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大阪的台風情報2024。10号。その3。

2024年08月31日 14時50分00秒 | ニュース
随時更新予定です
この記事はタイトルにもありますように、基本大阪を含めた近畿地方を中心に書いております。今回も本文後回し(記事後半)にしています。
台風10号は熱帯低気圧に変わりました
相変わらずこの台風10号は日々刻々とその予想進路が変わり続けております。上にリンクしたウェザーニュースの進路予想図も今日(31日)朝のもので夕方には大きく変わっているかもしれません。本当にまめに台風情報の確認が必要です。













NHK






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余談ですが、毎年奈良で行われている「なら燈花会(今年は終了)」は、その名前からして10日間なのらしい(真偽のほどは定かではないです)のですが、この台風10号も、最初に奄美大島や種子島に台風が影響及ぼし始めてから、つまり日本列島に居座り始めてから10日間経ってしまいそうな勢いがあります。
これまで毎年の「大阪的台風情報」もひとつの台風に対して「その3」まで書いてことはあまりなかったと思います。
今日と明日で近畿地方に停滞し(居座り)、明日以降は紀伊半島を北へ。
しかし、その先には今年元旦の大地震の被災地・能登半島があり、気になるところではあります。
何か、先日、大地震のあった宮崎県の近くから入り、大地震のあった能登半島に抜けていく、感じの悪い台風とも思ってしまいます。

さて、我が家は昨日から念のために台風に備えたのですが、特に強い風などもなく、普通に雨が降っていた印象でたいしたことはありませんでした。今は空はかなり曇っていますが、雨はやんでいて静かです。
しかし、今夜から明日朝にかけては昨夜と同様備えた状態を維持しておきたいと思っています。

昨日の予報であれば、明日9月1日ぐらいに熱帯低気圧になるようでしたが、今日の昼のニュースでは明日の予報円も表示されており、どうも明日から明後日にかけても影響があるようです。
9月2日に影響が残ったとしても、3日には台風の影響は一切なくなっていれば良いですね。でも、どうなるか本当にわかりません。

追記。(23時15分頃)========
再度、明日夜に熱帯低気圧になる予報が出ました。
熱帯低気圧になると風は弱まりますが雨はそのままで大雨を警戒する必要があります。進路予想図も出なくなるので、今出ている進路予想図の予報円のある近畿地方はもちろん北陸地方も含めて、やはり広い範囲で大雨への警戒が必要になるようです。

再追記。(9月1日13時ごろ)========
先ほど、台風10号は熱帯低気圧に変わりました。
引き続き大雨には注意が必要です。

随時更新予定です
※冒頭のリンクページをtenki.jpからgooニュースのtenki.jpの記事ページに差し替えました。(このページのアドレスも変更されております・リアクション頂いておりました皆様、大変申し訳ございません。)

関連リンク。========
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大阪的台風情報2024。10号。その2。

2024年08月28日 23時00分00秒 | ニュース
こちらの記事で新たに随時更新継続中!】
今回の台風は遠く離れているところでも降水量が多いことがあるため、この記事はまだ台風から離れている大阪周辺を基準に書いています。
先に情報リンク集。本文も後回し(記事後半)にしています。












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台風10号に関する前の記事(その1にあたる記事)を投稿した土曜日に比べて大きく状況が変わってきています。進路予想図も日ごと、時間ごとに変わっており、この後台風がどのように進むのかはっきりしない状況が続いています。また一部の専門家が「これまでにない史上最強級の台風の可能性」と仰っている方もいらっしゃるため十分に対策や備えをしておいたほうが良いでしょう。そのために記事冒頭では備えるためのテレ朝さんの記事がありましたので、リンクしております。また台風情報をまめに確認しておくことも必要でしょう。
九州ではすでに特別警報も出ており、29日中に上陸するかもしれないということですが、これも台風の動くスピードが遅いためわかりません。場合によっては一時期に何処かで停滞する(進まない)可能性もあるのかもしれません。

