そのうち、生きつづけることさえも選択できない人達が多く出る時代が日本に来そうな気がする。そうなった人が、死に際に、何をするか?想像してみてください。
— 寒川 淳次郎 (@junziro) August 10, 2012
とりあえず最近発生した無差別事件のニュース記事を3つリンクしてみました。
他にも4月にさいたま市で女子高生が刺殺された事件もあり、このところこのような無差別(殺人)事件が多発しています。
社会のさらなる荒みを感じざるを得ませんが、まず責められるべきは容疑者であり、その罪を償うべきだと思います。
しかし、そのことを前提として、このような事件が頻発する社会をどのように捉えるべきか?今後同じような事件を頻発させない社会にするためにはどうするべきか?は同じ社会に暮らす人間として考えなければならないと思います。
不景気になると、景気が良い時には動機にならないような動機で、景気が良い時には発生しないような事件が発生することは、普段のニュースなどから感じ取れると思います。
要は経済的に追い詰められて罪を犯すケースです。
しかし、昨今「失われた30年」を抜け出す気配も感じられず、またすでにその30年間において長く苦しめられ追い詰められた方も多くいると感じられる中で、最近のこの無差別事件は、さらに深刻化しているように感じます。
この「失われた30年」に振り回され続けてきたと判断できる「就職氷河期世代」(僕もそうです)の皆様も先日国会での年金にかかわるニュースで残念な想いをされたでしょう。
そんな「就職氷河期世代」を見ている、その下の世代でも将来に希望を持てない人はそう少なくないと思います。そもそも生まれてきたタイミングすら恨んでしまいそうです。
つまり、経済的に云々ではなく、自身の努力云々でもなく、それ以前の前提の部分ですでに追い詰められている人、どう生きれば良いのか?という人もこの世の中に少なくないのではないか?と思ったのです。
そんなことを思っていて、先日ブログの引越などで過去の記事やSNSの投稿を見ていたら、こんな自分のX(旧Twitter)のポストを見つけました。
こんなポストをしていた自分自身が一瞬怖かったのですが、当時、東日本大震災とそれに伴う原発事故によって社会の根幹が大きく変化したことを感じていた中で、さらに厳しい「時代」が来ることを危惧し、警告するような意味でポストをしたのでしょう。まったく忘れていました。
実際このポストから13年ほど経って、今の社会がこのポストの言う「時代」に少しでも近づいていることを感じざるを得ません。
そして今の状況を放置していたら、さらにこの「時代」に近づいてしまいます。
では、どうすれば良いのか?
まず思いつくのは、景気を良くすることであり、日本の経済を豊かにして、日本人の心を豊かにし、社会的弱者に優しくする風潮を社会に充満させることだと思います。
そのためには、やはり少々政治的な話になりますが、未だお米の流通すらコントロールできない自民党に投票しないこと。大昔、お米はお金みたいなものだったのですから、そのお米すら国民に行き渡らせることができない自民党に景気を良くすることなどできないと、いい加減に主権者である国民は理解しないといけません。このままではまず間違いなく「失われた30年」が「失われた40年」になるでしょう。
逆に、「失われた30年」から明確に日本社会が抜け出し、経済が豊かになれば、必然的に人々の心も豊かになり優しくなり、社会的弱者や今回の容疑者になった人たちの「居場所」もできるような気がするのです。
そもそも政治とは、誰もが弱者になる可能性がある社会で、弱者になっても生きていける仕組み・システムをつくり運用し維持していくものです。
つぎに思いつくのは、冒頭にも書きましたが、当然のごとくこのような犯罪を起こす人がきちんと逮捕され、責められ罪を償うことです。
僕ら国民、庶民のレベルでは、普段からこのような犯罪を毅然と批判し、周りの人たちと話題にすることです。
同時に、最近はあのキックバックの事件に象徴されるように政治家の悪事に見せしめに何人かが捕まるだけで、すべての人が捕まりませんでした。
また20年以上前に裁判でその悪事が認定されているのにも関わらず、2年前にBBCが取り上げるまで問題にならなかったジャニー喜多川の件。そして今この件はテレビでなかったこととのようになっているのも強烈な違和感を覚えます。(なぜ嵐の活動停止にテレビ局はあんなに時間を割かなければならないのか?)
