Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

マルのじれんま 23

2020-05-09 11:35:56 | 日記
 ドクター・マルは、親しくなった地球人男性と約束した、何時もの落ち合う場所へとやって来ました。既に地球人男性、紫苑さんという苗字を持つ人間ですが、は、来ていました。Tシャツにジーンズという様なラフな格好をしています。

『これがとっちゃん坊屋というものだな。』

マルはそんな事を思いました。紫苑さんはもう初老の男性ですが、現役時代は大学の教授をしていたのです。彼が教えていた学生達に合わせて、気さくな面もある彼はこういったラフなスタイルでいる事も多かったものです。特にレジャーを楽しむ時は尚更でした。

 マルにしてみると、未だそういった実地の現場での経験からくる知識は皆無なのでした。実際、そう思った彼自身、地球上での彼の職業の衣装、白黒の僧衣など気込んでいます。また、手にはびくと竹製の釣竿を携えていました。今日は公園でフナやコイを釣るという事でしたから、船の地球上のデータを調べてこの格好にしたのでした。

 さて、やって来たマルのこの姿を見て、紫苑さんは呆気に取られた様子で片眉をしかめました。そこで歯に衣着せぬ物言いの紫苑さんは言いました。

「それで釣りをされるんですか?、商売道具でしょう、汚れませんか?。」

しかもマルの着こんでいる着物はピカピカの新品という具合なのですから、紫苑さんに限らず地球上の誰が見ても怪訝で怪しく思った事でしょう。また、マルはあれ寺の和尚さんを気取っていましたから、この贅沢さには紫苑さんも『彼は普段金が無い無いと言いながら、この様子では案外と裕福な寺なのだな。大口の檀家が有るのだろう。』と、踏んだりするのでした。



今日の思い出を振り返ってみる

2020-05-09 11:18:34 | 日記

親交 50

 しみじみとした気分で、とっぷりと日の暮れた頃に首を長くして彼を待つ祖父の元へと帰宅したミルは、玄関で彼を出迎える祖父ににっこりと笑って見せるのでした。懐かしくてつい時間の経つのを......

 今日は曇り空、雨になる予報です。気温も涼しい感じです。午前中は買い物に出かけて、気分がリフレッシュしました。
 昨日、出版社から在庫の文庫本を受け取りました。着払いなので、配達の方に支払う現金を探すのに手間取りました。家は内に現金あまり置いてないんです。おかげで家中バタバタしました。
 漸く母の古い財布から千円札を見つけ、ちゃっかり1枚失敬しました。これは2年半以上前のお金です、ウイルスは無しよです。小銭は現在の流通していた物ですが、この前頂いたのは1週間以上前でしょうか、多分こちらも安心です。
 私は以前聞いたのですが、宅配の方は一定時間中に配達を終えないといけないそうです。1件の配達にそうそう時間を掛けられないとか、待ち時間をかけて申し訳なく思いました。元気で頑張ってください。