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サザンオールスターズ 「東京VICTORY」 =思い出す音楽 その99=

2022年11月27日 22時51分00秒 | 音楽

今回も公式の動画ですが、MVの方はなぜか他サイトでの再生が制限されておりましたので、「おいしい葡萄の旅ライブ -at DOME & 日本武道館-」のDOMEのライブの動画になります。
良いですね、楽しそうです。


今回もサザンオールスターズで「東京VICTORY(ヴィクトリー)」です。
リリースが2014年9月で、リリースすることが同時発表されたアルバム「葡萄(ぶどう)」の9曲目に収録されています。
TBS系列「2014 アジア大会&世界バレー」の番組テーマソング、他にも三井住友銀行やSUBARUのCMに使用されて、さらに「2018 アジア大会&世界バレー」に再度使用され、同じくTBS系列のスポーツ情報番組その名も『東京VICTORY』テーマソングに使用されて、東京オリンピック・東京パラリンピックが終わる2021年9月まで番組はやっていました。
そのせいか、非常によく覚えている曲で、よく思い出す音楽です。


曲調や歌詞など内容的にもよく練られた曲で、基本的に東京オリンピックを意識しているものの、東日本大震災後の福島や自身が長年収録に利用しているビクターの所在地である千駄ヶ谷(僕も住んでいた場所です)の風景がオリンピックによってどのように変わるのか?など、いろいろな意味がこめられています。
最近はニュースで東京オリンピックに関わる汚職のニュースも取りざたされていますが、桑田さんおよびサザンオールスターズの日本に対する熱い情熱は純粋に受け止めておきたいですし、それがまた救いのようにも思えます。

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ところで、桑田佳祐さんのベストアルバムがリリースされましたぁぁぁぁぁ~!!
(僕も買いました。)

 
 
 
 
 
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統一教会とオウム真理教。

2022年11月27日 15時21分21秒 | 藤原新也
すでにご存じの方もいるのかもしれませんが、僕は知らなかったので少々頭が混乱しました。

藤原新也さんのポッドキャスト。
参考程度でも良いので聴いてみてください。

途中出てきている、藤原新也さんが麻原彰晃(本名・松本智津夫)の兄・松本満弘氏のもとを訪問されている話は2006年に刊行されている「黄泉の犬」にも書かれています。
 
それにしても、このようなかたちで統一教会とオウム真理教が結びつくとは思いもしませんでした。
統一教会の問題はもちろん、オウム真理教の問題も、まだまだ根が深く終わってはいないんだな、と思いました。
そして、ポッドキャストの最後にも藤原さんが仰られていますが、オウム真理教の問題も今一度掘り起こして統一教会の問題も合わせて、正面から向き合って解決していかないとこの国は本当にとんでもないことになる可能性があると僕も強く感じるのです。

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※お知らせ:先日より当ブログでは、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」をその旧称に基づいて「統一会」ではなく「統一会」としてきましたが、有田芳生さんの著書「統一教会とは何か」にもありますように「統一教会」との表記が一般化しておりますので、今後、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」の表記を「統一教会」と統一します。また同時に「旧」の表記を省きます。
ご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
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統一教会側を救済する法律を作れとは誰も言っていない。

2022年11月26日 23時59分59秒 | 政治
まぁ、そんなことになるだろうという気はしていました。
先月、「質問権」行使から「解散命令請求」に至るかどうかについて書いた記事でも、結局、「解散命令請求」を出す気があるのか?時間稼ぎではないのか?という旨の記事を書きましたが、その「解散命令」とセットで初めて統一教会のような反社会的集団に対して効力を発揮し意味がある「被害者救済法案」でも、結局、抜け道だらけの「ザル」法案になりそうな状況らしく、寒くなってきているのに、それとは別の「悪寒」を感じそうです。

どこかのSNSで、「むしろ、統一教会を救済している」と揶揄しているのを見て今回のタイトルにもさせていただいたのですが、本質的にそう言われても仕方ないような状況です。