また警察、検察は何をやっているのか?
先日から書いていますが、法律はできても取り締まりをやらなければ、法律のそもそもの抑止力はなくなってしまいます。また検察の不起訴のニュースも最近よく耳にして、犯罪者がちゃんと罰せられているのか?疑問を持ちます。
このような風潮はやがて社会から真面目な人間を追い払い、排除し、他人の足を引っ張り合う非常に醜い社会になってしまいます。
最後に思いつくのは、自分から周りに優しくなることです。
いろいろ殺伐な社会になって自分の身を守ることに意識がいって難しいかもしれませんが、まずは身近な人から優しくしていきましょう。
奥さん、旦那さん、ご両親、子供たち、兄弟姉妹、友達、職場の同僚、上司、部下、ご近所さんなど、身近な人々は同時に普段からお世話になっている人たちでもあるはずです。なので、逆に優しくしないといけない人たちでもあるでしょう。自ら進んで優しくすることで、その優しさは少しずつ広がり充満していくことでしょう。そしてやがてそれは日々のコミュニケーションを円滑にし、または誰かの「居場所」をつくるかもしれません。もしくは余裕のない誰かを助けるかもしれません。さらに言えば、自分に余裕のない時は甘えても良いのです。助けを借りても良いでしょう。そもそもそれが豊かで優しい社会なのですから。
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※この記事のタグ(下記)で、○の部分あるタグは「#news:路上で84歳殺害容疑逮捕の中3、無差別に襲ったか千葉」です。投稿時はじかれるので伏せてます。
今週8日に東京・立川で発生した小学校侵入傷害事件。
まずは怪我をする児童が出なかったことは不幸中の幸いだったと思います。
教職員の皆様方は非常に緊迫した状況の中でよく児童を守られたと思います。
記事にもありますように、怪我をした教職員5人の方の一日も早いご回復を願わせていただくのと同時に今後は何よりも現場に対峙した児童や教職員の心のケアだと思われますが、おそらくこちらは長い期間のケアが必要と思いますので、教育委員会から派遣されたスクールカウンセラーの方も含め、関係者の皆様のご尽力が実ることを願っております。
さて、今回の事件について、報道では校内に不審者が侵入したという点で、2001年に起きた大阪府の大阪教育大附属池田小の事件が前例として挙げられているようですが、本質として今回は違うように感じていて、今回の事件前には児童間のトラブルをめぐり児童の母親と担任教諭の面談があり、その内容に納得しなかった母親が今回の事件を起こした知り合いの男性2人を呼んだ経緯があるので、今回の犯行の矛先は当該の相手の児童以外は、学校の対応、つまり教職員にそもそも向かっている点で違うと思います。
いわゆる、今は死語かもしれませんがモンスターペアレントが起こした事件と言えるのではないでしょうか。
しかし、ちゃんとした大人であれば、このようなことを大人として起こしてはいけないことはわかるはずで、それをあえて起こしている点で、彼らを弁護するつもりはさらさらないですが、この時点までに彼らが受けてきた教育に考えが及びます。
暴行容疑で逮捕されたのは40代と20代の男性2人(これも親子?)ですが、この2人が義務教育を受けていた頃も含め、ずっと昔からこれまでの学校の教職員の激務が最近になってやっと問題となっている中で、もしかするとそういった激務の中で発生していた現場の問題に彼らが受けてきた教育現場の不行届きがあったのかもしれません。もちろん学校の現場だけの問題(彼らの育った家庭の問題もあるはず)ではないはずですが、逆に学校の教育が昔からもっと充実していれば、彼らが受けた教育にももっと違いがあったのかもしれないと思うのです。
もちろん、この前提にはそもそも当人の問題もあるわけですが、昨今人が育つ環境も重要と考えている中での今回の事件で、彼らがこれまでに受けてきた教育現場の不幸が、今も続いていてこれからも続いていくのであれば、それは日本全体にとっての不幸であり、早急に改善が求められるのではないか?と思うのです。
今回の事件で学校の警備の充実を訴える向きもありますが、児童の保護者という立場である以上、校内には入れてしまうでしょうし、またその関係者であれば判断に躊躇するでしょうから、完全には防ぎきれず、対症療法でしかないので、根本的に原因療法を取るにはそのような犯行をしてしまう人に対してのあらためての教育しかないように思うのです。
そして、そうならないためにも今の教職員の労働環境の改善を図った上での教育の充実を行わられなくてはならないと思い、それにはやはり政治や行政の役割が重要で、それが長らく行われていないのは、いつも言う「政治の貧困」なのではないか?と思うのです。
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「警察は何をやっているんだ!」と思わず声が出てしまった川崎の住宅から遺体が見つかった事件。
必然的に、埼玉での「桶川ストーカー殺人事件」を思い出してしまいました。