大阪には今のところ、30日から9月1日頃にかけて(これ自体も幅の広い予想ですが)接近する予想となってはいます。
土曜日の記事にリンクしている共同通信社さんのニュース記事にある進路予想図では、今頃はもう大阪は通り過ぎている予想でしたから大きくズレています。
また今回の台風は「遠隔豪雨」という言葉も出ていますが、接近する前から大雨が予想され、それによる土砂災害や浸水、河川の増水に注意が必要なようです。まだ台風が遠くにある地域でも油断は禁物です。

かと言って、「また大阪はたいしたことがない」と思う人がいるかもしれませんが、「備えあれば憂いなし」です。今回は「史上最大級の可能性(のある台風)」ですから、備えておいた方が良いです。何かあってからでは遅いです。台風が過ぎ去った後、後悔しか残らないかもしれません。

個人事ですが、去年の台風7号で自宅の屋根の一部が飛んで修理をしています。ちょっとその部分が心配で念のためブルーシートを購入しておきました。

こちらの記事で新たに随時更新継続中!】

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その1にあたる記事。
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爆風スランプ 「Runner」 =思い出す音楽 その187=

2024年08月25日 23時11分11秒 | 音楽

Sony Music (Japan)様の公式のMVとなります。
YouTubeの動画の説明書きを見ると、歌詞まで丁寧に書かれているのが良いです。


来週の土日、某テレビ局でこの曲がベタに何度も流れていそうな気がします。
今回は爆風スランプで、「Runner(ランナー)」です。
Wikipediaを見ると、最初にヒットした曲のように(実際そうなんでしょうが)書かれていますが、個人的にはそれ以前に有名になった曲があったような気がしますが、それは後で調べることにして、今日はこの曲です。

リリースは、1988年10月。翌月リリースされたアルバム「HIGH LANDER(ハイランダー)」に収録されています。
作詞がサンプラザ中野さん、作曲がNewファンキー末吉さんです。(当時の表記)

調べると、日本テレビ系「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」の番組の挿入歌として使用されたのがヒットのきっかけのようですが、個人的にはバラエティ番組は昔から見ていなかったはずなので、おそらく日立のビデオ(カメラ?)のCMで流れていたのを聴いて覚えているのではないかと思います。
そうでなくとも冒頭でも書きましたが、今年も来週の土日には年に一回のあの番組が放映され、おそらくこの曲が今年も何度も流れると思われます。それはご存知のようにこれまでも毎年流れていたわけで、多くの皆様に聴かれているはずで、おそらくその他のテレビ番組でも同じような場面があれば流されていたと思われ、それはもう日本人の努力の時のBGMとして強くインプットされているのではないか???と思います。

そんな長く人々の心にインプットされている曲を持つ爆風スランプが今年再結集!!
先日、下の「THE FIRST TAKE」の動画が公開され、そして…、


今日8月25日、デビュー40周年記念日に26年ぶりの新曲「IKIGAI」が配信スタートだそうです!!!!!【PR】
 
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2024年10月23日リリース。
 
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大阪的台風情報2024。10号。

2024年08月24日 23時00分00秒 | ニュース
こちらの記事で新たに随時更新継続中!】

今年もこれを書かなければならない時期がやってきました。
というか日本全国で見ると、台風の発生が連続的であり、今年の暑さの酷さを感じます。この10号が去ってもすぐに次の台風がやって来るかもしれません。
今年の夏は南海トラフ地震臨時情報も初めて出たりしましたが、地震だけでなく台風にも当然のように備えが必要です。

今回の台風10号は接近前から大雨になるとのことで、この台風情報もいつもより早い目に投稿します。













NHK






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以上、例によって、情報リンク集のようになってしまいましたが、事前に台風への備えを。
しかしながら、南海トラフ地震臨時情報による買いだめ・買い占めの余韻がまだ続いており、備えること自体難しい商品もあります。
僕の近所では、水は銘柄をこだわらなければケースで買えるところも出てきました。
米については相変わらずの状態で、とりあえずの備えとしてパックのご飯や代わりに冷凍のうどんなどを用意しておくのも一考と思います。