4党(自民党、公明党、立憲民主党、日本維新の会)協議などもやりそれなりの時間も割いていたのに、出てきたものは「使えない」シロモノで、この4党協議とは別枠で、3党(自民党、公明党、国民民主党)協議というのもあり、野党なのに4党から外された国民民主党との思惑と「野党の意見も取り入れた」としたい政府・与党の思惑が一致してできた3党協議ということらしく、もはや、ちゃんとした法律を作ることにやる気のないところをどこまでも露呈している状態で、この一連の「統一教会問題」の今後の展開に悪い予測しかつかず、本当に思いやられてしまいます。

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※お知らせ:先日より当ブログでは、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」をその旧称に基づいて「統一会」ではなく「統一会」としてきましたが、有田芳生さんの著書「統一教会とは何か」にもありますように「統一教会」との表記が一般化しておりますので、今後、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」の表記を「統一教会」と統一します。また同時に「旧」の表記を省きます。
ご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
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ドイツ戦勝利に貢献したのは、どいつ?

2022年11月24日 23時58分18秒 | ニュース
◆昨日は更新するつもりはなかったのですが、ひとつ書き忘れていたネタを思い出したので、それを更新しました。

◆ところが、SNS周りではやはりサッカーワールドカップの日本戦で盛り上がっており、ついついテレビをつけていまいました。

◆そもそも僕はここ数年のサッカー日本代表の取り扱われ方に疑問を持っていて、その部分ではセルジオ越後さんの「ちゃんとサッカーしなさい」的な考え方に近いところがあります。

◆なので、あまりテレビで観戦する気はなかったのですが、観てしまいました。

◆見始めたのが、後半の途中から。

◆するとどうでしょう。観ているうちに堂安選手が同点にし、浅野選手が逆転させてるではないですか。

◆それでも、いやいやまだわからん。まだ終わってない。また入れられるんや。

◆と、思っていたら、そのまま試合は終わってしまいました。

◆「勝っちゃった。」

◆いや、「勝った」のです。「勝っちゃった」のではなくドイツ相手に紛れもなく「勝った」のです。

◆いつぞやの某殺虫剤メーカーのCMの時の長澤まさみさんバリに「勝った」のです。

◆長友選手も同じようなことを仰っていました。

◆そして、堂安選手も「まだ歴史が変わったわけじゃない。」とキッパリ。

◆もう気持ちを切り替えているようです。良いことだと思います。

◆そういえば、僕が見る限り今回の日本代表選手に「僕たちのサッカーができれば…」みたいなことを言う人がいない。

◆以前、僕は「僕たちのサッカーができれば…」っとマスコミに選手が連呼する状態の時に「僕たちのサッカーじゃないサッカーを自分たちのものにしてほしい。」みたいなことをエラソーに書いたことがあります。

◆でも今は違いますね。

◆堂安選手の試合後のインタビューの言葉「『俺が決める』という気持ちで、『俺しかいない』と思っていた」

◆この言葉。確固たる自信を持っていたように感じますが、それだけではなく冷静に自分の役割を理解していたようにも感じられます。

◆冷静、冷静です。

◆森保監督が「でも、一喜一憂するな」と言っていましたが、今、有頂天になるなということですね。

◆僕は瀬戸内寂聴さんの言葉を思い出しました。

◆「良い時に有頂天にならない。悪い時に絶望しない。」

◆サッカーは団体競技です。

◆今回の勝利は選手も監督もほかのスタッフもサポーターの皆様も非常に集中していたということでしょう。

◆その集中力が勝利を生んだとすれば、

◆このドイツ戦勝利に貢献したのは、関わった人たち、みんな、ということでしょう!!