被害者女性は以前からストーカーの被害に遭っており、ご本人やご家族が警察に相談されていました。
行方不明になった後もご家族が何度も警察に電話をされているなど、それでも被害者家族に寄り添った対応がなされておらず杜撰(ずさん)だったとしてご家族が抗議されています。
各社の報道を聞いていると、その可能性は高く、初動からどのような対応をしていたのか検証され、警察としての責任を追及されなくてはならないと思っています。
また僕は個人的には以前から書いてきていますが、おそらくこれは神奈川県警だけの話ではなく、全国の警察で起こりえることと感じており、桶川ストーカー殺人事件から25年以上経っても警察は何も学んでいないのか?と愕然とさせられます。
結局のところ、被害者女性は殺され、犯人はアメリカに逃亡。
たまたまなのか?帰国したから、先ほど逮捕されたのは良かったものの、帰国しなかったら、警察はどうしていたのでしょう?シレっと国際手配して「仕事してます」で済ませるつもりだったのでしょうか???
これは警察の大失態ではないでしょうか?
冒頭にリンクしたニュース記事にもありますように、ご家族やご友人の皆様が川崎臨港署前に集まり「一時は署のなかに複数人がなだれ込むなどし、騒然とした空気に包まれた。」とありますが、世間の皆様は「それはやりすぎ」と仰る方もいらっしゃるかもしれません。しかし僕も父が亡くなった際、丸一日以上所在がつかめなかった時の警察のぞんざいな対応を経験している身としては、率直に申し上げて非常に強く共感します。
以前からストーカー被害に遭っていた被害者がいた家屋で窓ガラスの鍵の近くを割られているのに「事件性がない」と断言できるのは、どうしても不可解です。
この言葉が今後警察が信用されない言葉として定着しないように厳に今回の件の責任が追及され、特に「事件性がない」とした根拠は何なのか?明らかにして、二度とこのようなことが起きないようにして頂きたいです。
僕の父が結局遺体で発見された時も「事件性がない」と説明されましたが、実際どうだったのでしょう?今更ながら不安になります。
今回の件は以前からストーカーの被害があったのにも関わらず、という点がありますが、いずれにしても、行方不明者が発生した時の警察の対応には父の件の時から違和感があります。
他にもいろいろな事件や事故の対応がある中で、事件性がない可能性が高いものに時間を割くのは確かに仕事の効率が悪いし、そこに割く人手も少ないのかも、とは思いますが、警察は民間企業ではありません。
事件性がなかったとしても、人の命が危険に晒されている可能性は高いままのケースもあるわけですから、なかなか難しいとは思いますがもう少し基準をあらためてほしいと思っています。
少なくとも行方不明者の発生に、まず事件性が本当にないのか?きっちりと警察としての捜査・検証が行われてから「事件性がない」と説明してほしいですし、僕の父の場合もそうでしたが勝手に行方不明者が自ら行方をくらましたように根拠もなく判断をしてほしくなく、極力行方不明者家族に寄り添った対応をしてほしいと思うのです。
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ずっと気になっていた、八潮の道路陥没事故のトラック運転手さん。
今日、やっと発見されましたが、残念な結果でした。
この約3カ月間のご遺族の日々を考えると何も言えなくなります。
でもこれでお気持ちの切り替えはできるようになったのではないか、と思います。
ご遺族、ご勤務先の代表さんのコメントを聞くと、涙しか出てきませんでした。
今はただ、トラック運転手さんのご冥福をお祈りするしかありません。
それと、ご勤務先の代表さんのコメントにもありますように、2度とこのようなことが起こらないように関係各所の皆様にご尽力していただきたいと、僕からも思います。
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上のニュース記事のように今週自転車への「青切符(交通反則通告制度)」の導入と反則金の公表のニュースがありました。
要するに道路交通法が改正されるということです。
このニュースを聞いて率直に思ったのは、実際に警察が行う取り締まり次第だと思いました。
ちゃんとこれまで以上に取り締まりを行うのであれば意義を感じ、スマホのながら運転などに効果も出ると思いますが、そうではない場合、この法律の改正が形骸化し、事故などへの抑止力にならず、結局のところ自転車の利用者が混乱し、非常に変なトラブルがちまたに続出するのではないか?とまで思ってしまいました。
変な勘違いおじさんがやってきて、いきなり注意してきて怒り狂う「自転車警察」「自転車奉行」のような存在が増えそうな気がします。
警察官でもない一般市民の勘違いおじさんが警察官のごとく注意してきて怒り狂い、自分の正義を押しつけてくる危険な人も増えそうな気さえします。特に僕の住む大阪では???いや、僕自身も気をつけないと…(←をい!)