また、屋外に置いている物は屋内に入れておくなど、台風の強風で飛んでいき誰かを、誰かのおうちや車などにケガや損傷を与えないようにしましょう。
ほかに、
  • 側溝や排水溝などの掃除。
  • 物干し竿や植木鉢は屋内に。
  • スマホの充電とモバイルバッテリーの準備。
  • 水・食料の備蓄、非常持ち出し袋の確認。
など、明るいうちにご対応を。

今のところ、台風はかなり強い予想をされていて、2018年の台風21号のように猛烈に強い風を伴うようです。(トラックが風で横転していたり、建物の屋根などが豪快に飛んでいた時の台風)

ご注意ください。 

ウェザーニュース台風10号による交通機関への影響予測(約3分)2024.8.24.夜現在。
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花*花 「さよなら 大好きな人」 =思い出す音楽 その186=

2024年08月18日 22時18分18秒 | 音楽

今回もWarner Music Japanさんの公式の動画となります。 
この動画も当時のものなのか、少し画質が粗いのが否めませんが、これも曲の雰囲気と合っており、この曲の名曲らしさをさらに倍増している印象があります。


今回も前回に引き続き花*花です。曲は「さよなら 大好きな人」です。
リリースが、2000年10月で、同時に発売されていたアルバム「2 souls(ツー・ソウルズ)」に収録されています。作詞・作曲は、こじまいずみさんです。
TBS系列の「東芝日曜劇場」枠で放送された、田村正和さん主演のドラマ「オヤジぃ。」の主題歌として採用されました。(誰や?「おまえやんけ?」って言うてるの)

この曲を覚えているということは、ドラマ観ていたのでしょうか?その記憶がありませんが、この曲はよく覚えています。
どちらかというと、音楽番組に出演され歌っておられたのを観た記憶が強いです。
こちらもそうでしょうか?


少し観たような気がしてきました。
今さらながら失礼ですが、「やっぱり二人とも歌うまいなぁ(←当たり前やろ!)」と、あらためて思いますね。
個人的にも前回の「あ〜よかった」よりもこちらの曲のほうが好きですね。こちらのほうが名曲だと思います。
調べると(またWikipediaですが)、こじまさんが16歳のときに亡くなった祖父に対する思いを書いた曲だそうで、その点からも納得できます。

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予知できないものを予知しようとする矛盾 - 南海トラフ地震臨時情報に絡むモロモロ。その5。

2024年08月17日 23時59分59秒 | 社会・経済
8月8日に発表された、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」
2019年からの運用の中で初めてだったこともあり、各所で様々な判断や反応、自粛や「静かなパニック」などがありました。
僕個人としても「なかなか微妙だな」と当初から思っており、15日の夕方に発表は解除されましたが、発表からいろいろと思ったこと感じたことなどを書いています。今日はその5回目です。 


初めて発表された、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」ですが、ニュースなどの情報を正しく理解された方は、これが地震予知情報ではなく、僕も今回当初から記事に書いておりますが、普段に比べて相対的に地震が起きる可能性が高まっているということで、気象庁のホームページでも、

南海トラフ沿いで異常な現象を観測された場合や地震発生の可能性が相対的に高まっていると評価された場合等に、気象庁から発表される情報です。

という記述があり、必ず地震が起きるという情報ではないことが書かれています。
しかしながら、下記のTBSのニュース記事を読んで少し考えたのですが、
4人に3人が「地震が起こると思った」ということは、十分に「地震予知情報」として広まってしまったのであり、そもそも「巨大地震発生の可能性が平常時と比較して比較的高くなっていることを知らせるもの」って、それって予知じゃないの???と素人的には思ってしまっても無理はないと思います。
僕だって、「普段に比べて相対的に地震が起きる可能性が高まっている」と書きながら、正直心のどこかの片隅では「ひょっとしたら起きるんじゃないの???」と思っていました。