◆ほかのことも書こうとしていたのに、サッカーのことだけになってしまいましたw
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オーケー関西進出でも、OKできない関西の買い物事情。

2022年11月23日 23時59分59秒 | 社会・経済
先月、このニュースを聞いて出店場所を調べて、書くのを忘れていた件です。

関西進出と聞いて喜ばしいことだと思ったのですが、出店場所を調べてみると、ガッカリでした。

というのは、この状態に陥っていない方にはぜんぜんわからないことだと思うのですが、大阪も近年ところどころで近くに食品スーパーが「1店だけ」もしくは「ない」というところが出てきています。

僕の家周辺もそうなので、なかなか困っています。
自転車でかなり時間のかかるところまで行き買っています。
「1店だけ」あるのにはあるのですが、そこは店舗が小さすぎてほしいものがなかったり気が利いた品ぞろえではないのです。
なかなか困っています。一種の「買い物難民」です。

今回出店場所を調べると、すでに近くに「ライフ」、「万代」、「スーパーマルハチ」があるところで「激戦区」とも記事に書かれていて、なぜわざわざそんなところに出店するのか、「買い物難民」としての僕には疑問です。
普通このような出店をするときには「市場調査」みたいなことをするように聞いていますが、わざわざこのような場所に出店するのは地元スーパーに対する対抗心なのでしょうか?

まぁ、毎回毎回このような出店をするわけではないでしょうが、ライバル店、同業他社が周辺に少ないところにも当然出店していただけることを期待したいですね。

(サッカーワールドカップ日本vs.ドイツ戦観戦の影響で予定していた更新時間より遅れましたことをご了承ください。)

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サザンオールスターズ 「ピースとハイライト」 =思い出す音楽 その98=

2022年11月20日 21時33分33秒 | 音楽

今回も公式の動画です。
何かご紹介するのにも安心感があります。
やっぱり良いですね、公式の動画。


さて、今回もサザンオールスターズで「ピースとハイライト」です。
リリースが2013年8月で、その約2年後の2015年3月にリリースされたアルバム「葡萄(ぶどう)」の5曲目に収録されています。
この曲は前回で取り上げた「I AM YOUR SINGER」のリリース、「真夏の大感謝祭」ライブの後、その翌年から無期限活動休止に入り、5年経過した後の活動休止明けにリリースされた曲であり、その5年の間に東日本大震災があり、それに伴う原発事故により、世の中の雰囲気が何か決定的に変わった後でちょうど世の中では「ヘイトスピーチ」というものが社会問題となっていた時期でした。
世界でもアメリカと中国、ロシア、アラブ諸国等、様々な対立の構図が目立ち始めていたわけで、そういったいろいろな対立の構図をひっくるめてテーマに据えて制作した曲と言えるでしょう。

それにしても、この曲のタイトルを初めて聞いた時「うまいなぁ」と思いました。タバコの銘柄で世の中のイデオロギーをたとえているわけですからなかなかできたタイトルです。
そして、サザンオールスターズがこのような社会的なテーマをちゃんと扱えること自体がちゃんとしたアーティスト・芸術家であることの証左でありビックネームたる所以であり、そのことを明確に表しているのがこの曲・作品であると言えるでしょう。
そのようなことの上に何よりも訴求したかったのは、「私は日本を愛する者ですし、平和を願う者として、“希望の苗を植えていこうよ、地上に愛を植えていこうよ”というメッセージをお伝えしたい。」(Wikipediaより) でしょう。
本当に表現の世界が大きいのです。

とかく世の中には「音楽に政治を持ちこむな」などど仰り、作品に社会性などを含むことを嫌う人もいるようですが、僕はある程度の社会性・社会的なこと、社会風刺、訴求がなければ「芸術」ではないと思っています。
昔から世界でも日本でも芸術はその時の為政者に対する皮肉・風刺から出てきているわけで、お上を風刺して共感を得て笑いを取るというようなことは日本でも落語などの演芸で行われてきていることです。そのようなことを徹底的に排除された作品はただの「自慰」であり「オナニー」と思っています。
っと、熱くなってしまいましたが、「都合のいい解釈」だったでしょうか?