それにしてもここ十数年、これは府政が維新になったことと関係があるとは思っていますが、大阪府警の不祥事の多さ、また僕自身が警察と関わる機会での対応のいい加減さは、これまでにこのブログでも書いてきたかと思います。
パトカーの目の前に2人乗り自転車が現れても注意しなかったり、近所の交番の前にある交差点では、朝の出勤時間帯に信号無視する車が結構います。
警察が舐められています。すなわち治安が悪いです。
そのようないい加減さが、先ほどの勘違いおじさんが出てきそうに思う要因になっていたりもしますが、法律が変わるにしても警察がちゃんと取り締まりを行ってほしいのです。
いや、法律を変えなくても、現行法の範囲でも、警察がちゃんと取り締まりを行うだけでも、自転車利用者の法律順守やマナーを大きく良くなるような気がします。
また、上記リンクのニュース記事の中で、「『赤切符』は、調書の作成や違反者の出頭など手続きの煩雑さ」とありますが、その煩雑さをまず何とかできないのでしょうか?その努力はしたのでしょうか?
そのようなことから逆に考えると、これは単に自転車利用者の意識に圧力かけて、先ほどの勘違いおじさんが出てきたとしても自発的にマナー向上や自転車事故の減少を目論んでいるだけの話ではないのか?と思ってしまいます。
要するに、警察官のなり手不足もあるかもしれませんが、取り締まりをしなくてもよいようにしている、あるいはそんなにマメに取り締まりができる人員や体制ではない、ということではないか?そういうことを感じます。しかし、それは公にしないでしょう。
なんだか陰謀論のような話になってきていますが、僕らが子供の頃に比べると、これは大阪だけなのかもしれませんが本当に警察官の警ら(パトロールや哨戒)しているのを目にするのが減って、事故や犯罪があった時だけになってきているように思うのです。皆様のお住いの地域ではどうでしょうか?
そのような状態では未然に事故や犯罪を防ぐことはもちろん、治安も守られた状態が維持できるのか疑問になります。結局、法律を守り、事故に注意し犯罪なんかしない善良な市民が損をする、馬鹿を見る、そんな社会になっていないでしょうか。
僕は奈良で安倍晋三氏が銃撃に遭って以来、如実に日本の治安が悪くなっていることを感じ、当時そのことも含めて私たちのレベルで気をつけなければならないと、このブログでも記事にしました。
そして、実際に当時の警備には問題があったことを警察が認め、当時の奈良県警本部長は処分され辞職しましたが、現在、その方は某社の社長です。
今回も小手先程度の法律の改正で、その分これまで以上に警察が取り締まりの機会(一時的なものではなく恒久的に)を増やさないのであれば、自転車利用者はもちろん、ちまたの街々での歩行者や自動車などが混乱し、最終的に交通ルールやマナーを守る善良な市民が馬鹿を見る結果になると思います。
そもそも自転車を運転する時に守らないといけない法律自体が周知されているとは思えないからです。
特に僕は高齢者の皆様の混乱は結構な問題を引き起こす可能性があると思います。若い頃と比べ思うように体が動かせなくなってきているのに、自転車を乗るのにも、例えば知らなかった法律を守らされるがために思うように乗れないのは外出を億劫にし死活問題にもなってくるのではないか?とも思います。傘ホルダー(「さすべえ」など)も今後どのような扱いになるのでしょう?
