再放送
12月10日土曜日 午前0時～0時30分
●
12月11日日曜日 午前9時～9時45分
再放送
12月18日日曜日 午後8時～8時45分
冒頭、けなしますが…、
実はこのドラマ、
「この世相に、ただの実業家ひとり勝ちの成功体験ドラマなのだろう。」
と、高を括っていて、まったくと言っていいほど期待していませんでした。
ぶっちゃけ、
小林薫さんも和久井映見さんも、どちらかといえばあまり好きではない俳優さんでしたし、「青天を衝け」の題字を書いている杉本博司さんもあまり好きではないアーティスト。
ただ、橋本愛さん、成海璃子さんは好きな俳優さんなので観ていた、というのが正直なところで、それがきっかけでしょうか。
しかし、観ていくほどに引き込まれていき、そして実際には「実業家ひとり勝ちの成功体験」とはまったく逆のストーリーが描かれており、むしろ、今の世の中を風刺する場面が多々多々あり、それこそ「快なり！快なり！快なり！」なドラマでした。
「あんたがうれしいだけじゃなくて、みんながうれしいのが一番なんだで。」
というかっさまからの言葉は、最終回にも栄一から出てきたセリフでしたが、これひとつ取っても今の世の中を風刺しているように思います。
そして、これを基にしている「合本」。
みんなでお金を儲けて幸せになる考え方、これも暗に今の格差社会を批判しているようにも思えます。
余談ですが、イッセー尾形さん演じる三野村利左衛門が栄一にお妾さんも家に住まわせていることを皮肉って「家でも合本」とか言っていたのは、すいません、ちょっと笑っちゃいました。
また、東京養育院が廃止を叫ばれ公的な支援を打ち切られる流れに関しても、廃止論を掲げる者たちの、自ら努力せずに貧困となった者たちに自分たちの税金を使うのはメリットがない旨の主張は、今のどこぞの政党が主張していることと似通っており、社会にそんな短絡的な主張がまかり通ることを風刺しているように感じました。
それと、やはり大河に出演されるだけあって、各俳優さんの演技がそれぞれうまい。
徳川慶喜を演じる草彅剛さんには演技への気迫を静かに感じました。
またお千代さんの最期のシーンや兼子さんが一度離縁を求めるシーンは今でも印象に残っています。
お千代さんの最期のシーンでのセリフが少ない中での死が近いという切迫感。
兼子さんが離縁を求めるシーンでは吉沢亮さんと大島優子さん2人のやり取りが絶妙。篤二さんのことを話に出された栄一が喉をゴクリとする、あのタイミング。何ともいえませんでした。
まぁ、普段あまりドラマを観るほうではありませんので詳しくないのですが、そんな僕でもNHKの大河ドラマと朝ドラはたまに観るほうで、今回の「青天を衝け」については始まる前の（僕の勝手な）印象と最後まで見終わった後の感想にこんなにもギャップができるとは思いませんでした。
とにかく、おもしろかったし勉強になったし、毎週楽しみでした。
やっぱり、「いだてん」もそうでしたが、僕は日本の近代を舞台にしたドラマが好きなようです。
その意味で特に今回感じたのは、この時の日本はアメリカではなくヨーロッパ諸国を手本にしていたということが好きな理由としてあるのではないか？と思いました。
※追記・加筆修正しました。
先月までNHKで放送されていた、朝ドラ「カーネーション」。
そのモデルとなった小篠綾子さん。
僕は写真屋の副店長をやっていた頃、店のあった大阪市住之江区・粉浜の商店街のイベントで、ゲストに招かれていた、小篠さんを見たことがある。
確か、1999年頃の春前後。
一緒に、招かれていたのが、大相撲春場所（大阪）を終えたばかりの関取さんで、
当初は、千代大海関の予定だったが、場所中に負傷（鼻から流血していたのを覚えている。）し、急遽、別の関取さんが来ていたが、その関取さんの名前は覚えていない。
そして、小篠さんは、その関取さんと一緒に、商店街をパレードされた。
小篠さんを初めて見た時、あまりのその素朴さに、一瞬、その方が小篠さんとわからず、スルーしてしまいそうになった。
醸しだしている雰囲気が、一見、その辺のおばちゃんと変わらない。
そして、生易しい環境で育っている僕からすると、ちょっとこわい印象。
それが、デザイナーとしての威厳だったのか、岸和田のおかんとして出ている威厳だったのかは、その時はわからなかった。
でも、今、想えば、その両方あったのかもしれない。
確か、その時に僕は、パレードで歩いている小篠さんを見ながら、カメラを持っていた記憶があるので、もしかしたら、撮影していて、そのネガが実家のどこかに、今でもあるのかもしれない。