そこまで熱くなってしまうぐらい僕のこの曲の評価は高いのです。というか、僕はサザンがこのような曲を制作し歌ってくれたことがとても嬉しかったです。
サザンオールスターズ・桑田佳祐さんの曲は非常に多いですが、この曲は僕の中では必ず上位にくる曲でしょう。
そういえば、こんな「替え歌」もやっていましたね。

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ところで、桑田佳祐さんのベストアルバムのリリース直前!!

 
 
 
 
 
僕も買います。
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川崎レナさんという、すごい高校生。

2022年11月19日 23時11分11秒 | ニュース

もう、彼女のスピーチを聞いた時に、「17歳にこう言われたということは、日本、終わってるな」と思ってしまいました。
しかし、その後思い直して「いや、このような17歳がいるということは、日本の未来はあるな」と。
同時に日本の大人の一人として非常に申し訳なく、そして恥ずかしい気持ちになったのは言うまでもありません。

差別発言や議会で居眠りをする議員、それらの議員を選挙で選んでいるのはそれらの議員に入れた有権者であり、僕ら大人の人々です。
そういう意味において恥ずかしいのです。

川崎レナさんは、14歳で国際的なNGOの日本支部を立ち上げたとのこと。
スピーチでは「私たちはいつまで待てばいいでしょうか」と仰っていますが、すでに彼女は待たずに動いていて記事にもありますように「学校と地域の政治家を、直接バーチャル会議でつなぎ、子どもたちが政治に積極的に参加できるようにするなど、若者の政治や社会参加を促進してきた。」ということで、この活動が評価されて今回の受賞に至っているそうです。

ネットで調べさせていただいたところ、彼女の通う高校は「関西学院大阪インターナショナルスクール(OIS)」のようで、もうすでに国際的な環境で教育を受けているということですね。

一部では「普通の環境で育っていない」などというような今回のことと何の関係もない僻みのようなこと書いているウェブページも見受けられるようですが、彼女は彼女の努力をやってこられたわけで今回のことはその結果のひとつなのですから素晴らしいことには変わりないはずです。

それにしても、ときどき大阪からずば抜けて凄い人が出てきます。いや関西からと言ったほうが良いでしょうか。
それは関西が厳しく人と人の間でもまれて育っていく環境・土壌があるからではないか?そして、その中を勝ち抜いてきた者たちがずば抜けた凄さを持って出てくるのではないか?と思うのです。
彼女のスピーチの動画を観ていても「あふれ出てくる自信」が余すところなく感じられます。

どちらにしても、頼もしい若者が出てきたことを感じ少し安心しました。
そして彼女は「日本の行政に携わっていきたい」とのことですから、大人の皆様、これからでも選挙の時はちゃんとした候補者に投票しましょうね!!
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サザンオールスターズ 「I AM YOUR SINGER」 =思い出す音楽 その97=

2022年11月13日 21時30分30秒 | 音楽

YouTube上でのサザンオールスターズの動画はこのあたりの時期に発売された曲から公式の動画が多いようで、今回の動画も公式です。
公式であればアーティストの意向も正確に反映されていると判断ができますので、動画選定に迷いがありません。ありがとうございます。
やっぱり公式が良いです。


さて、もうすぐこのシリーズ(連投)も100回目が近づいてきています。
100回目までの曲の選定が終わり順番も決めました。寸前までサザンオールスターズを続けます!皆様お付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。
で、今回もサザンオールスターズで「I AM YOUR SINGER」です。
リリースは2008年8月。ちょうど「真夏の大感謝祭」ライブの直前で某スポーツ紙が「サザン解散」の記事を出し「この夏で終わりなのか???」と一瞬思わせたその夏の8月でした。
アルバムに収録されたのは「HOTEL PACIFIC」と同様に2018年8月にリリースされた「海のOh, Yeah!!」でシングルリリースからちょうど10年後でした。