もう本当にいろいろな懸念が渦巻きます。
ただ、冒頭にリンクしたニュース記事の最後にありますように、現在警察庁では5月24日(土)までパブリックコメントを募集しています。
僕も後日投稿を考えていますので、この記事を読んで同じように思われた方、また他の問題や懸念が思い浮かんだ方は遠慮なくパブリックコメントに投稿してみましょう。来年4月から施行されることには変わりませんが、法律の運用には影響を与えるのではないかと思います。税金払っているんですし、私たちの生活に直接かかわってくることです。大いに利用しましょう!!
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我が家でも米の確保に苦労している日々が続いております。
備蓄米も出回るはずなのに、流通量が少ないから価格が高いのか?価格が高いから流通量が少ないのか?はたまた備蓄米が出回った同じ量をまた買い占めている輩(やから)がいるのか???結構混乱してきてましたが、上記のニュース記事を読んで少々冷静になってきました。
まぁ、日にち薬ということでしょうか。
それにしても、以前の5kgの値段で、2kgしか買えないようなお店がほとんどで、それでも何とか良心的な値段で販売しているお店を探して、何とか購入できている状況ではあります。
また、ほしい米は探さなければない、探してもないような状況で、実はウチの家系は胃腸が弱い家系なので、同じ品種の米でも精米業者が違うと胃腸の調子が悪くなったりするので、必ず同じ精米業者さんだったりします。
その精米業者さんのお米を通販で購入している状態だったのですが、最近結構その精米業者さんのほかのお米でも入手が難しい状況です。
このあたり、備蓄米の流通自体も何らかの裏がありそうな気がしてなりません。かと言って、不確かなことは言えませんので、この程度にしますがもちろん、そんなことではなくちゃんとした理由なのかもしれませんし、よくわかりません。
どちらにしても、冒頭にリンクしたニュース記事の中で運送業界の繁忙期で需要に対して供給が追い付いていないドライバー不足というのは納得しましたが、政府ももっと早く動いていれば、この繁忙期を避けれたのではないのか?という想いは拭えないわけです。
最後に、そのタイミングの遅さに、政府なのにアウト!!と、くだらないダジャレを政府にカマしておきます。
【お知らせ】
先日、ニュース記事リンクを「『gooニュース』サービス終了のお知らせ」に伴い、今後「dメニューニュース」にしていく旨をお知らせしておりましたが、さらに「goo blog サービス終了」の報を受けましたので、それであれば、あらためて「goo ニュース」終了までは、goo サービスの利用を存分にさせていただきたい、と思い、ニュース記事リンクを「goo ニュース」に戻させて頂きます。何度も変更し申し訳ございませんが、何卒ご理解のほど、よろしくお願い申し上げます。
今日、日付が変わって「ゼロ打ち」で読売新聞が出してきている記事が上にリンクしたニュース記事です。
大阪ではテレビも新聞もこんな感じで、どちらかと言えば肯定している記事や場合によってはお祭り騒ぎな記事や番組が多く、これまでに言われ続けてきた「問題」については、このタイミングに及んでは一切触れないことが多いです。
この記事には触れられている、万博開催にかかる経費の増額(「2度」と書かれていますが、それ以降に増額となった分に関してはあまりどこのマスコミも触れない)、結局、いくつかで出てしまった開幕に間に合わなかったパビリオン、チケットが予定以上に売れていない問題、メタンガスの問題、など、なかなかの問題が複数。
それらが何か有耶無耶になっている中、素人な僕でも推測できうる結構リアルかもしれない懸念を申し添えておきます。
◆メタンガス爆発の懸念。
今月4~6日に行われた万博のテストランの最終日6日に、元消防士で大阪の守口市議・寺本けんた氏(日本共産党)が持参したガス検知器で会場の西地域で測定したところ、火気があれば爆発するという基準の濃度(燃焼下限界)を超えたことを確認。消防に通報し、消防は警戒区域を設定し換気を行ったとのことです。
会場の西地域は大阪市の廃棄物処分場があったエリアで、以前からメタンガスが発生していることは指摘されていて、会場の西地域には80本ほどのガス抜き管が設置されているということです。
この件をうけて日本共産党は万博の開催の中止を強く主張しています。