ということで、ここからぶっちゃけな話を書きます。少し、いや結構誤解も生じるかもしれませんが、それを恐れずに書きます。
まず、今回「相対的に地震が起きる可能性が高まっている」と言っても、例えば、平時で0.01%であったものが、0.05%になったぐらいの話なわけで、実際にいろいろな現象があって可能性が統計的に高くなったとしても、その程度の話なのです。
もちろん個人でそれでも「地震が起こるのでは?」と思うのであれば、個人レベルで備えていただければ良いと思いますが、その程度で「必ず地震が起こる」とするのにはやはり無理があるわけです。
そして、そもそも地震なんて、いつ、どこで、どのような規模で起こってもおかしくないわけです。地震ってそういうものなんです。だから、「地震、雷、火事、おやじ」なんです。

それに対して、政府がわざわざ南海トラフに限ってこのような情報を流すこと自体に僕は違和感を持たざるを得ません。
調べてみると、「南海トラフ地震臨時情報」は元々「東海地震に関連する情報」をスタートとしていて「東海地震関連情報」とも呼ばれていたようですが、当初、東海地震に限定したもので、当時考えられていた発生の予兆の可能性がある現象を観測した時に発表していた情報です。つまり地震を予知することを前提として始まった体制であり、その後研究が進んで、地震を確度高く予測する方法はない、と結論付けられるわけですが、それでもなお、それまでの何らかの成果を活かすためか、周期的に起きる可能性が高まっていると言われる「南海トラフ地震臨時情報」へ変わることとなり、現在に至ります。
そのような経緯もあり存在している以上、今回のように想定していた地域で想定していた以上の規模の異常(今回で言えば日向灘での地震)が起きれば、事前に決めていたように段階を踏んで臨時情報(今回は「巨大地震注意」)を発表し、それに対する説明(今回であれば「地震が普段に比べて相対的に起きる可能性が高まっている」)をするわけです。

また、それに対する対象地域の自治体や住民の対応についても明確な説明が用意されているようではなく、内閣府の防災上のページを見ても非常に抽象的な説明しかしていません。
今回は「巨大地震注意」でしたが、「巨大地震警戒」であれば、まだ具体的に事前避難などやることがあるようで、自治体ごとに決めていることもあるようですが、今回は「巨大地震注意」でしたから具体的にやるようなことも不明確で、自治体でも事前に「巨大地震注意」の場合にやることを決めているところも少なかったようです。
なので、僕も当初から「なかなか微妙」と思いましたし、当然のことのように各自治体で混乱し対応が分かれたり、「静かなパニック」も起きたりしたわけです。

それぞれの臨時情報について、もっと踏み込んだ具体的な対応とその説明を事前にしていなかったために、各自治体の現場も混乱し、最終的には「巨大地震注意」の臨時情報を地震予知の情報ではないのにもかかわらず「地震予知の情報と捉えたような具体的対応」しかできなかったのではないか?なので、例えば海水浴場で遊泳禁止の対応に至ったのではないか?と思います。

冒頭の記事では「平時よりも少しだけ地震の起こる可能性が高くなっているということを、もうちょっと普段からきちんと説明しておくべき」と書いています。
もちろん説明は大切なのですが、また何らかのきっかけで「巨大地震注意」が発表された時に、その際も例えばまた夏で海水浴場を遊泳禁止にするのでしょうか?地震も起きずに、またキャンセル続出で観光業界に打撃を与えるのでしょうか?そのたびに経済を止めるようなことがあってはならず、つどつど死活問題に見舞われるのは当事者の皆様にとってたまったものではありません。
しかし、そのきっかけは次いつかわかりません。早急にどうするのか?決める必要があります。
このことは、前回の記事でも書いたことですが、報道を見る限り今のところ今回出た問題点を精査し改善する動きは見られません。週明けの動きを見ないと何とも言えませんが、やはりうやむやになるのでしょうか。

