までこだわるようなことはしない。しかも、優柔不断ときているので、今のように特に決めていないときは、「今日のコーヒー」が無難である。
2階に上がってみると、まわりの店舗が閉まっているせいもあってか、それなりに混んでいる。窓際の席もほぼ埋まっているが、おばさんの横の空いている席に半ば強引に座る。
その席から、外を見まわすと、予想通り渋谷ハチ公前の交差点が一望できた。よくテレビでも出ている絵である。
僕は、その眺望を眺めながら、前に渋谷に来たのが、いつだったか思い出す。が、思い出せない。思い出せないぐらいなので、かなり前なのだろう。10年は経っているかと思う。
しばらく、ボヤぁ~としていた。1時間ぐらい時間をつぶしていると、さらに店内は混んできている。後ろを振り向くと、若い学生風の渋谷に打って付けな2人の女性と目が合う。そのまま何事もなかったかのように、僕はその場を立ち去り店を出る。
ここで、いつも行く系列会社のネットカフェの渋谷店に入り、日々の雑多事のチェックをする。
僕は、写真をやっている時も暗室やスタジオがあまり好きではなかった(←ダメじゃん)。昔、その中に籠もって作業をすることを「行」と自分で呼んでいたこともある。一所に籠もってネクラに過ごすのがあまり好きでないのだ。それに暗いし…。
なので、もちろん、ネットカフェという場所もあまり好きではない。ただ、このような場所は、普段、パソコンを持ち歩かないが、1日1回はパソコンに向かう必要がある僕の今の生活のうえで、遠出をした時にも必要なことができ、また長時間接していなかった情報を享受することができる。それに、だいたいのネットカフェは静かだ。
それでも、やはり好んで長居したいとは思わない。この時も、時間を決め、お昼前には、友人と待ち合わせしているハチ公前へ再び向かう。

待ち合わせをしていた友人は、2人。
共に高校の同級生で、ひとりは夏にも会っているのだが、もうひとりは、3年ぶりだった。
戻ってきたハチ公前には、朝とは違ってたくさんの人が同じように待ち合わせをしているため、人だらけになっている。どこにいるのかわからない。
伝えていた時間に近づくころ、ひとりの友人が僕を見つけてくれた。残りのもうひとり…。
と思って、まわりを見渡すと、彼は正確にハチ公の像の横に立っていた。
3人は、やはり年齢柄、渋谷はちょっと…、ということになり、少し離れ表参道へ向かう。
神宮前の交差点を曲がったら、もうそこは大阪ではありえない雰囲気だった。絵になる。そのせいか、休日にはテレビの取材が多いらしい。この日も番組制作会社系のクルーがやたら目に付いた。一般人でもカメラを持っている人が多い。
3人で、表参道ヒルズ、同潤館を見てまわる。
その後、表参道をそれて裏道へ。大阪の堀江に似た雰囲気の街並みが続く。そして、大きな道に出てみると向かいには竹下通り。
竹下通り(竹下口)
「突入!」してみるが、すごい人通りだ。行き交う人も、立ち並ぶ店のターゲットも、完全に僕らより低い年齢層だ。
そんな中に、突如、老舗の佇まいを見せるとんかつ屋さんが現れた。ちょうど、昼飯処を探していた僕らは、ここで昼メシを済ませる。
(まだまだ、つづく。)

TB。--------
「junzirog:お初っす!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

休憩。

2006年11月20日 23時51分03秒 | 日記・エッセイ・コラム
何か予想以上に、「2006・東京行」が“長編”になっているので、ちょっと休憩。

先日、つんく♂さん関連の記事を書いたとき、モーニング娘。のシングル紹介したが、ジャケット写真のメンバーの顔を見て、名前が出てきたのが、吉澤ひとみだけだった。
もう少し、わかる顔があるんだろうと思っていたが、ちょっとだけショックだった。


新聞は、よく見るほうだと自分では思っている。
先日から、2回ほど、教授(坂本龍一)が広告などで掲載されていることがあったが、どちらも掲載を知ったのは、ネット上だった。
しかし、今日の朝、某新聞に載った藤原新也さんのいじめに関する文章は、自分でちゃんと見つけていた。

※追記。--------
上記の藤原さんの文章は、現在、公式サイト上にて掲載されています。
ぜひ、たくさんの人に読んでいただきたい、と思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006・東京行(珍道中?)。その2。