しかし、おそらく中止はしないだろうし、しない方向ですが、確かにここまで来て中止は逆にいろいろな問題(特にいろいろな形の金銭的損失)を誰がリカバリーするのか?という話にもなり、そういう話になれば大阪府市政を含めた維新界隈は黙ってはいないですから、余計に中止はないでしょうし、余計に現実的な話ではなくなるわけです。
なので、これまでに予定していた安全対策をさらに確かなものにして、開催する方向になっています。
果たしてそれで大丈夫かどうかは、やってみないとわかりません。
ということは、閉幕するまでの間に何事もないか、もしくは誰かが死ぬか、怪我をするか、の話になってきます。
つまり、開催中は「完全な安全性」は担保されない=危険ということです。
もっとわかりやすい言い方をすれば、誰かが何らかの犠牲にならなきゃ、中止はないということです。だからこそ懸念です。
◆国際テロの懸念。
現在でも戦争や紛争が続いている、パレスチナ、イスラエル、ウクライナが出展しており、ロシアが出展していません。
一日も平和になることを願うのは言うまでもないですが、あまり状況が変わらないまま開幕を迎えます。
その情勢下でこのようなイベントをテロリストが狙う可能性は多いにあることを考えれば、今回の万博を標的にしそうなことは容易に考えられます。
戦争や紛争が万博会場に飛び火することは十分に考えられるのです。
◆突貫工事への懸念。
冒頭でも触れましたが、開幕に間に合わなかったパビリオンがあるぐらい、ほとんどのパビリオンで開幕に間に合うのかの懸念は言われ続けてきました。
着工リミットだった時期に急激な物価上昇があったために建築コストが増大し、建築を担当する業者がなかなか決まらなかったパビリオンが多くあったためです。
大阪では1990年の花博の時にも突貫工事が批判されていたように記憶していますが、今回もあえて突貫工事の言葉自体は使われていませんが、突貫工事でしょう。
結果として、完成した建物に何も問題がなければ良いですが、あったら大変です。その可能性も考えておく必要があるように思っています。
◆開催期間中の災害への懸念。
これも開催前から指摘され続けてきたことですが、会場の夢洲にはアクセスが2方向からの海底トンネルと浮橋しかありません。
以前から想定されている南海トラフ巨大地震やそれに伴うとされている津波、台風、豪雨などいろいろ想定されている災害が期間中に起きた場合に来場された何万人のもお客様を避難させる手段が大丈夫なのか?指摘されていました。
それを想定された避難訓練も行われたようですが、本当にそうなった時に果たして…。
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個人的に関西万博は、「基本的に仕事で行かなければならない時は行くけど、そうでない限りは行かない」と思っていました。
すると3月下旬ぐらいに仕事絡みで先日行われたテストランに「行ってくれないか?」という話があり、強制ではないのでお断りしましたが、予定されていた日が、ちょうど寺本けんた氏がメタンガスの危険な数値を検知した日で、いきなり開幕前からそんな話が来てヤバかったわけです。
ということで、基本的に行く気はまったくなく、期間中行くことになるかどうか、少しだけヒヤヒヤしているので、早く10月13日が来て万博が終わる日を待ち望んでいます。
それと最後に、維新にとって関西万博はその後のカジノを含むIR事業への賑やかしでしかないでしょうし、真の目的はそこです。そこが本当の彼らの目論見です。彼らは政治をビジネスと思っていますが、まさしくそこで儲けるシステムを今現在手にしている行政を道具にして、これも手の中に収め、そこでさらに得た儲けをポンポンナイナイしたいのでしょう。知らんケド。
僕は共産党とは一線を画してますが、それが同じような主張になってしまいますが、最終的な懸念でもあります。なので、維新には早く政治から手を引いてもらいたいのです。
今回も万博もこのような命に関わる深刻な懸念やドス黒い目論見などが透けて見えない、まっとうな万博であれば、進んで観に行ったでしょう。
関連リンク。========
今回えらい素直に謝罪されるんですね。
僕の田町店での酷い対応をされたやる気のなさはまともな謝罪なく非常に不誠実でしたが。
もちろん、今回は食べ物に異物が混入しているのですから飲食業としては致命的なミスでそのレベルが違いますが、僕は企業体質としてつながっている問題と思います。
