Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

立春

2013-02-04 14:53:28 | 日記・エッセイ・コラム
昨日は節分、今日は立春と、暦の上だけでなく刻々と春に近付いていますが、また雪の予報に寒さのぶり返しを感じます。
今日は、父の組織検査の結果を聞きに行ってきました。
やはり癌でした。末期になると痛みも出るのかなと思うのですが、今の所だるさを訴えるだけなので、現在の食欲の無さは仕方ないのかもしれないと思うのでした。
母としては入院させたいようですが、緊急患者の多い総合病院では、治る見込みが無く緊急を要しない父は、即入院とは行かないようです。
あまり長くない父のようですが、心の整理、気持ちの準備をしてその時に備えておく、というのが家族や親戚、知人の心得のようです。
準備と書くと父の死を待っているように受け取られそうで、私や家族、親戚知人も嫌な思いをしそうですが、現在はそれがベストなのかもしれません。
認知症があり、癌もある程度大きく食道にある。胃にも小さく丸い型で2箇所ほど癌がある。食堂の癌がリンパまで転移して6センチほどの腫れになっている。平均寿命を過ぎている。
抗がん剤や放射線療法はとれない、手術も出来ないのでこのままということでした。
何時まで持つかはっきりとは分かりませんが、春までもつかどうか、点滴も意味が無いそうです。段々弱りとか、その内寝付くことになるのでしょうか。
今はこのまま療養という事で、父の好きなように、食事も無理強いしないで過ごさせてあげるのがよいとのことでした。
今までと、特に変化は無い、そんな感じの毎日で日々が過ぎ、ある日訃報が届く、そう心得ておく父の終末なのでした。
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