Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

紫陽花も

2014-06-20 12:54:04 | 日記・エッセイ・コラム
 庭の紫陽花も盛りを過ぎたように感じた今朝の事、母がいつもある場所とは違うところにガクアジサイが咲いているというので、不思議に思って仏壇に供えられたその花を見てみると、
確かに青いガクアジサイでした。
中心部が丸みを帯びてこんもり盛り上がっています。
元々家に植えてあった紫陽花もガクアジサイ、ヤマアジサイでした。
種が飛んだのかしらという私に、
母は紫陽花は挿し木でないと増えないというので、
それは
…家のアジサイはガクアジサイだからと、
種が出来るんじゃなかったかしら、と、言葉を濁しながら不明瞭に思いあぐねて、
検索してみるとやはり、ガクアジサイは実生が出来るんですね。
種が飛んで出来た物なら、もしかすると品種的に違った物かもしれません。
元々の物は中心部がそうこんもり丸みを帯びずに平たい感じでしたからね、
最近流行りの「平たい顔族」とでもいうべきガクアジサイでした。(笑い)
さて、最初は南方向からの日当たりが良かった紫陽花は、2、3年後に目の前にツツジが植えられ、それがよく育ち瞬く間に大きく伸びたため、日差しを遮られて迷惑そうでした。
せっかく美しかった七変化の色艶が良くなくなり、
場所も窮屈そうな環境になり、
見た目が可愛そうな感じになってしまいました。
今回新しい紫陽花が生えている場所は、
その後植えツツジの前、日差しの向う側です。
 
流石、紫陽花もやるものだと…感心しました。
種を飛ばして日当たりを子孫に確保したわけですね。 内心プッと吹きだしてしまいました。
元々のガクアジサイを植えたのは私です。
後植えツツジを植えたのは母。
そんな経緯からも、私が内心失笑した、そして微笑んだ理由が分かろうというものです。
母は単純に、植えてもいないのに新しい花が生えてきて、何だか得した気分で喜んでいるようです。