このブログでは、かなり以前にすき家のワンオペの問題などを指摘させていただいております。その最後に下記の疑問を指摘しておりました。
このように、客のクレームに誠意のある対応ができない、従業員の管理や店舗運営の管理などができていない会社が、お客様に提供している商品(食べ物)も(衛生的にも)ちゃんと管理ができているのか?にも非常に個人的ではありますが疑問を持ちます。
指摘していたことが今回本当に現実となってしまい、個人的に呆気に取られています。(書き方としても僕としては結構遠慮気味に指摘していたのですが、それだけに本当に現実となったので、その分ギャップも大きいのです。とりあえず利用しないようにしていて良かったです)
全国的なチェーン店でもあり、そこの点(食品衛生管理)だけは最低限度ちゃんと管理できているだろう、という気持ちもありましたがそれさえも裏切られた格好であり、飲食業として、やはり致命的でありえないことです。
それだけに、冒頭でリンクしているニュース記事にもありますように、ショッピングセンター内などの一部店舗を除く全店を一時閉店し、その対策を行うようですが、今回の件で飲食業としての信頼は大きく失墜したことは確かでしょう。
また単に食品衛生管理だけの問題ではないと思いますし、根本的な問題(おそらくワンオペ問題や不適切動画などに共通する従業員の労働環境や店舗運営の管理のまずさからくる企業体質の問題)を解決しないと、また同じような問題は起きえます。(ワンオペに関する問題には常習性と労働安全衛生に関する問題を感じます)
これを良い機会と捉えて根本原因を解決し、僕がまた行きたくなるお店にしてもらい(田町店での一件があるまでは、よくすき家を利用する客でした)たいですし、いつかこのブログに「すき家が好きや」と記事投稿できる気持ちにしてもらいたいですね。
そのためには、かなりのご努力が必要と感じます。
追記。(25.3.29.)========
冒頭のリンク記事でも「すき家」のホームページに今回の異物混入の件のお詫びが出ていますが、親会社である「ゼンショーホールディングス」にホームページにはまったく異物混入の件に触れるものがありません。このあたりにも違和感をいだきます。
関連リンク。========
先週から新宿警察署(03-3346-0110)を騙るニセ電話が急増していることがテレビでもニュースとなっています
冒頭にリンクしたニュース記事によれば手口が確定されたわけではないですが、おそらくいわゆるIP電話の「スプーフィング(なりすまし)」機能を悪用しているとのことです。
人を騙すことにあの手この手ですが、その労力、正しいことに使いませんか?
ということで、もう発信者番号通知はアテにならないという認識でよろしいようです。
※冒頭にリンクしたニュース記事には、対処方法の考え方なども書かれていますので、ご参照を!
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アテにならないと言えば…、ということで過去の出来事を。
まず、これは以前から持っている個人的な考えなのですが、警察が電話のみによって何らかの捜査や業務などをすることは結構少ない、極めてまれだと思っています。
交番の「巡回連絡(来月など異動直後が多い4月に各警察が力を入れられるそうです)」でも「巡回連絡カード」を各戸のポストに入れて回ったりしていますから、大概の場合、警察官の仕事の動きとしては電話よりも現場に来られるパターンがほとんどだと思うのです。
そう思っている中でかなり以前、某店舗の店長をやっていた時、ある警察署から店に電話がありました。
話を聞くと、店を利用したお客様が盗難事件に遭ったらしく、こちらの店で利用した時に提供した物が盗難された、とのことで、お客様が店を利用された日時、提供した物の詳細などを今この電話で聞かせてほしい、という電話だったのです。
話の内容もよく見えない部分がある中で、紛れもなく個人情報の提供を求められていたため、即座に(個人情報保護法に基づいた)店のマニュアルを思い出し、警察であっても警察手帳の提示がなければ個人情報の提供ができない旨、明確に伝えました。
そして、後日店にお伺いいただき、警察手帳の提示があれば応じます、と伝え電話を切りました。
しかし、その後日はありませんでした。警察は店に来ませんでした。