でも、最初にわからず、スルーしてしまいそうになった後、その方を小篠さんと初めて認識した時に目にした、あの素朴な表情は、未だにしっかりと頭の中に焼き付いています。
いまさらではございますが、3月で、「てっぱん」が終わってから、4月から「おひさま」が始まりました。
まだ、初々しさを感じる、「てっぱん」の瀧本美織さんから一転、こちらのヒロインは、言わずと知れた、井上真央さん。僕のパソコンでも、一発で変換される有名人です。
ここのところ、東京で収録される朝ドラは、新人女優さんとかではなく、すでに、そこそこの実力を持った女優さんがヒロインをやられるのがパターン化されているようです。
先日も、来年の4月からの放映が予定されている朝ドラに、堀北真希さんの起用が発表されています。
これは、おそらく、視聴者率低下などでいろいろ言われている朝ドラへのテコ入れを狙っているのでしょうが、基本的に、NHKが朝ドラで何をしたいのか？が、ぶれているか、時代に合っていない現われなのだろうと推測されます。
話を戻しまして、今回のこのドラマ。
スタート当時、戸田恵梨香さんと井上真央さんの区別がつかなかった僕としては見るつもりではなかったのですが、どうしても、見てしまう時間帯にやっていることもあって、気がつくとテレビが映し出している状態で困っていたのですが、そのせいもあってか、ついに、二人の区別がつくようになってしまいました。
ストーリー的には、もう、始まって3ヶ月ぐらい経つので、それこそいまさら説明は不要だと思いますのでやめますが、時代背景は、戦前から始まって、戦中、そして、昨日ぐらいに、終戦でした。
舞台は、僕も個人的に好きな長野県。安曇野にはまだ訪れたことはないですが、おそらく良いところだと想像できます。
蕎麦の傍に居れる、という感じでしょうか。
おととし、行った駒ヶ根で食べた蕎麦は、マジ、うまかったです。
さて、もう一度、話を戻しまして、
さっきも書きましたとおり、たまに、というか、結構、ドラマのほうは観ているのですが、戦中・戦後の決して良いとは言えない社会の流れの中で、人々はお互い励ましあって生きていた世情というものが垣間見えます。
そんなドラマの流れの中で、斉藤由貴さんが出る場面では、そのような世の中を生き抜いてきたヒロイン・陽子の人生記を、現代の主婦・原口房子役である彼女が、年老いた現代のヒロイン役である、若尾文子さんから聞かせてもらう、という設定になっています。
それは、大変な時期を生きてきたヒロインと現代の恵まれた社会で生まれ育った主婦とのギャップに見えつつも、時代を語り継ぎ、そのバトンを受け渡す、実は重要で普遍的な意味合いを持つ儀式的場面であるようにも観え、非常に奥深く、そして、微笑ましい。
斉藤由貴さんが出てくるのは、ドラマの1週間に1回あるかorないかの、この場面のみ。
メインストーリーには、一切まったく絡んでいないのにも関わらず、いかにも現代の主婦っぽい、テレビドラマが好きそうで、少しぶっ飛んでいるキャラを斉藤由貴さんは好演しています。
そして、この場面、ドラマを続けて観ていると、「最終回あたりで、何かあるのではないか？」と思わせる設定に感じられ、それゆえに、このキャストは重要で、斉藤由貴さんの存在感は高いのです！
おそらく、僕のような（いいかげんな）「パッと観」視聴者は特に、この思わせぶりな設定で最終回を迎えた時の、その内容の評価で、このドラマ全体の評価の半分以上が決められてしまうような気がします。
なので、陰ながら重要なキャストである斉藤由貴さんには、ぜひ、この好演を続けていただきたい。頑張ってほしいのです。
今回のNHK朝ドラの感想は、ちょっと、淡白でしたかね？
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追記。--------
この文章を書いてから、育子役の満島ひかりさんに似た女優さんが、以前の朝ドラ「瞳」（榮倉奈々さんヒロイン）でも、出てたなぁ？と思っていたら、ヒロインの友人・橋本純子役が、満島ひかりさんだったという、オヤジなオチがあったことをご報告させていただきます…。
でも、僕は、やっぱり、萌ちゃん↓がいいです。
「junzirog：NHK朝の連ドラ『瞳』は、鈴木聖奈演じる、萌ちゃんに、もえぇ～ッ！」
TB。--------
「TREview：音楽・映画・テレビ > ドラマ > 国内ドラマ」
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もしくは、前・NHK連続テレビ小説「だんだん」版「赤壁（レッドクリフ）」。