そして、何よりもうやむやと言えば根本的に、予知をしようとしていた組織が予知できないとしながらも、予知じゃないと言いながら予知っぽいと思われてしまう情報を出して、うやむやになってしまっている点に、そもそもの矛盾があり、各自治体の現場が混乱する原因を作り出しているように思え、そして、そもそも地震は南海トラフを含めて、いつ、どこで、どのような規模で起こるかわからないのですから、このようなうやむやな「南海トラフ地震臨時情報」自体、そしてうやむやなまま続いている制度自体もなくても良いような気もしますし、あってもうやむやな情報はアテにせず、しっかりと普段から地震などの災害に備えをしておくべきなのではないか?と思うのです。

さらに、もう一つ付け加えると、かなり以前から書いていますが、そんなうやむやで矛盾なことにお金を使うのであれば、地震が起きた時の対策、備えにお金を使うほうが良いと思います。例えば、日本全国の人が居るすべての建物を徹底的に耐震化すること、あるいはそれに準じた政策を進め、それにお金を使うほうが、「地震から人の命を守る」ということに現実的であり近道であるように思え、より安心安全だと思います。

※言い回し等大幅に加筆修正しました。(2024.8.18.)

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初めてだからこそ出た問題に、だからこそちゃんと対処するべき - 南海トラフ地震臨時情報に絡むモロモロ。その4。

2024年08月16日 18時00分00秒 | 社会・経済
8月8日に南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表され、2019年からの運用の中で初めてだったこともあり、なかなか難しい判断を求められたりして、僕個人としても「なかなか微妙だな」と当初から思っています。

昨日の夕方に発表は解除されましたが、発表からいろいろと思ったこと感じたことなどを書いています。今日はその4回目です。
世の中、すでに台風に話題が移っていて、ちょっと乗り遅れ感がありますが、今後のこともあるのであえて書いておきたいと思います。


前回は臨時情報が出て、それに対して起きた過剰な反応(=静かなパニック)によって需要が高まったモノやコトを書きましたが、逆に需要が減ったモノやコトもありました。
今回の臨時情報が発表されたことによって出た問題はいろいろありますが、テレビのニュースを見ている中で特にゆゆしき事態と思ったのは、防災対策推進地域にある観光地です。
かなりのキャンセルが出て、大きな収入減になったそうです。
下記のニュース記事にも触れられています。
ニュース記事の中では、和歌山県串本町のダイビングショップの話が出ていますが、僕がテレビのニュースで見たのは、高知県太平洋沿岸の温泉地のホテルでキャンセルが続出し、1500万円ほどの売上減になった話を聞きました。
先日の「その1」の記事で取り上げていた和歌山県白浜町の白良浜については、15日から遊泳が再開されましたが、周辺の宿泊施設の損失は少なくとも5億円にのぼる見通しということです。

観光業界は昨年5月の新型コロナウィルス感染症の5類感染症移行後、それ以前の損失を取り返すために、今回のお盆休みの観光シーズンも貴重な稼ぎ時であったはずで、その貴重なビジネスチャンスが今回の南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」の発表で泡と化してしまいました。これではその損失の回復スピードに少なからず影響が出るでしょう。

「その1」にも書きましたが、今回は臨時情報の運用上で初めての発表で、しかもその内容については僕も当初から書いていますように非常に「なかなか微妙」な内容で具体的にどのような考え方でどのような行動を取れば良いか、まったくはっきりしない情報でした。

また、この情報は政府・気象庁が出している上に、地震が本当に起きれば人命にも関わることになるため、日本人の感覚として(あるいは民族的な習性として)少なからず大事を取って(オーバーor過剰)対応をしてしまう傾向があります。
だからこそ、「その2」の記事で書いたように、マスコミもオーバーに過剰に報道してしまい各社横並びになってしまう(最初のFNNについては先走りすぎでやりすぎだとは思います。横並びについてはこれも日本人の感覚として。でも、自重すべき。)わけです。

