Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

6月最終日曜日

2014-06-29 08:28:35 | 日記・エッセイ・コラム
 蚊が気になる季節になりました。
 
2、3日前から母に発疹ができて、虫刺されか何か毒虫にでも刺されたのかと案じていましたが、病院に行ったところ体内からの排出が原因との事だったようです
どうも食べ物に当たったようですね。
 
何が悪かったのかと思い当たるのがイカの煮物、小イカを多く丸ごとに煮込んで3、4日かけて食べていました。
 
母が自身だけで調理消化していたので、私は長く食べているなぁと傍で見ていただけでした。
 
煮物の味の劣化とか、母の体調変化に全然気づかずにいたわけです。
 
確かに、下ごしらえしなくてよいのかとか、目や内臓を取らなくてよいのかとか、そのまま煮込んでよいのかと母に忠告はしたのですが、結果がどうなるかは私に予想できない事でした。
 
そんな事したことが無いのですから。
母がこうなった結果を見ていると、丸ごと煮はいけなかったんですね。
 
しかも4日もかけて食べたというのが、輪をかけて悪かったのかもしれません。
皿に取り分けて食べるでもなく、器に箸を入れてそのまま食べては冷蔵庫へ戻す、そんな4日間でした。
また、調理した当日は一晩常温でテーブルに置かれたままになっていました。
 
翌日には食べ終えるのだろうと、そう思った私は干渉せずにそのまま母任せでしたが、
その後目の前で毎日のようにイカを食べている母に、ふと思うところありながら、自身の事で考えが一杯だったので見逃していたという毎日でした。
 
他にも思う事あり、あれやこれや日々考える事があったのです。
 
母だけを見ている、今や看ているに近い状態になりつつあったのですが、そういう訳にも行かない毎日でした。
 
今回本当に、放置すると食中りしかねない、もうしたようですが、状態にある事が分かりました。
 
何年前でしょうか、一時母の状態をおかしく感じ、
これは変という意味ですが、
福祉の方に相談したことがありました。
まだ、父も存命の頃、認知症ではありながら、二人で出歩いて散歩などしていた頃だと思います。
 
3、4か月の間見て頂いたところ、あの歳ならこんなものです、との診断でした。
 
それで、呆けたというより、耄碌したのだと私は解釈していました。本当に何年前の事でしょう。3、4年程も前の事でしょうか。
 
そんな母の最近は、記憶力も相当低下して、今言った事を何回か聞き直す、自分が言った事は忘れて何回も言う。言う事は今現在の事だけでなく、過去何十年か前に遡ってさえ言った覚えがないようです。
また、周囲との会話もかなり困難になって来ていて、解釈が合わない、的外れ、ついて行けない雰囲気が出てきました。
 
本当に、大丈夫でしょうか?
歳のせい?
安全や自身の事について判断できない傾向は元々あった人ですが、相当耄碌してきたのかしらと、神経内科の受診について緊急を感じます。
 
波があるのでしょうが、確実に老いが進んで行くのだと考えます。
 
私自身の事だけ考えたかったのですが、親や子、親類、知人、その他考えることが多い6月が終わります。