3月で終了した、NHK連続テレビ小説「だんだん」。
結局、2月に購入したレコーダー（パナソニック・ディーガ）のおかげで、最終回までちゃんと観てしまったわけだが。
最後まで観終わって、全体のストーリーを見渡してみると、関西的に言えば、非常に「部長刑事」ちっくだったなぁ、と感じた。
「部長刑事」というのは、大阪府警監修の大阪朝日放送が過去に放映していた、刑事モノの30分ドラマである。
普通、刑事モノで30分というのはありえない時間の尺だが、大阪朝日放送はやっていたのだ。それゆえに、大阪府警は30分で事件を解決してしまう、と某漫才コンビのネタにもなっていたことを覚えている。
刑事モノでは、必ず最初に事件が起こる。そんな風に「だんだん」も、まず、一人っ子と思っていた双子が偶然に出会うという、インパクトのある「事件」が起こる。
そこから、ストーリーとしては、それに纏わるいろいろな流れで、ありがちな展開の連続だった印象が強い。個人的には、あの「スウィート・ジュノー」が、あのまま解散せずに、夢の時間がドラマだけに続いて欲しかったような気もするが…。
また、このNHKの連続テレビ小説も尺が短いのは否めない。1日15分で半年だから、普通のドラマのような視聴者の引き込み方は元々できないのだろう。それに相反して、今回の「だんだん」は、ストーリーの内容としては濃かった。それゆえに、「○年後」というところが多く、こちらの頭の切り替えが大変だったように思う。
でも、このドラマの主題は「人と人の繋がり＝縁」だったことを思うと、その主題には、非常にかなった作品だったと思う。
そんなドラマの鍵とも言える、ふたりの偶然な出会い現場から最後のシーンに至るまで、いろいろなシーンでその場に立会い、鍵となっていた役柄だったのが、石橋友也。
最初は、ふたりを歌手にするために画策するスカウトであり、歌手になったらマネージャー。最後は、医者になり、めぐみ（三倉茉奈）と知夫里島で診療所を開く。
演じていたのが、山口翔悟という、すでに若いOLの間で人気になっていそうなイケメン俳優。これだけの出番があったのだから、将来を有望視されている俳優なのだろう。
言い換えれば、彼がこのドラマ終了後、どれだけ仕事が増え、どれぐらい世間に露出してくるか、で、おそらく、「だんだん」というドラマが成功だったか、もしくは、そうではなかったのか、が、決まるのではないか？と個人的には思っている。
しかし、どうだろう？
ドラマが終わって、1ヶ月以上経つが、今のところ、僕が彼を今回のドラマ関連以外で見たのは、不動産の「センチュリー２１」のCMで、ケイン・コスギの脇役で出ているのだけである。
さらに、「センチュリー２１」のサイトのCMの紹介されているページをを見ると、紹介されているのは、ケイン・コスギだけで、ショウゴ・ヤマグチは、全く触れられていない。この触れられてなさには、さすがに残念だった。
ゆくゆくは、ケイン・コスギに代わって、彼がメインになるのであれば、わかるが、いまいち、そのように思えない。
ちなみに、そんな山口翔悟は、山田康太役だった久保山知洋と同じ所属事務所である。
ところで、最近、気になっているのは、
ドラマの中で、幾度となく、山口翔悟の演じた、石橋友也の出身地の隠岐・知夫里島の「赤壁」の話が出て、ラストシーンもこの「赤壁」で、撮影されているが、これは、映画「レッド・クリフ」を、何か意識しているのであろうか？もしくは、時期的に偶然だったのであろうか？
ま、どちらにしても、この気付かれてなさだけとっても、非常に残念だったw。
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昨日、タコのような顔をした人のことで、動画を検索したら、こんな動画が出てきた。
これは、僕は知らなかった。
いや、見たかもしれないが、覚えていなかった。
お見事、完璧。
何も見ずに、適度な時間幅で、ここまで美しくまとめ上げスピーチできるなんて、さすがは、上岡さん。
凄すぎ。感動さえ覚えました。
そんな上岡さんは、もう、この時点では、すでに、芸能界を引退したあと。
その意味も、少し考えてみて、いいんじゃないか？
昨日は、豆腐の日だったらしい。
NHKの武田真一アナが、昨日の「ニュース7」のエンディングで、
「今日はゎ～、」と言いながら、画面の左上（僕から見て）を見やりつつ…、
「10月2日で…、あっ、豆腐の日ですねっ。」
とか、言っていたのが、ちょっとNHKのアナウンサーらしくない、たまに見られる武田さんらしさが出ていて、よかった。