そして、だからこそ、各自治体の首長としては判断がそれぞれ分かれましたが、今回防災推進地域で特に津波の想定されている沿岸地の海水浴場がある自治体のほとんどは、当然のように人命優先の判断をし、何かあってからでは遅いということで、「遊泳禁止」の判断をされたのでしょう。
臨時情報「巨大地震注意」の発表が初めてということもありますから、自治体それぞれの判断が尊重されるべきだと思います。

それゆえに、それに伴って出た問題について、ちゃんとした対処があるべきだと思います。
初めて出た臨時情報「巨大地震注意」発表に伴い出た問題をすべて精査し、次回も同じ問題が出ないように、あるいは出たとしても対処できるように解決策を検討しておくべきでしょう。

報道によれば、先ほどの白良浜の白浜町・大江町長は週明けに上京され、今回の件の支援を政府に要請されるようです。毅然として要請していただきたいと思います。
なぜなら、今回の臨時情報は政府・気象庁、いわば中央政府が発表した情報なのであり、それに伴い出た問題は中央政府としても何らかの責任を負うべきでしょう。ましてや初めてなのであれば、その問題も含めて、臨時情報の制度上の問題の精査、改正も中央政府が行わないといけません。

政府への支援の要請がうまくいくかわかりませんが、臨時情報の発表中に「退陣」することを発表する総理大臣ですから、残念感が半端ないです。
もしかすると、初めてだからこそ見い出すことのできた問題を初めてだからこそ対処できる機会なのに逃し、そのままうやむやにしてしまいそうな感さえあります。

そして、そのうやむやもこの何十年間の日本社会に蔓延る日本人としての習性なのかな?とも思ったりします。
それは、そもそもこの「南海トラフ地震臨時情報」自体にうやむやなところがあるからこそ、僕も「なかなか微妙」と思うのでしょうし、これは次回に書こうと思っていますが、地震予知に対する考え方とこの「臨時情報」の存在についての矛盾が、いかにも日本人だからこそ出てきた(あるいはそのような成り行きになってしまった)もののように思うことが、今回いろいろ調べている中でわかったからです。(まだ調べている途中ですけど)

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8月15日。(2024年)

2024年08月15日 12時00分00秒 | 日記・エッセイ・コラム

from "WATERSIDE." ©KANGAWA http://junziro.wixsite.com/junziro

平和を希望します。
I hope for peace.



数年前と同じ写真で申し訳ありません。

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過度な買いだめ・買い占め - 南海トラフ地震臨時情報に絡むモロモロ。その3。

2024年08月13日 23時13分23秒 | 社会・経済
8月8日に南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表され、2019年からの運用の中で初めてだったこともあり、なかなか難しい判断を求められたりして、僕個人としても「なかなか微妙だな」と当初から思っています。

そこで、発表からいろいろと思ったこと感じたことなどを書いてみます。今日はその3回目です。


前回の記事の内容が一因となったと思われる、「静かなパニック」がいわゆる「過度な買いだめ・買い占め」のことです。

このブログを長らくご愛読されて頂いている皆様には、ご存知だと思うのですが、現在は大阪に住んでいる僕は東日本大震災発災時に東京に住んでおり、当日はそれほどではなかったものの歩いてその時の住まいに帰った一人であり、その後、品不足となったスーパーを何軒もまわる日々を過ごした一人です。
震災はその後大阪に戻る一因となり、大阪に帰ってからも原発事故の影響を感じることが何度もあり、遠い場所で起こったことも日本国内であれば何らかの影響があることをまざまざと見せつけられました。

そのような実感を持ったその後の生活の中で、震災後のこの十数年間、各所で言われ続けてきていた災害への備蓄、ローリングストックなどには敏感に反応し、実際に実行してきました。おそらくそれゆえだろうと思うのですが、今回過度な買いだめ・買い占めが起き、結構個人的には怒り心頭なのです(実はそんなに怒ってない・笑)

