神が宿るところ

古社寺、磐座、不思議・パワースポット、古代史など極私的な興味の対象を見に行く

千葉神社

2012-05-05 23:48:55 | 神社
千葉神社(ちばじんじゃ)。
場所:千葉市中央区院内1-16-1。JR「千葉」駅の東、約900m。国道126号線「千葉神社前」交差点の南西角。駐車場なし(近隣の有料駐車場利用)。
社伝によれば、千葉氏の祖である平良文は北辰妙見尊星王(妙見菩薩)を深く信仰し、一族の守護神としてきた。千葉氏3代平忠常(975?~1031年)により現在地に祀られ、その次男・覚算大僧正によって伽藍が整備された後、一条天皇の眼病平癒の勅願所とされたことから長保2年(1000年)に「北斗山 金剛授寺」の寺名を賜ったという。即ち、元々は寺院だったわけだが、いわゆる神仏混淆であり、それどころか、妙見信仰には道教、陰陽道などの影響も強い。妙見菩薩は、古代中国で天帝とみなされた北極星(及び北斗七星)を神格化したもので、星占いに象徴されるように、人の運命を司る神として信仰された。
当神社は、千葉氏一族のほか、千葉氏の支援を受けた源頼朝、安房国生まれの日蓮上人、関東に入部した徳川家康などから篤い信仰を受けた。特に、家康からは永代二百石を寄進され、 十万石の大名と同等の格式を賜ったという。江戸時代には、「北斗山 金剛授寺 尊光院」(家康の命により「妙見寺」とも称されていた。)という真言宗の寺院であったが、明治初年の神仏分離令によって祭神を天之御中主大神として「千葉神社」に改めた。現在も「妙見本宮 千葉神社」と称し、八方除の神様として信仰され、参拝客が絶えない。


千葉神社のHP


写真1:「千葉神社」東側の鳥居


写真2:正面の楼門型の分霊社「尊星殿」


写真3:社殿


写真4:境内の「亀岩」


写真5:千葉常胤の像。源頼朝を案内して、当神社(当時は寺だったが)を参拝させたという。当神社前にある公園の西端に「出世弁天」祠があるが、その横の方にある。何でこんなところに・・・。





コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 荒久古墳(千葉市中央区) | トップ | 老尾神社(下総国式内社・そ... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ねぇ (nene777ne@yahoo.co.jp)
2012-05-09 15:48:59
はじめまして!(o^-')o∠☆:゜*'ノヽ口― 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。.+†*:.。
返信する

コメントを投稿

神社」カテゴリの最新記事