2006年11月19日 23時59分00秒 | 旅行記
こちらの記事の続きです。

しかし、次に気がついたら、バスは滋賀県の伊吹PAで乗務員の交代をしていた。2時間ごとに交代をするらしい。
僕は時間帯のせいもあってか、熟睡とまではいかないが、それなりに寝れているようだ。とりあえず、この環境に馴染んできたらしい。
次に気づくのも2時間後か、と思ったら、1時間半ぐらい後だった。馴染んできたせいか、今度は子供のように、バスがどんなところを走っているのか気になってきたようだ。カーテンのすき間から外を窺う。「園原」という文字が見える。後で調べたらこの時点で長野県に入っていたらしい。バスはしばらくして駒ケ岳SAに入る。高校の修学旅行で来たあたりだ。
ここでも早々に交代し、5分ぐらいで再びバスは走り始める。そして、僕も再び眠り始める。
次に気づいたのは、山梨県の双葉SA。やたらデカいSAのように感じた。ここでも5分ほどで再び走り出す。あと2時間ほどで東京に着くので、このまま終着地まで向かうのだろう。

年寄りの朝は早い。いつの時代も、どこの土地でも。そして、この東京へ向かうバスの中でもそうだった。
その朝、僕は反対側の窓際に座るオヤジに起こされた。彼は、自席の窓のカーテンを大きく開け、すでに明けた朝の光を車内に入れていた。そして、独り言を言いながら席とトイレの向かいにあるポットやおしぼりなどが置いてある部分とを何度か往復している。
時計を見ると、まだ到着予定時刻の1時間ほど前だ。
仕方がないので、僕もとりあえず、自分の席のカーテンを開けた。たぶん、一番迷惑だったのは、この野郎2人にカーテンを開けられた、オヤジの真後ろに座っていた女性だっただろう。それまで寝ていたかどうかは知らないが。
外に目をやると、もうかなり東京都に近い、あるいは入っているとはいえ、まわりはまだ山に近いところを走っているようだった。雨が上がった直後のようで、空は一面曇っており、遠くの山裾のほうまで雲がたれ込めていた。道もぬれている。
さらに走るとまわりの風景が少しずつ開けてくる。高速道路沿いには工場や倉庫、隣接する住宅街は向こうの山のふもとまで続き、雨上がりの霧で霞んでいる。そんな風景がしばらく続いた。
さすが東京である、と思った。その住宅街の立ち並び方から推測するに、一度で開発された住宅街の規模がかなりデカく感じた。そして、どこまでも続いているように見えた。
そんな風景を眺めながら、乗務員の、もうすぐ到着する旨の案内放送を聞く。
やがて、その風景に10階立てぐらいのビルが見え始め、しだいにそれは高いビルになり高速道路沿いに立ち並び始め、気がつくとバスはその間を縫うように走っていた。
標識で永福という地名に気づき、笹塚、幡ヶ谷、初台、と続いて行く。それから、すぐバスは高速を降りた。
地上を走っているはずだが、高いビル群と高架道路のせいで地下を走っているように思える。
しばらくして、バスは新宿駅西口前にあるビルの前に着く。

バスを降りると、朝早くから、ところどころに人の集まりができていた。
日曜日ということもあって、サークルか何かわからないが、これからグループで行楽に向かうようだ。そんなグループが7,8ついただろうか。
そんな集団を横目に早朝の新宿駅前を歩く。ほかにもこれから仕事に向かうであろう人も多かった。僕はウロウロしながら、実はあるものを探していた。
喫茶店である。
喫茶店でモーニングセットを頼み朝食にしようとしていた。しかし、朝早いのもあるのだろうか、店はどこも閉まりまくっている。土着でかつ、入りやすそうな喫茶店が好みではあるが、そのような目ぼしい喫茶店どころか、喫茶店自体が開いている雰囲気がない。
ウロウロしている間に僕は、JR新宿駅の改札前まで来てしまった。仕方がないので切符を買い、そのまま渋谷へ向かう。
朝の山手線は、日曜日といえども、たくさんの人が乗っていた。車両の中は、大阪の環状線も最近は垢抜けてきたが、さらに垢抜けていて小奇麗だ。
ただ、何回も同じようなCMを流す液晶画面がクドい。
(まだ、つづく。)

TB。--------
「junzirog:2年ぶりっす!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006・東京行(珍道中?)。その1。

2006年11月18日 23時56分08秒 | 旅行記
もう3週間も経ち、遅くなりましたが、先月末行った東京珍道中。

前日深夜、ネットで藤原さんの新刊が出ていることを公式サイトで知る。
昼すぎ、その新刊の入手のため、とりあえず、近くのスーパーの書店コーナーへ行くが売っていない。
夕方、駅前の本屋に行くがここでも売っていない。それより、ほとんど店じまいな状態で規模を縮小して営業していたことに驚きを感じる。
つづいて、隣の駅の駅前にある大きな書店へ行くが、こちらは、すでに店が閉店しており、「空店舗」の看板が出ていて、さらに驚く。
仕方がないので、さらに隣の駅の駅前にある「TSUTAYA」へ行くが、ここでも売っていない。
もしかしたら内容が過激でどこかで変な力が加わり、本の流通が止められているのではないか?とも一瞬、思ってしまった。
あきらめて、いったん家に帰り、東京へ向かう途中の難波の本屋にあることを期待してみる。なんとか、道中で読み始めてみたい。