もちろん、2019年から運用が開始されている「南海トラフ地震臨時情報」に関しても、ニュースなどで聞いており、やはり敏感に反応し「巨大地震警戒」が出たら、事前避難しなければならない地域があることも知っているわけです。なので、僕に言わせれば、「南海トラフ地震臨時情報」自体、「知らなかったとは言わせねぇ!」なんです(すいません・笑)

ましてや、東日本大震災以降、いろいろなところで言われ続けてきた「備蓄」や「ローリングストック」などの言葉にまったく無関心だった人間には軽蔑の視線すら送り続けてしまいそうな勢いです。(送らないケド。)

とは言え、この十数年間、社会が大きく変わった中で、災害への備蓄などにまでリソースを割けず、そのような余裕がなかった皆様もそれなりにいらっしゃることは容易に想像できるわけで、結果的にそれができなかった人を一概に批判するわけにはいきません。(だから、送らないケド。)

ところで僕は今回、先週末9日に、そのローリングストックをしている水が少なくなったので、いつもの量を補充するためいつものお店に行ったんです。すると、やはりというか予想通り、ないんです。少しぐらい買えるだろうと行ったのですが、まったくないんです。
お店ではすでに「一家族、1ケース(2リットル6本)まで」と制限がかかっていました。お店の店員さんに聞くと、8日の夜に「巨大地震注意」の情報が行きわたってから買う人が増え、中には8ケースも買っていった人もいたとか。
翌日以降、他のお店2軒ほどまわりましたが、やはりありませんでした。
お盆休みということもあってか、メーカーへの問い合わせもできないようで、次回の入荷予定もわからないとのことでした。
ま、ローリングストックをしているので、そんなに急ぐ必要もなく焦らないわけですが…。

で、今日何とかいつも通りの量を確保できましたが、結局、災害への備蓄やローリングストックではなく、過度な買いだめ・買い占めへの備蓄やローリングストックだったのではないか???と思ってしまいました。

今、結果的に供給と需要のバランスが崩れたとは言える者の、いつも通りに商品が流通する問題のない状態であり、何なら水道水も蛇口から出ます。生活のインフラも問題ない状態です。
前回の記事でも書きましたが、気象庁や政府も「巨大地震注意」を出してはいますが、注意しながら通常の生活を行う、ということを言っています。 

なので、冷静に普段通りの通常の生活を行ってほしいと思います。
今、実際に巨大地震が起きてエマージェンシーな状態でもありません。かと言って、「巨大地震注意」が出ている状況ですから、この状況を冷静に普段通りの通常の生活を送るためにも、完全な通常な生活をしている時に、災害への備蓄・ローリングストックをぜひ行ったいただきたいものです。

ただ、闇雲に備蓄やローリングストックをやっておけば良いわけではなく、今回でも水だけが買いだめ・買い占められお店の在庫がなくなるわけですが、実際にエマージェンシーな状態になると、とりあえず給水車が取り急ぎで来たりします。
逆に、災害のたび都市ガスの復旧が他のインフラに比べ遅めのようですが、カセットコンロ用のガスボンベは今回でも昨日、今日あたりまではお店の在庫が残っていたところもあったようです。
(※もちろん、起きる災害によって状況は違ってきますし、常に給水車がすぐに来たり、ガスの復旧が必ず遅いというわけではありません。念のため。)
また、この段階になってから過度に非常食を買い占める人が数年後に必ずやって来る非常食の期限を意識するとは思えず、そのことが本来意識として持つべき災害への備蓄・ローリングストックの本質から離れていることも、どうか?とする話も聞きました。

そのような皆様にも本来の災害への備蓄・ローリングストックの意識、そもそもの災害への危機意識を高めていただくために、どうするのか?どのように意識を持ってもらうのか?具体的にどのように災害への備蓄・ローリングストックを行えばよいのか?