「I AM YOUR SINGER」のタイトルからも感じられるように、この曲はサザンオールスターズが30周年を迎えることができたことに、ファンやこれまで出逢えた全ての人に対する感謝の気持ちが込められた曲です。そのせいかそんなにおちゃらけていません。真面目に感謝していらっしゃいます。
そして、前回の記事でもすでに触れてしまっていますが、「真夏の大感謝祭」ライブには運良くチケットを譲ってもらえる機会があり、当時東京に住んでいた僕は「この機会を逃してはならない!!」と大阪に住んでいた妹を呼び寄せ一緒に行ってきました!
やはりファンのことを想っている、楽しませようとしている意志が強く感じられ誰もが楽しめる演出や工夫が随所に散りばめられていて非常に感動しました。
ライブの後、しばらくしてからこの「I AM YOUR SINGER」のCDは買っています。

僕がこの曲を好きで覚えている理由としては、上記のような思い出と曲自体がテクノロック的な要素がかなり盛り込まれていて、MVでもYAMAHAのTENORI-ONが出てきたり、桑田さんの声にボコーダーが入っていたりして、テクノ好きとしては非常に好みに合う曲だからです。

いずれにしても、今も続くサザンオールスターズもそのファンの皆様も凄いなぁ、と僕は思ってしまい同時に感謝したくなる想いにかられます。

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ところで、桑田佳祐さんのベストアルバムのリリースが迫ってきました!!

 
 
 
 
 
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安倍元首相銃撃事件から見えてくること。その10。

2022年11月12日 23時55分00秒 | 政治
こちらの連投、久しぶりとなってしまいました。
時間がなかったのもあるんですが、もう一つには日々新しい事実が明らかになってくるのに伴い、次々と局面が変わってくるので、その様子をしばらく観察し分析するのも理由になっていました。
とは言うものの、いい加減更新しないと僕が伝えたいことの本質もそのタイミングを逸してしまう懸念もありますので、このあたりで不完全な内容になるかもしれないですが、更新してみようと思います。

まず、前回の記事をアップした9月24日、前日にたまたま行われた統一協会の勅使河原秀行氏と福本修也弁護士の会見に「なんという記者会見なんだ!」と言わんばかりに怒りあるいは憤りを禁じ得ず、思わずこちらの記事を書いたわけですが、それをこの連載の「その9」にしたのは、もちろん関連した内容であるからですが、内容の進行としては前後関係がいったん切れたという風に思われてしまうかもしれません。
しかしながら、「その8」で統一協会の解散命令に触れていて、その次の「その9」で、丸ごとあの記者会見に触れたのは、単純にあのような内容の記者会見であれば「解散命令」を出されても仕方ないと言うふうに強く思ったからです。なので迷いなく「その9」にしました。

またその後、元2世信者の小川さゆりさんが記者会見をされた際にも会見の中止を要請してくるという言論の自由を侵害するような圧力をかけてきました。

さらに、10月20日の会見では、教会改革推進本部の本部長という肩書の勅使河原氏から語られる事柄の数々が教会の異常性を露呈させるような内容でした。

この会見後発売された「週刊文春」11月3日号は「自民党を恫喝する統一教会の“断末魔”」というタイトルで記事を書かれています。
この記事でも書かれていますが、これまでの一連の流れの中での統一教会の動きというものが、僕らから見れば非常に常識はずれで人の道から外れているようなことでも、統一教会自身にとっては非常にピンチであり、信仰の厚い信者からすれば迷いなく「宗教弾圧」と言えるものであり、経済的な部分で言えば、宗教法人法の「解散命令」を受けて宗教法人格が剥奪されたとすると、統一教会各施設の固定資産税などが免税されていた「特権」がなくなるわけで、それによって受ける経済的ダメージは統一教会の運営に大きな影響を及ぼすことは必至です。
ですので、この統一教会の動きというものはその「宗教弾圧」に対する「必死の抵抗」と言えます。
僕らからすれば、ただの「悪あがき」にしか見えませんが。

いずれにしてもこの統一教会の異常性がよくわかる出来事の数々です。
また法律的にも反社会的な活動が裁判所によって認定されており、以前から書いていますが「解散命令」が出てもおかしくないものと考えています。
しかし現在この件は「質問権」の話で終始しており、最終的に文化庁が「解散命令請求」を出すかどうかわかりません。
また文化庁が「解散命令請求」を出し、裁判所が「解散命令」を出したとしても統一教会の「万物復帰」の教えによって多額の献金請求などの活動も続けられてしまう懸念もあり、多額の献金への制限が議論されているところでもあります。

そのような異常な統一教会と政治の関係が安倍元首相銃撃事件以降問いただされているわけで、これまでにもこの連投やほかの記事でも触れてきているわけですが、あまりの政治への浸透具合にただただ驚いてしまうばかりです。
政治へのこの深い浸透具合に「解散命令請求」も出るかどうか疑問です。
先日のこちらの記事でも触れていますが、中央政界だけでなく地方政界にも深く浸透していることも明らかになってきており、この統一教会と政治との関係の問題は全国的な規模となって、日本の戦後最大の政治の問題として歴史に残る大きな汚点となるかもしれません。

この事態を政治家一人ひとりがどのように捉え、どのようにして有権者からの信頼を取り戻すのか?が連日マスコミでも取り上げられています。

先日、辞任した山際氏やこれまでの報道で統一教会と深く関係していた政治家が取り上げられ批判されています。また自民党の「自主点検」で名前が出た政治家以外にも深く濃く統一教会と関係していた政治家がいらっしゃり、中にはこれまでの報道でもあまり取り上げられていない政治家もいるわけです。

つまり戦後これまでにない大きな政治の問題でありながら、何とも思っていない政治家がいます。
ここまで書くと「誰?」と仰る方もいらっしゃるかと思いますが、もうこの件の報道を細かくチェックしておられる皆様はおわかりになられるので書きません。


僕はこれまでの統一教会関連問題の様々な情報をに触れるにつけ、これまで統一教会に対する「空白の30年」が一般的に言われ続けている「失われた30年」とほぼ重なることを思う時、この日本の国の衰退は、国民の生活水準の低下は、すべて統一教会によってもたらされてきたように考えることもできるのではないか?と思うようになりました。
ほかにも、地方議会での家庭教育支援条例の制定に関連する国際勝共連合の動きやG7諸国の中では特に日本だけが非常に立ち遅れている選択的夫婦別姓制度の問題や同性婚の問題など、今振り返ってみて統一教会が日本の政治に与えてきた影響を思う時、非常に怖さを感じざるを得ません。

しかし、その具体的な確証はなく、また最終的に政治家が政治的決断を下し政治を行っているわけであり、その責任は政治家にあります。
何か大きな影響・圧力があったとしてもその責任は最終的に政治家が負うことを考えれば、この統一教会が日本の政治にやってきたことを冷静に見極める必要があります。有田芳生さんも「過小評価も過大評価もやってはいけない」と仰っています。

そのように冷静に考えた時、僕ら有権者がこれからできることは、非常に愚直で地味ですが、「選挙の時に投票に行く」ことではないでしょうか。
これは有権者としての今回のことに対する反省点でもあると思うのですが、有権者の本当に一部ごくわずかな人々しか投票に行かないから一部の人が選ぶ候補者に票が集中する得票率となりその候補者が当選してしまう。
しかし、有権者のほとんどの人々が投票に行けば、このような一部の人の意向を持った票は影響されにくくなり、本来の意味での有権者の大多数の意向がちゃんと反映されるわけです。
「選挙」というものは元々そういうものであり、だからこそ棄権はしてはいけないのであり、以前から言われてきていることですが今の社会は有権者の責任でもあるのです。

