日本のアフターサービスの文化として、
使っていた商品が壊れたら、その商品を買ったお店に持っていきます。
が、
Apple 製品はそうではありません。
iPhone が壊れて、買ったお店に持って行ったら、
別の場所にある正規修理店
(正式名称→正規サービスプロバイダ:AASP = Apple Authorized Service Provider )
あるいは
Apple 直営店へ案内されます。
(時には冷たく案内されるようですが、それはたいがい買った時に説明しているから。)
でも、その案内された正規修理店が遠くにあったりすると、億劫になって、ついついすぐ近くにある正規ではない修理店が目に付いたりします。
Apple の正規修理店とそうでない修理店。
いったい何が違うのか!?
Apple に認定されていない修理店(俗に言う非正規修理店)について、
そもそも法律違反でもなんでもなく、Appleに認定されていないというだけの話ですが、
具体的に何が違うのかというと、
正規修理店は、
・Apple から純正部品や交換用製品の供給を直接受けている。
・Apple から修理資格を取得したスタッフが修理をしている。
認定されていない修理店はもちろんこういったことはありません。
それだけに修理品質はピンからキリまであるようです。なので利用する際はその見極めが重要となります。
ヒドい場合は逆に壊してしまっていることもあったり…。
また、下記のような場合は、まずは正規修理を受けられる前提で修理を検討されたほうが良いと考えられます。
・メーカー保証の購入から1年以内。
・購入時に、「 Apple Care + (アップルケアプラス)」に加入していて、購入から延長保証期間(例えば iPhone なら2年)が終了していない。
・販売店さんの保証サービス(例えば、iPhone でソフトバンクの契約なら「あんしん保証パック」など)に加入している。
(※「あんしん保証パック」などでは、適用条件として正規修理を受けていることが前提としてあるため。)
あと、Mac などで販売店の延長保証に入られている場合、販売店から正規修理に出されるケースもあるため、販売店さんにご確認を。
でも、
認定されていない修理店でも利用する価値があるケースがあります。
Apple 製品の正規修理できる期間は、その製品(モデル)の販売から5〜6年と言われています。
なので、その期間が終了し正規修理が不可能となった製品については、このような修理店で修理が可能な場合があり利用価値が発生してくるわけです。
また、
特に iPhone などの場合、上記の保証がすべて適用外なっている状態で、正規修理店での修理金額が「高い!」と感じた時、
修理品質が高いが認定されていない修理店なら、正規修理より安く修理できる可能性があるかもしれないので一考の余地はありそうです。
最後に、
修理しなければいけなくなる前に、
日頃からデータのバックアップを(激しく)オススメいたします。
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