最近のNHKのアナウンサーは、ちょっとした人間らしさを感じる時が、たまにあったりするので、おもしろい。
いきなり、アナウンサー同士で、番組中、劇まがいなことをやったりすることもある。初めて見たときはビックリした。
そうしたところで、アナウンサー個人各々の個性が出てきだしていて、ちょっと気になるアナウンサーが他にも、何人か出てきている。
それについては、また、機会があれば、詳しく書かせていただきたい。
ところで昨日は、2時間半と、あまり睡眠が取れず、体調が思わしくない。
仕事も早い目に切り上げた。（それでも、残業になってるけど…ヽ(~～~ )ノ）
ということで、今日は早々に、このあたりで。
TB。--------
「junzirog：武田真一アナが、帰ってきた。」
ついに最終週を迎えた、NHK朝の連続テレビ小説「瞳」。
はい、ほとんど観てましたw。
このドラマのために、仕事を早めに片付けたこともありました。
夜勤明け、朝も、お昼の再放送も、同じものを2回観たことも多々ありました。
ヒロインの榮倉奈々がタイプだからとか、近所の小料理屋の女将で出演している、木の実ナナが、実家のおかんに似ているからとか、はたまた、この2人、「Wナナ」じゃないか！とか、おまけに、ご近所さんで出演している、菅井きんと前田吟とでは、きんさんぎんさんじゃないか！とか、ついでに、数年前、某ドラマで、スチール撮影をやっている会社のバイトを少しだけやった関係で、NHKの現場にいたことがあるからとか、そういう理由で観ていたわけではございません。
メリハリのあるものが単純に大好きなミーハーな僕としては、ただ単に、メリハリのあるシンプルなストーリー仕立てに、その観やすさから、毎週毎週、しだいに引き込まれていった、というところが率直な理由であります。1回ぐらい残業で見逃してもだいたい分かるわけです。そこがミソ。
ということなので、特に誰かを毎日観たい、というわけでは絶対にありません。
ま、強いて言うなら、瞳の友人・田中萌ちゃん役を演じる鈴木聖奈は毎回観ていて、あの「のほほん」なキャラでありながらも、誰も知らないところで、すんごい情報をつかんできたりする、しっかりさがあるところが、うまく演じられていて印象が良かった。
それに比べて、伝説のダンサー・KENを演じる、EXILEのMAKIDAIこと眞木大輔。めっちゃ頑張っていたけど、演技がぎこちなかったのは否めない。それでも、カッコ良く感じちゃうところはEXILEの良さだし、それで許せるのが朝の連ドラの良さである。
それにしても、この鈴木聖奈。
よく見ると（いや、普通に見ても）、愛嬌のある可愛らしさがあり、さらに、よく見ると才能が非常にありそうな顔をしている。
少し前に、どっかの専門学校のCMに出ていたような気がするし、NHKの連ドラに出ればテレビなどの露出も増える法則に漏れず、これからも、いろんなところに出てきそうだ。今後とも、ぜひ、頑張っていただきたい。
それと、もう一人書いておきたいのは、一本木家の里子・明役で出演している、吉武怜朗（よしたけれお）。
すでに、アイドル顔で男前。演技もいいし、いつ売れっ子になってもおかしくなさそう。いつでも臨戦態勢でアイドル中だ!!!w
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関連リンク。--------
「First Pictures（ファーストピクチャーズ）」（鈴木聖奈所属事務所＆素晴らしいウェブサイト）
p.s. それにしても、友梨亜が、まるちゃんだったとはなぁ…。
（敬称略）
TB。--------
「TREview：音楽・映画・テレビ > ドラマ > 国内ドラマ」
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今日は、超小ネタで。
今年の「愛は地球を救う。」のマラソンランナーが、エド・はるみに決まったとか。
そういえば、自身のブログのトップページに、
「日テレ『100kmマラソン』大抜擢を夢見て、勝手に毎日１０kmランニン…グ～!する日々は、5年目に突入!」
との記述が。
妄想（？…失礼）も、強く想い続ければ、現実になるんだ、とか言っていた某専門学校の先生を思い出してしまいましたw。
とりあえず、頑張って、無事に完走してほしいですね。
関連リンク。--------
TB。--------
「junzirog: エド・はるみの美しさ。」
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