今回、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されてから、あわてて普段から備蓄するようなものを買いに走った、買いにまわった人であれば、まさしくその焦った気持ちを忘れないでください。その焦燥感を原点にできます。
そして、今回が良い機会ですから、この南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表されたことをきっかけに災害への危機意識を高め、備蓄・ローリングストックを少しずつでも良いので進めていただきたいと思います。

僕個人の体験から言えば、東日本大震災直後の数日間、東京ではスーパーでもホームセンターでも、どこに行っても水がお店の在庫にない時期がありました。しかも発災当日に僕の家にあった水は少なく、震災でなくともすぐにでも買いに行かないといけない状態でした。
そのため、かなりの数のスーパーやホームセンター、飲料品店などを自転車で何度も走り回った記憶があります。それで毎回何とかしのげる量を確保し続ける日々が続いたのです。(発災10日後に金町浄水場の一件もありましたので余計に焦燥感がありました。ひとり暮らしでしたが。)
そう言った東日本大震災直後の東京での体験があった後で大阪に戻り、母とともに暮らしていますが、今、母は基本的に料理などにも水道水をメインで使っていません。その母に合わせるためにも水のローリングストックは十数年間続けています。母と2人で一週間もつ量を常にストックしています。

例えば、家族4人の世帯ではまったくあてにならないと思いますので、以下のリンクも参考にしていただき、今後の災害への備蓄・ローリングストック、危機意識を高めることを、ぜひ行っていただきたいと思います。
それが、ご自身やご家族全体の人間としての生命力を高めることにもつながるのではないか、と僕は思っています。
 

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報道のあり方 - 南海トラフ地震臨時情報に絡むモロモロ。その2。

2024年08月12日 23時13分33秒 | 社会・経済
8月8日に南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が発表され、2019年からの運用の中で初めてだったこともあり、なかなか難しい判断を求められたりして、僕個人としても「なかなか微妙だな」と当初から思っています。

そこで、発表からいろいろと思ったこと感じたことなどを書いてみます。今日はその2回目です。


8月8日16時43分頃に日向灘での地震が起きて、その後17時30分から「南海トラフ沿いの地震に関する評価検討会」が行われ、19時15分に南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」が出ました。

この一連の流れの中で、時間を見ると、8月8日18時35分にFNNが下記のニュース記事を出しています。
検討会が行われていて、まだ結論が出ていない段階で、このような不安を煽る(あおる)ような見出しの記事を出すのはどうかな?と思ったのです。このような報道はこのタイミングではなく、臨時情報など発表されていない普段から広く伝えられるべき内容です。
また結論が出た後でも、冷静な判断が促さなければならない状況で、この見出しは恣意的だと思いました。
マスコミの本来の存在意義を忘れ、単にアクセス数集め、読者集めをしているだけです。
それをわかっているのか、記事本文冒頭で「※以下は南海トラフ地震についてまとめたものですが、最悪の被害を想定したものです。」の記述。

気象庁も政府も、その可能性に留意しつつも、注意しながら通常の生活を行う、ということを言っています。

それに何度も言いますが、今回この運用の中で初めての臨時情報の発表です。マスコミも含めて、社会全体がつとめて冷静であるべきだと思うのです。

今回のようなことを踏まえ、次回同じような状況のときは、検討会が行われ結論が出ていない段階では、このような先走った内容の報道を自重するなどの対応を考えてもらいたいと僕は思います。

以前に少し触れたことがありますが、マスコミが本来の存在意義を忘れ、このような「隙」をみせるからこそ、政府から安々と圧力がかけられたり、つけこまれたり、規制がかけられるようなことになるのだと思います。
国民のほうを常に向いた本来の仕事をしていただきたいものです。

そして、この件FNNだけではないようで、この記事を見た後も他社が追従したのか、似た記事が散見されるようになり、日本のマスコミ特有の横並び状態(日本人の集団心理の一端)となったようです。
さらに、それがそこからすべての人がリテラシーがあるわけではないので、国民生活の現場では静かなパニックを引き起こしている一因になっているとも思えます。
そのことは次回書きます。

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