もしかすると僕が休みの日に来ていたかもしれませんが、店長だった僕にその旨が伝わらないことはないはずですし、警察のほうでその必要性がなくなったのかもしれません。
また、その電話自体も警察ではなかったのかもしれません。
いずれにしても、警察が電話をかけてくることはめずらしいことだと思います。
実際に上記の話が警察だったとしたら、それこそ警察が個人情報保護法を正しく理解していないことになりますし、仕事に手を抜いているということにもなります。また話の内容も被害者であるはずのお客様が本当に店に来たのか?日時まで確認するということも不自然に感じます。
この時の電話の発信番号も警察署にある電話の末尾でした。
このブログでは以前から個人的にいだいている警察についての違和感も書いてきていますが、この件も違和感をいだいた件のひとつです。
これ以降、警察からの電話はいろいろな意味で慎重に対応しなければならない、と思うようになりました。
※注:基本的に全国の警察官は誠実に本来の職務(治安の維持、善良な市民を守る等)に従事しているものと考えています。
以前にも書いた件(あいちトリエンナーレ2019の初動、行方不明者が出た時の初動)も含め、僕の書いている警察への違和感は事実に基づくことではありますが一部のイレギュラーな動きと信じつつ、警察全体が誠実に職務に当たる警察官にとって、善良な市民にとって、より良い組織としてあり続けることを願い書いております。その趣旨をご理解いただきますようお願い申し上げます。
関連リンク。========
今日で、あの世界を震撼させた地下鉄サリン事件から30年経ちました。
当時、僕は休みで午前中遅めに起きたボッーとした頭の状態でテレビをつけて事件の全体をある程度理解した後、一気に目が覚めて思わず東京の友達に心配になって仕事中だったのに電話をしてしまった記憶があります。
「なんてことをしでかすんだ!」
友達が発した強い言葉が昨日のことのように未だ記憶に残っています。
ざっくりですが、今日思った3つのこと。
◆事件から30年経って、日本社会はその教訓を活かしているのか?
これは事件以後ずっと思っていますが、冒頭で書いた「あの世界を震撼させた地下鉄サリン事件」というのは、今日NHKで放送された番組でも使われていた言葉で、まったくその通りだと思ったからです。
にもかかわらず、世界的に見て、事件の起こった当事国でありながらその後起きるかもしれない同じような次の事件への備えが数年経ってもおろそかでした。
また、カルトなどに対する対応についても社会として未だおろそかに思いますし、このあたり常々このブログでも書いている「行政・政治の貧困」を感じます。
◆アレフなどの後継団体へ新たに加わった信者に、地下鉄サリン事件など一連のオウム真理教の関わった事件を知らない若者が多いことについて。
こちらは言ってしまえば「教育の貧困」でしょうか。
オウム真理教が地下鉄サリン事件を起こしていない、という嘘を平気で信じてしまう人がいることに驚愕しますが、そこにはそもそもの子供の頃からのしつけや教育に問題(教育の行きわたっていなさなど)があると思います。
とりあえず、学校の歴史の授業で明治維新すぎぐらいで終わっちゃっている現実を何とかしないといけないような気が強くします。歴史認識が崩壊している人が多いと感じますね。
あと、ネットでもリアルでも共通するリテラシーの教育。
◆地下鉄サリン事件で先手を打たれてしまった警察が学んだはずの教訓。
当時は3月22日に一斉捜査が行われる予定だったのが、先にオウム真理教に地下鉄サリン事件を起こされてしまい、その情報が漏れていたのか、警察が後手を踏んでしまいました。
当時、オウム真理教の関与が疑われても(いくら高い可能性があっても)相手が宗教団体であったがために、後でややこしいことにならないために、腰が引けていた警察。
まずは、それ以外の可能性を潰してから、と関係のない捜査をする傾向があったそうです。
その失敗が今に活かされているのか?と言えば、僕が「どうか?」と思います。
相手が宗教団体でなくとも、政治家であったり、暴力団であったり、そのほかの警察の業務上、難しい、あるいはややこしい団体の関与が疑われる時、治安を守る、善良な市民を守る、警察本来の仕事を全うするために、あえてそのような難しい、ややこしい個人・団体と対峙してくれるでしょうか?
これには僕自身の体験からも疑問符が付きます。
(近日中に最近の警察を騙る特殊詐欺電話と、このあたりに関連する記事も書く予定です)
関連リンク。========