行きは、夜行の高速バスを予約していた。
晩飯を食べ、出る準備をする。しかし、特に、東京だから、ということはしない。気を使ったことと言えば、デジカメの電池と、たてまえ上、本来の目的になっている、Alva Noto + Ryuichi Sakamoto(アルヴァ ノト[カールステン ニコライ]+坂本龍一)の「insen tour(インセン ツアー)」のチケットと東京公演で着るために大阪公演で買っておいたTシャツ(ミーハーです^^;)を忘れないようにしたことぐらい。
あとは、普段どおり。服装も、基本的には近くのコンビニに行くようなカッコウだ。
家を出て、難波に着いて、早速、本屋に行ってみるが、ない、と思っていた。結構、探したが、作家五十音順に単行本が並んでいるところには、「渋谷」しかなかった。だから、ない、と思っていたわけだが、ダメモトで店員さんに聞いてみると、ちょっと待っただけ(その間、1分ぐらい)で持ってきてくれた。思わず「おぉっ!」と声が出てしまった。どうも新刊コーナーの奥に隠れていたようだ。
なんとか、大阪を出る前に「懸案」が解決し、いざ、バス乗り場へ。

実は、高速バスに乗るのは、初めてである。
高速バス黎明期の頃から、車内がどうしても狭いという評判があったので、カラダのデカイ僕は敬遠していた。しかし、最近、車内設備も充実し、ひとりに与えられるスペースも広くなったらしく、1階の座席なら大丈夫ではないか、という友人の勧めもあり乗ってみることにしていた。
本当は、2年前に東京に行く時に高速バスを試してみようとしていたが、その時は、台風の影響で運休になり実現できなかった。
バス乗り場は、OCAT(「Osaka City Air Terminal」“Air”とつくのは、JR難波駅で関空の搭乗手続きができるため、だったと思う)のバスターミナルである。
今や、ここは高速バス乗り場とJR難波駅としてしか機能していないのではないか?と思えるほど閑散としている。
バブル期の余韻かどうかは知らないが、大阪には、府または市の安易な都市計画によって、このように閑散としてしまった街がいくつもある。
特に醜かったのは、府と市が「同士討ち」のようなことをしていた、りんくうのゲートタワービルと南港のWTC・コスモタワーとの「どんぐりの背競べ」の件である。どちらも横浜のランドマークタワーには及ばない。
このあたりのことは、かつて自分の作品の中で訴求したこともあるが、マスコミで取り上げられているのを僕自身が確認したのは、それからさらに1年後のことだった。
話がかなり反れてしまったが、しばらくバス乗り場で待った後、チラシなどで見たまんまの2階だてバスがやってきた。

僕と同時に乗車したのは、2人ぐらい。OCATの前に天王寺の乗り場から路線がスタートしているため、そこで何名乗せているか、わからないが乗客は少ないようだ。
早々にバスは次の乗り場である梅田へ向かう。
乗ってみると車内は薄暗い。そのうえ、窓にはカーテン。外の景色が見えない。閉所恐怖症の人はちょっと困るだろうな。と思っていたら、外が見えない分バスがどう動くか、わからないので、ちょっとビビリだす。かと言って、カーテンを開けると、ターミナルを90度ターンするバスの流れる景色を見ていると酔いそうだ。僕はこのまま、何事もなく東京にたどり着けるのだろうか???そんな不安が頭の中を過ぎる。
バスが梅田の乗り場に着いても、乗ってきたのは、2,3人だったようだ。ここでも早々にバスは再び走り出した。
しばらくして、乗務員の道中の案内放送が始まる。聞いていると、今点灯している薄暗い室内灯も消灯するらしい。少しばかり藤原さんの新刊を読めるか、と思っていたがどうも無理らしい。これは、とにかく寝たほうが良いようだ。
さらに、しばらくするとバスは高速道路に入った。そこでまた、ひとつ気になることを発見した。寝ようとするのだが、高速道路の継ぎ目でバスがかなり振動し音が鳴る。鳴り続ける。今度は、これで寝れるのかどうか、気になり始める。できるだけ寝るようにしたが…。
(つづく。何回つづくか、今のところわからん。)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする