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警察署からの電話こそ信じない。そう思わせた過去の出来事。

2025年03月22日 23時23分23秒 | 社会・経済
先週から新宿警察署(03-3346-0110)を騙るニセ電話が急増していることがテレビでもニュースとなっています

冒頭にリンクしたニュース記事によれば手口が確定されたわけではないですが、おそらくいわゆるIP電話の「スプーフィング(なりすまし)」機能を悪用しているとのことです。
人を騙すことにあの手この手ですが、その労力、正しいことに使いませんか?
ということで、もう発信者番号通知はアテにならないという認識でよろしいようです。
※冒頭にリンクしたニュース記事には、対処方法の考え方なども書かれていますので、ご参照を!


アテにならないと言えば…、ということで過去の出来事を。

まず、これは以前から持っている個人的な考えなのですが、警察が電話のみによって何らかの捜査や業務などをすることは結構少ない、極めてまれだと思っています。
交番の「巡回連絡(来月など異動直後が多い4月に各警察が力を入れられるそうです)」でも「巡回連絡カード」を各戸のポストに入れて回ったりしていますから、大概の場合、警察官の仕事の動きとしては電話よりも現場に来られるパターンがほとんどだと思うのです。

そう思っている中でかなり以前、某店舗の店長をやっていた時、ある警察署から店に電話がありました。
話を聞くと、店を利用したお客様が盗難事件に遭ったらしく、こちらの店で利用した時に提供した物が盗難された、とのことで、お客様が店を利用された日時、提供した物の詳細などを今この電話で聞かせてほしい、という電話だったのです。
話の内容もよく見えない部分がある中で、紛れもなく個人情報の提供を求められていたため、即座に(個人情報保護法に基づいた)店のマニュアルを思い出し、警察であっても警察手帳の提示がなければ個人情報の提供ができない旨、明確に伝えました。
そして、後日店にお伺いいただき、警察手帳の提示があれば応じます、と伝え電話を切りました。
しかし、その後日はありませんでした。警察は店に来ませんでした。
もしかすると僕が休みの日に来ていたかもしれませんが、店長だった僕にその旨が伝わらないことはないはずですし、警察のほうでその必要性がなくなったのかもしれません。
また、その電話自体も警察ではなかったのかもしれません。

いずれにしても、警察が電話をかけてくることはめずらしいことだと思います。
実際に上記の話が警察だったとしたら、それこそ警察が個人情報保護法を正しく理解していないことになりますし、仕事に手を抜いているということにもなります。また話の内容も被害者であるはずのお客様が本当に店に来たのか?日時まで確認するということも不自然に感じます。
この時の電話の発信番号も警察署にある電話の末尾でした。

このブログでは以前から個人的にいだいている警察についての違和感も書いてきていますが、この件も違和感をいだいた件のひとつです。
これ以降、警察からの電話はいろいろな意味で慎重に対応しなければならない、と思うようになりました。

※注:基本的に全国の警察官は誠実に本来の職務(治安の維持、善良な市民を守る等)に従事しているものと考えています。
以前にも書いた件(あいちトリエンナーレ2019の初動、行方不明者が出た時の初動)も含め、僕の書いている警察への違和感は事実に基づくことではありますが一部のイレギュラーな動きと信じつつ、警察全体が誠実に職務に当たる警察官にとって、善良な市民にとって、より良い組織としてあり続けることを願い書いております。その趣旨をご理解いただきますようお願い申し上げます。

関連リンク。========

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