選挙の時にちゃんと投票するために、有権者の一人としてちゃんとした候補者を選ぶ目をしっかりと持っていただくとよいのではないでしょうか。
今は政党の持つ意味合いが昔とは違っていると思っています。以前からこのブログでも書いていますが、所属・支持・支援されている政党だけで候補者を選ぶのではなく候補者個人一人ひとりを政治家としてみることが重要と思っています。
そのためにも、ご自身がお住いの選挙区、投票できる可能性のある政治家だけでもいいですから、普段から何をしているか?どんな主張を持っておられるか?すでに議員であれば、どんな政策を推し進め、どんな法律・条例や政策に賛成・反対しているか?を知っておくべきでしょう。
今はSNSもありますから、政治家自身からの発信を得ることができます。

「普段からそんなことをするのは面倒だ。」と仰る方もいらっしゃるかもしれません。しかし、日本国憲法第十二条にある、

「この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。」

この「国民の不断の努力」は、この普段から政治家を観ておくことも含まれているように思います。
要するに、「普段から不断の努力」です。(真面目に書いています。)

今回の件は日本国民・有権者一人ひとりが政治をどう考えるのか?が問われてきているようにも思います。
したがってさらに言えば、安倍元首相銃撃事件で容疑者から銃口を向けられたのは、最終的に国民・有権者一人ひとりではないのか?とも思えるのです。

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※お知らせ:先日より当ブログでは、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」をその旧称に基づいて「統一会」ではなく「統一会」としてきましたが、有田芳生さんの著書「統一教会とは何か」にもありますように「統一教会」との表記が一般化しておりますので、今後、旧「世界基督教統一神霊協会」、現「世界平和統一家庭連合」の表記を「統一教会」と統一します。また同時に「旧」の表記を省きます。
ご理解、ご了承のほど、よろしくお願い申し上げます。
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サザンオールスターズ 「HOTEL PACIFIC」 =思い出す音楽 その96=

2022年11月06日 21時31分41秒 | 音楽

「ちょっとだけよ~♥」
本当はライブの動画のほうが面白かったのでそちらにしたかったのですが、その時のライブに合わせて歌詞が(アドリブで?)変えられているのと、ライブ動画がいくつかあったのですが、どのライブ動画も甲乙つけがたいほど面白いので非常に選定に迷ったため、一時は「初の2本立て」も視野に入ったのですが、ここはシンプルに手堅くMVにしました。


さて、しぶとく今回もサザンオールスターズで「HOTEL PACIFIC(ホテル・パシフィック)」です。
リリースが、2000年7月で、当時 WOWOWの「サマーキャンペーン」CMに使用されました。 


アルバムに最初に収録されたのは「海のOh, Yeah!!」でシングルのリリースから2018年8月まで待つことになります。長い!

ちなみに、この曲のタイトルは実在していた「パシフィックホテル茅ヶ崎」からきており、当初は俳優の上原謙さんとそのご子息である加山雄三さんらが共同オーナーで運営されていたそうです。しかしその後ホテルを含めたリゾート施設は売却され1988年に完全に廃業。最終的にホテルの所有権はあの横井英樹氏に移り営業再開を目指したそうですが、バブル崩壊後の不況で断念、1998年秋まで廃墟として存在していましたが取り壊されたそうです。現地は現在高級マンションになっているそうです。 (ウィキペディアより)

そんな話がありながらも、このラテン歌謡ロックは本格的にダンスを取り入れたこともあってか、かなり盛り上がり元気がもらえる曲です。冒頭で書いたライブの動画もどれも観ているだけでこちらまでもが一緒に盛り上がってしまいます。
いつも思いますがサザンオールスターズはライブで観客を盛り上げるのがうまいですね。以前も書きましたが僕自身も横浜の日産スタジアムでの「真夏の大感謝祭 LIVE」には行きましたのでそれを体感しています。
有名な曲が多いということもあるでしょうが観客のことを想っている、楽しませようとしている意志が強く感じられ誰もが楽しめる演出や工夫が随所に散りばめられているように感じられました。

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ところで、桑田佳祐さんのベストアルバムのリリースが迫ってきました!!

 
 
 
 
 
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